いろいろ思うこと

地震、津波、停電と続きテレビでリアルタイムで流れるニュースは昨年の奄美大島の洪水と比べると目を覆いたくなるような光景ばかり、更に原発事故、寒さが追い打ちをかけ被害は広がるばかり、被災された皆様はさぞかし苦労されていると思います。

現在社会は電気なしではとても生活出来ない状態です。経験からいうと奄美の豪雨災害で停電し、苦痛を強いられました。電気が止まるとポンプが回らなくなり水道も止まる、結果としてトイレも使用できない。ガソリンスタンドのポンプも止まり給油もできない、電話も通じなくなり情報を発信できない、全くお手上げな状態でした。

家を流され、家族、知人の安否もわからない、応援物資も届かない。現在の被災地は奄美以上の災害でしょう。今出来ることは、これ以上被害が広がらないように祈るしかない。心からお見舞い申し上げます。

ヒゲダンス？アマミシジュウカラ

庭に散髪した後の髪の毛を捨てていたらシジュウカラがやってきた。何をするか見ていたら髪の毛を嘴でくわえていた。どうやら髪の毛を巣材として利用するらしい。その姿を見たらシジュウカラの羽色が燕尾服と重なってヒゲダンスを思い出してしまった。因みに僕は髪型は丸刈り、自分でバリカンで刈っています。

アマミシジュウカラ　シジュウカラ亜種

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ヒリュウシダの芽を食べてみた！！！

平凡社刊　「日本の野生植物ーシダ」岩槻邦男著、その他の図鑑によるとヒリュウシダは食べられるとなっていました。そこで食べることにしたが、弱ったことに、その調理方法はというと知らないのである。ワラビやゼンマイ等は全国各地で食用にされていていろいろな料理がインターネットで検索できる。しかし、ヒリュウシダとなると全く無い。そこでまず初めに仲間に試食させることにする・・・どうやら毒はないらしい（＾＾）。料理することにした。

ヒリュウシダのゼンマイ型の芽、まるでヤスデのようで、鱗片（毛）がついていてあまり食欲はそそらない。大きいのは直径４㎝もあります。

湯がいて少し水で晒しながら鱗片と葉を取ったらカタツムリの殻のようです。

味付け：鰹節出汁で煮て醤油で味付　口に入れると滑りがありほんのわずかなエグミの野の味、御馳走様。

ヒリュウシダは春先の新芽が美しく鑑賞して良し 、食べてよし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　行って戻るだけ、応援よろしく

樹の幹や岩の上に生えるナンカクラン

ランとつくがランではない。マツバランと同じようにシダである。

普段見かけるのは上の写真のような小さな個体ばかりだが、今日、見たのは３０cm以上に及ぶ個体でした。これぐらい成長するには数年かかるだろう。最初見たときはヨウラクヒバかと思うぐらいで思わず喜んだがガッカリ、こういう着生する植物も森林伐採等で少なくなってきているのが現状です。

他にはマメヅタやタマシダも着生していました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

シダらしからぬシダ ハマハナヤスリ

シダと聞くとギザギザ葉っぱを思い浮かべるが、このシダは栄養葉が普通の植物の葉のように見える。胞子嚢穂をヤスリに見立ててハマハナヤスリ、ハマハナヤスリは葉が細くネクタイ型。