カンアオイの仲間は趣味家が多く、山野草専門店では取り扱う量の多い植物です。よって盗掘が絶えない。貴重な種がどんどん盗掘されているわけだ。先月も徳之島でランなどの貴重種が盗掘され2名逮捕されていた。いずれも島外者、盗掘者は当然逮捕されるべきの行為をしたわけである。さて、森の中でフジノカンアオイを見つけ撮影に入った。撮影をある程度終わったところで一緒にいた仲間がハブがいると叫んだ。最初はどこにいるかわからず、目を凝らしてよ~く見るとフジノカンアオイのすぐそばに小さなヒメハブが蜷局を巻いていた、ヒメハブでよかった、花に顔を近づけて写真を撮っていたのです。これが攻撃的なハブなら、今頃・・・、ヒメハブは命にかかわることはない。
フジノカンアオイ
赤い矢印の先にヒメハブが、最初の写真の右下の場所です。