みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

児童文学の賞とえんために応募

2006-04-08 | 新人賞
 新作を次々に書いてどんどん新人賞に応募するというのが理想なのだろうが、取りかかっている作品が思っていたより遥かに長くなってしまい、新作を量産できない状況にある。そこで応募は、過去に他賞で落ちた作品、ストックからということになってしまうが、少し目先を変えてみることにした。
 MF文庫Jの評価シートの中で、自分の作品は「むしろ児童文学」ではないかと指摘され、作品を読んでくれた人の中からも同じような感想をいただいた。そこで過去にライトノベルや一般エンタメの賞で落選した二作品を、講談社児童文学新人賞と、絵本・児童文学研究センターの児童文学ファンタジー大賞に応募してみた。純文学から、ライトノベル、児童文学まで本当に節操なく応募していると思う。児童文学に専念してがんばっている人にたやすく勝てるとも思えないが、どのジャンルが自分の書くものを一番受け入れてくれそうなのか、自分でもわからないのだから仕方がない。とにかくだして、結果を見て判断するしかない。
 もう一作品、まだ落選が納得できていない去年書いた自信のある作品を、ライトノベルの主要レーベルのひとつで去年一次に通っている、エンターブレインえんため大賞(ファミ通文庫)に応募した。ここでもだめなら、自分ではわかっていない致命的な欠点がやはりあるということだろう。一から考え直さなくてはいけない。さすがに今回は期待に満ちてということはなく、半信半疑で結果発表を待とうと思う。