さーちゃんの弟妹、こっちだよ♪

不妊治療で04年11月に長女“さーちゃん”が誕生。06年2人目も不妊治療で授かるが流産。今年ようやく治療で妊娠しました。

サクラ、チル・・・

2006-04-12 11:21:47 | 妊娠・3ヶ月

ここ関東地方の桜は満開の時期を過ぎ、すでに花びらが地面に散り始め、雪化粧したかのような雰囲気で、これまた違った意味の美しさです。

携帯メールでやり取りしている、親しい友人達には連絡しましたが・・・。

昨日は、2日早いけど4ヶ月検診でした。
先日取りに行った母子手帳を受付に出し、分娩予約金の一部を支払い手続きを済ませ、検診前に妊婦自身が行なう『採尿・血圧・体重測定・体脂肪測定』を全て終了させ、看護師による問診(血液採取)を受けて、さーちゃんを託児所に預けて、後は私の診察待ち状態でした。

名前を呼ばれて診察室に入ったのですが、お腹の赤ちゃんがまだ小さいと言う事もあって、お腹の上からのエコーではなく、「今日は下から診察しますね」と言われ、内診台に上がりました。
ところが、いつもの院長ではなく、違う先生だったんです。『私は院長診で予約していたはずなのに・・』と、ぼやきながら、『ま、赤ちゃんの成長が確認できればいいや』と思いなおし、モニターを見ていました。

先生が「赤ちゃん、縮こまってるね~。このサイズだと、やや小さめだけど、伸びれば通常通りの大きさになると思いますよ・・・」と。そして「心臓を見てみましょうね・・・」と言い、いろんな角度から探すのですが、なかなか動いてる様子が見て取れないのです。
すると先生が「○○君(先生)その辺にいる?」
看護師「今日は△△で、すでに出ていません」
先生「他の先生は?婦人科にいない?」
看護師、内線電話で確認後「今日は☆☆先生しかいないので、席を外せないそうです」
先生「じゃ、院長は?」

ちょっと尋常じゃない雰囲気に変わり、私の血圧も最高潮に上がっていた時に、看護師さんが院長を呼んで、その先生の変わりに私の事を診てくれました。

カーテン越しに院長が「・・・う~ん、○○さん、赤ちゃんの心臓止まってますね。」
私、不安的中で「あ、そうですか・・・」
院長「隣でお話しますね」

こんなやりとりがあり、隣の部屋に移りました。
この時、正直言って、何が何だか分からない状態で、涙も出ませんでした。
そして、私は昔から不安になると、全く関係ない事を考え出し『確か、凍結した受精卵が2個ある!でも、今日までの大変だった注射の日々を考えると、さーちゃん一人っ子でもいいかな?』と、死んじゃったお腹の赤ちゃんに対して、とても失礼な事ばかり頭に思い描いてました。

院長から、この胎児の大きさから言って、心臓が止まってから、すでに1~2週間経ってると言われました。その他、色々説明を受け、染色体異常なのか?その他の原因か分からないので堕胎した胎児を調べてもらう事になりました。
堕胎手術は今週金曜日14日に決まり、看護師さんから関係書類をもらい(手術承諾書その他)説明を受け、部屋をあとにしました。
(書類の病名の欄には、院長の字で「妊娠11週稽留流産」と記載されてました)
こんな日に限って、ロビーには小さな赤ちゃんが沢山いました。目にしちゃうと、半ば諦めかけた2人目が、無性に欲しくてたまらなくなりました。
その足でさーちゃんを託児所に引き取りに行き、彼女の無邪気な笑顔を見たら、一瞬こみ上げてくるものがあったのですが、不思議とおさまりましたね。
だって、さーちゃんの前で大泣きしたら、さーちゃんに対して・・さーちゃんと言う大事な娘が目の前にいるのに、その存在を無視しているかのようで、泣けませんでした。
悲しいのですが、さーちゃんを見てると、その悲しさがやわらぎます。

再びロビーに戻り、名前を呼ばれ会計へ行くと、受付の女性に「今日、手続きしていただいたのに残念でした。預かり金、今日返金しますか?次回にしますか?」と聞かれ、次回は堕胎手術の事もあったので、そのまま預けたままにして、金曜日に差額返金してもらう事にしました。
精算を済ませ、駐車場へ行き、車の中で中ちゃんに電話をしました。
この時、初めて大泣きしました。
中ちゃんから「運転が困難になったら、どこでもいいから車を止めて電車で帰れ」と言われましたが、「さーちゃんが横にいるんだよ。大丈夫だよ」と言って電話を切りました。
帰宅直後、中ちゃんからのメールで「無事帰宅したらメールしてくれ」と書いてあったので「今、到着ホヤホヤで二人ともまだ立った状態だよ」と返信したら、安心したようでした。

さーちゃんと昼食後、親しい友人達に携帯で流産した事を連絡しました。
幼なじみの親友が、すぐ自宅に電話をしてくれました。
「大丈夫?」と言われただけで、泣けちゃいました。
後にも先にも、今のところ泣いたのは、中ちゃんと親友からの電話だけです。

夕方、1番躊躇った母へ、メールで連絡しました。
案の定、母から返信はありません。妹にメールしたところ、予想とおり、母から妹へ流産のメールをしていて、一応知っている様子でした。
この日、中ちゃんの職場の上司が気遣って早退させてくれ、中ちゃんは既に帰宅してました。中ちゃんから「お母さんに直接電話してあげなよ」と言われ、夜電話しました。
「メール見た?」の問いに「ショックで返事が出来なかった」と半泣き声?だったので、こっちが泣きそうになりましたが堪えました。父もショックを受けていたようです。

未だに半信半疑状態でいます。
現実を認めようとすると悲しさも増すのですが、前にも述べたとおり、さーちゃんが目の前にいてくれることが、唯一の救いです。
一応、凍結胚(受精卵)が2個残っているので、再びチャレンジしたいのですが、大変だった連日注射の日々を思い出すと、考えちゃいますね・・・。

1月20日ごろから採卵の為の注射の日々から始まり、無事採卵にこぎつけ、移植をし、妊娠反応が出て、それからも妊娠継続の為、痛い注射の日々でここまできたのですが、私は2人目を甘くみていたのでしょうか?やはり年齢がネックなんでしょうか?
今後、もしも万が一、妊娠反応が出たとしても、喜んではいられないし、例え安定期までこぎつけたとしても、知人で21週で早産?死産?した人がいるので安心できません。お腹の赤ちゃんを無事生んで産声を聞くまでは、心から喜べないという事を、今回改めて再認識させられました。
はぁ~、だけど、こんな残念な結果になり、やはり、悲しいし自分を責めてしまいます。

次回の手術日か、その後の経過診察の日にかに、院長に凍結胚の事を相談したいと思います。あくまで相談で、当分はのんびりしたいと思います。

今まで励ましてくださった皆様方のご期待に応えることが出来ず、とても残念です。
そして、いつも温かい言葉をありがとうございました。

あ、最後に。
14日の堕胎手術(日帰り予定)は、中ちゃんが有休を取ってくれたので、安心しました。さーちゃんがいますからね。

このブログは、今後は更に不定期更新となりますが、なにかあった時はアップします。


母子手帳

2006-04-03 13:52:13 | 妊娠・3ヶ月

先日、検診の際に言われた『母子手帳』を、今日取りに行ってきました。

今日の天気は、強風ですが、晴れてて気持ちがいいので、歩いて行って来ました。あ、もちろん、さーちゃんも一緒なので、ベビーカー持参です!

申請書に記入して提出し、名前を呼ばれて受け取ったら、約2年前のさーちゃんの時と、デザインが変わってました。・・といっても、『いわさきちひろ』でしたが!

初めて母子手帳を手にした時より、若干感動は薄れてましたが、でも、やはり嬉しいし感動しました。

今、お腹にいる子は、男の子かな?女の子かな?なんてワクワクしながら、母子手帳をペラペラめくってました。
ま、性別はどちらでもいいのですが、今回のツワリが軽かったので、ひょっとしたら1人目の時と同じ同姓かな???って思ってます。

以前のブログにも書きましたが、これからは、体重等を記入しなくてはならないので、きちんと体調管理をしなくてはならないですね・・・。

相変らず、パン大好きっ子のみーやんです。


出血(涙)。。。

2006-03-31 12:29:15 | 妊娠・3ヶ月

昨日、ちょうど10週目にはいりました。
ところが、夕方トイレに行くと、出血・・・。
愕然としました。量的には少ないものの、血の色がなんです。(ちなみに、血の色はとても重要なのです)
ショーツ(おりものシート)には付いていなかったのですが、ティッシュで拭くと、真っ赤な血が付くんです。

さーちゃんの時、9週目で大量出血をして、1週間寝たきり生活を強いられました。
その後も、何度も出血は続き、夜中に病院へ電話したり、時間外診察で診てもらったり、入院したり・・で、結局、4ヶ月まで、出血に悩まされました。ところが、5ヶ月になると、今までの出血が嘘かのようにピタッと止まり、順調に妊婦期間を過ごし、無事安産にてさーちゃんを出産しました。
『あの、出血は何だったんだろう?もし、二人目で出血しても、その時は動じないぞー!』と思っていたものの、実際、真っ赤な出血を目の当たりにすると、ダメですわ・・・。かなり動揺し、中ちゃんにまでメールしてしまう始末、、、
でも、心を落ち着かせ、病院へ電話をしました。
助産師さんが出てきてくれ、現状を話したところ、自宅から病院まで遠いので、下手に病院へ来て悪化しても困るので、今の現状なら、それ程、出血の量も多くないみたいなので、家で安静に過ごして下さい・・と言われ、悪化した場合(腹痛・出血量増加)はすぐに電話してくださいと言われました。
電話で話したら、大分楽になりました・・・。とは言っても、一晩たった今も、少量ですが、未だに赤い血がティッシュに付く状態で、ちょっとドキドキしています。
でも、腹痛もないし、量も少ないからそのうち治まると思うんですよね・・・。

二人目の妊娠って、本当に大変だなぁ~と思いました。
安静って言われても、出来ないですよ実際は。ご飯の支度やら、オムツ替えやら、グズグズされたら抱っこだし・・・。
さーちゃんは私のお腹に赤ちゃんがいるって事を分かってないので、私が座っていると、お腹めがけてダイブしてきます。もう、怖くてヒヤヒヤです。そんな時は、毎回「さーちゃん、お母さんのお腹に赤ちゃんいるから、いい子いい子してね」と言うと、自分の頭か私の頭をなでなでしちゃうんですわ・・・。
私のお腹が目立つ頃、さーちゃんも少しは成長して、理解出来るようになるかな???

こんな状態なので、今晩の夕飯の買い物をどうしようか悩み続けてます。中ちゃんには、近所の弁当屋さんで許してもらおうかな・・・。


体の変化

2006-03-28 14:44:14 | 妊娠・3ヶ月

現在9週目の私ですが、既に体に変化が訪れだしてます(笑)。
前回さーちゃんを身ごもった時もそうで、当時、かなり気にしました。
それは、体毛が濃くなった事。しかも、お腹だけ・・・。
なんで、お腹だけ濃くなるんだろう???
さーちゃんの時の検診は、お腹を出して、ゼリーを塗ってエコーで検診していたんだけど、その濃くなった腹毛がゼリーのせいで余計に濃く見えるんです。
そりゃ、恥ずかしかった・・・。

こんな早い時期から、濃くなっていたかな~?

あと、若干、お腹がふくらみ始めました。洋服を着てしまうと、全く分かりませんが、裸になると自分では分かります。他所様が見たら、ただの肉付きがいい下っ腹ですが・・・。

それと、胸が大きくなりました!って、言っても少しだけ・・・
カップがワンサイズアップした程度。
これからもっと大きくなってくれると嬉しいんだけど、どうかな?今度は、なるべく母乳で育てたいからね。

そんな感じの体の変化です。


婦人科卒業&予定日確定

2006-03-24 12:18:50 | 妊娠・3ヶ月

やっとパソコンの前に座れましたが、いつ娘が起きるか分からないので、ヒヤヒヤしながらの時間との勝負です。

一昨日、22日(水)は検診日でした。
胎児は、21.8ミリまで成長してました。心臓もピクピクと動いてました。院長から「順調ですよ」とお言葉を頂き、更に安心しました。
そして、「この様子なら、次回は・・・3週間後でもいいかな。母子手帳を持って来てください」と言われ、『ついにこの日が来た~♪』と嬉しくなりました。

私の通っている病院では、12週(4ヶ月)の検診まで、母子手帳はいらないんです。
そして、『次回、母子手帳を持ってきてください』と言われると、出産予定日までの検診一覧表をもらえます。

そんな訳で、この日をもって、婦人科を卒業し、次回12週検診から産科で、やっと妊婦扱いになります。(・・って、今も、きちんと妊婦扱いされてますが!)

あと、私はIVFで授かったので、どうやら妊娠週や日の数え方が、最終生理初日を0日とするのではなく、採卵した日か、ET(移植)した日が関係してくるようで、その計算方法で出産予定日は10月26日に決まりました。
そして、12週検診日は4月13日なのですが、院長診の都合上、2日前倒しで11日となりました。実際は11週ですね。院長も少し不安に思ったのか、看護師さんに「少しくらい早い検診でもいいよね?」なんて聞いてました。そんなお茶目な様子をみて、ちょっと笑ってしまいました。

これからの検診は、体重や体脂肪も測らなくてはならないので、今からドキドキです。
さーちゃんの時の母子手帳を見たら、12週の時点で、体重が3.5キロ減でした。
今は???  現状のまま、増減なしです。やば~い。確実に太れない(悲)。
あと、12週の時に栄養相談を行ないます。管理栄養士さんから、食事指導や、臨月までの体重増ラインを計算してもらいます。
前回、8キロまでなら太っていいといわれましたが、これはあくまで目安で、それ以下に抑えるのは構わないと言われました。
さーちゃんの時は、妊娠前と臨月時の体重が増減0だったので、よかったんですが、これはあくまでも初期のツワリで減ったせいで、なんとか抑えられたんだよね。だって、実際はツワリが終わってから太ったから・・・。
なので今回ヤバそうなんです。
しかも、体脂肪も測らなくてはならないなんて・・・。超・厳しい(涙)。。。

ようやくここまでたどり着けました。
出産するまで安心はできませんが、ここまでこられたのも、皆様方の暖かいお言葉のおかげです。本当にありがとうございました。
前回、10週で大出血をした経緯があるので、引き続き、無理せずがんばっていきたいと思います。

追伸:相変らず、パン超大好きっ子です。これじゃ、痩せられないわ・・・。

 


偏食、パン生活

2006-03-17 14:09:24 | 妊娠・3ヶ月

注射での通院生活が終了したとたん、体調がイマイチで参ってます。
緊張感が取れたからかな?
ま、イマイチ程度なので、「軽いツワリ」ですが・・・

さーちゃんの時は、妊娠5週目からツワリが始り、ピークはその頃の2ヶ月~3ヶ月の半ばくらいまでかな?
その間に、体重が3~4kg落ちました。

ところが今は・・・

今まで(通院中)、朝晩の気持ち悪さ・気だるさはあったものの、食欲不振に陥るほどでもなく、その時々、自分が食べたいものを作って食べてました。
例えば、親子丼やカルビ丼・・・。
だけど、最後の通院週間頃(7週頃かな)から、食べ物に偏食が出始め、今ではかなりひどい食生活です。
とてもじゃないけど、親子丼やらカルビ丼なんて、想像するだけで「おぇ~~~」です(汚い話でごめんなさい)。
ご飯系(酢飯は別♪)がどうやら苦手になりはじめました。

今は、パンならOKなんです。
元々、パンは大好きでしたが、この何日かで、超が付くくらい大好きになり(笑)、今はパン以外考えられません。食パンや、菓子パン、パン屋さんの調理パンなら殆どOKなので、そんなものばかり食べてます。
サラダ等も食べられるけど、近頃はドレッシングがイマイチで、ちょっと敬遠気味?
でも、さーちゃんの時も今も大丈夫なのが「トマト」。トマトオンリーなら食べられるんだよね・・・。

そんな、かなりの偏食生活・高カロリーなので、食欲がイマイチでも、体重はちっとも減ってません。ま、あまり落としたいとも思わないれど・・・(前回、それでリバウンドしたので・・)。でも、ある程度減ってないと、今回もリバウンドする可能性大だわ(涙)。
こんな食生活してていいのかな?いいわけないか!
そのせいか?どうか、昨日の夕方、あまりにだるく、横になったら起きられないほどまでになってしまいました。「ひょっとして?」と思い、血圧計で測ったら、案の定、上が84下が64でしたね。大体、調子が悪い時って、低血圧なんだよね・・・。それは、さーちゃんがお腹にいた時からそうでした。
今回もこの低血圧に悩まされそうだわ・・・
低血圧気味になると、起きるのがつらいんだけど、我が家には1歳3ヶ月のやんちゃでわがまま娘がいるので、おちおち寝てもいられません。
中ちゃん曰く、「きちんと栄養取らないから血圧も低くなっちゃうんだよ」と。
「そんなの分かっているけど、食べれないんだもん、パン以外は」と言い返しちゃいましたよ(笑)。

さーちゃんの時同様、今回も軽いツワリですが、あまりに偏食が過ぎるので、今からきちんと体重管理をしないと、ヤバい事になりそうです・・・。
夏場の低血圧は、妊婦には大打撃です(悲)。