みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

えんため二次通過ならず

2005-06-21 | 新人賞
 エンターブレインえんため大賞(ファミ通文庫)の二次選考結果が発表された。103名から16名への絞りこみを通過することはできなかった。
 落選は数多く経験している。それだけにそんなに自信を持つこともできない。だが一次なりでも通過していると、やはり期待を抱いてしまう。このまま最終まですべりこんで、期待賞あたりでもいいからなんとか出版されれば……などと。それだけに、単に一次で落とされるよりもダメージは大きくなる。
 純文学系などだと、一次発表前に連絡がなければ落選が確定しているので、たとえ一次通過していても期待はまったく抱かない。えんためや、集英社のスーパーダッシュなど、一次や二次をWebで早く発表して期待を持たせる賞で途中で落ちると、相当な傷を負うことになる。それでもリアルタイムにWebで結果を発表してくれるというのは、投稿する側からすると評価シートを返してくれるのと同じぐらいありがたいので、ぜひとも続けてほしいとは思う。そのスーパーダッシュは、今年から評価表もくれるらしい。本命にしたいと思う。
 小説執筆中ならまだショックは書くことで吸収されるが、すでに新作は推敲に入っているので、それほど吸収してくれない。何かこのまま一次、二次通過あたりをうろうろして、一生終わってしまうのではないかという、実に現実味のある展開も見えてきたりして、かなり鬱な気分になる。もう数日すれば、自信作が酷評された評価シートも、MF文庫Jから帰ってくる。立ち直れるだろうか?
 だが、うだうだいって落ちこんでいる暇はない。とにかくいまはコバルト・ノベル大賞向け新作の推敲を終わらせなくては。