中国首相に靴投げる 英大学で講演中、命中せず
欧州歴訪の締めくくりとして英国を訪れている中国の温家宝首相が2日、ケンブリッジ大で講演した際、男が突然、立ち上がって「どうして大学は独裁者に屈したのか。彼(温首相)が語るうそを聞くことはできない」と叫び、靴を投げつけた。英衛星放送のスカイニューズ・テレビが伝えた。
男は講演会場の後方におり、靴は温首相から約1メートル離れたステージ上に落ちた。男は大学関係者に連れ出され、公の秩序を乱したとして地元警察に逮捕された。他の聴衆は「恥知らず」「出て行け!」と男の行動を非難した。男の身元は発表されていない。
世界経済をテーマに講演していた温首相は、少し困惑した表情を見せたが、靴が投げつけられたことについて「中国と英国の友好が損なわれることはない」と語り、講演を続けた。
昨年12月、ブッシュ米大統領(当時)がバグダッドで記者会見中、イラク人記者が靴を投げつけた事件をまねたとみられる。
温首相は1月27日からスイス、ドイツ、ベルギー、スペイン、英国を歴訪しており、この日が訪欧の最終日だった。英国ではブラウン首相と会談し、「保護主義を防ぐため中国は世界と協力する」と欧州との関係強化を強調したが、同大学や在英中国大使館周辺ではチベットの人権問題をめぐり激しい抗議活動が繰り広げられた。
(引用終了)
BBCニュースでは、靴を投げられた時の映像を載せていますが、靴が飛んでいく動画は無く、会場の雰囲気を知る程度で、イラクでブッシュ大統領(当時)が靴を投げられた時の靴の軌跡が分かるような見事な映像ではありません。
ナイフや武器の金属探知では把握できず、靴を履かないで講演をすることも難しいので、今後、抗議や目立ちたい人の「靴投げ」が流行りそうな気がします。
勿論、犯罪になるので、好ましいことではありませんが。
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おまけ: 温首相に靴 中国サイトに非難殺到
中国の国営中央テレビ(CCTV)は、英国で行われた温家宝首相の講演を生中継し、聴衆からやじられる様子や靴が投げつけられた音などを放送した。しかし、同テレビのホームページでは講演の動画へのアクセスができない状態が続いている。ほかの中国メディアは3日早朝まで、講演に妨害があったことをほとんど報じていない。
国営新華社通信は温首相の講演内容を中心とする記事を配信し、「講演終了後、会場は聴衆からの惜しみない拍手に包まれた」と結んでいる。華僑向け通信社、中国新聞社の記事には「我愛宝宝(宝宝は温首相の愛称)」(宝ちゃんが大好き)との中国語スローガンを掲げた英ケンブリッジ大の中国人留学生たちの写真が付けられ、温首相に対する歓迎ぶりが紹介された。各大手ポータルサイトの記事も「温首相が英国名門大学で講演」とのみ伝え、靴を投げつけられたハプニングを黙殺している。
しかし、このニュースに対する書き込み欄には、中央テレビの中継や外国メディアの報道で事件を知った人たちのコメントが殺到している。「温首相の態度は立派だった」「英国紳士のレベルの低さをこれで知ったよ」といった温首相支持、英国批判の反応がほとんどだ。
昨年12月、ブッシュ米大統領(当時)がイラクのバグダッドでの記者会見で靴を投げつけられた際、中国のネットには靴を投げたイラク人記者を絶賛し、英雄扱いする書き込みがあふれたが、今回の反応は正反対。「会場で暴れたやつを中国に引き渡せ」といった意見もあった。
温首相の欧州歴訪は昨年3月のチベット騒乱以後、人権問題で対中批判を強めた欧州との関係を修復し、中欧接近をアピールすることが狙いの一つだったが、今回の事件により中国国内で対英批判が起きる可能性がある。
(引用終了)
さすが、中華思想・共産主義独裁・文化大革命などによって、野蛮文化を発展させている国は違います。
欧州歴訪の締めくくりとして英国を訪れている中国の温家宝首相が2日、ケンブリッジ大で講演した際、男が突然、立ち上がって「どうして大学は独裁者に屈したのか。彼(温首相)が語るうそを聞くことはできない」と叫び、靴を投げつけた。英衛星放送のスカイニューズ・テレビが伝えた。
男は講演会場の後方におり、靴は温首相から約1メートル離れたステージ上に落ちた。男は大学関係者に連れ出され、公の秩序を乱したとして地元警察に逮捕された。他の聴衆は「恥知らず」「出て行け!」と男の行動を非難した。男の身元は発表されていない。
世界経済をテーマに講演していた温首相は、少し困惑した表情を見せたが、靴が投げつけられたことについて「中国と英国の友好が損なわれることはない」と語り、講演を続けた。
昨年12月、ブッシュ米大統領(当時)がバグダッドで記者会見中、イラク人記者が靴を投げつけた事件をまねたとみられる。
温首相は1月27日からスイス、ドイツ、ベルギー、スペイン、英国を歴訪しており、この日が訪欧の最終日だった。英国ではブラウン首相と会談し、「保護主義を防ぐため中国は世界と協力する」と欧州との関係強化を強調したが、同大学や在英中国大使館周辺ではチベットの人権問題をめぐり激しい抗議活動が繰り広げられた。
(引用終了)
BBCニュースでは、靴を投げられた時の映像を載せていますが、靴が飛んでいく動画は無く、会場の雰囲気を知る程度で、イラクでブッシュ大統領(当時)が靴を投げられた時の靴の軌跡が分かるような見事な映像ではありません。
ナイフや武器の金属探知では把握できず、靴を履かないで講演をすることも難しいので、今後、抗議や目立ちたい人の「靴投げ」が流行りそうな気がします。
勿論、犯罪になるので、好ましいことではありませんが。
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おまけ: 温首相に靴 中国サイトに非難殺到
中国の国営中央テレビ(CCTV)は、英国で行われた温家宝首相の講演を生中継し、聴衆からやじられる様子や靴が投げつけられた音などを放送した。しかし、同テレビのホームページでは講演の動画へのアクセスができない状態が続いている。ほかの中国メディアは3日早朝まで、講演に妨害があったことをほとんど報じていない。
国営新華社通信は温首相の講演内容を中心とする記事を配信し、「講演終了後、会場は聴衆からの惜しみない拍手に包まれた」と結んでいる。華僑向け通信社、中国新聞社の記事には「我愛宝宝(宝宝は温首相の愛称)」(宝ちゃんが大好き)との中国語スローガンを掲げた英ケンブリッジ大の中国人留学生たちの写真が付けられ、温首相に対する歓迎ぶりが紹介された。各大手ポータルサイトの記事も「温首相が英国名門大学で講演」とのみ伝え、靴を投げつけられたハプニングを黙殺している。
しかし、このニュースに対する書き込み欄には、中央テレビの中継や外国メディアの報道で事件を知った人たちのコメントが殺到している。「温首相の態度は立派だった」「英国紳士のレベルの低さをこれで知ったよ」といった温首相支持、英国批判の反応がほとんどだ。
昨年12月、ブッシュ米大統領(当時)がイラクのバグダッドでの記者会見で靴を投げつけられた際、中国のネットには靴を投げたイラク人記者を絶賛し、英雄扱いする書き込みがあふれたが、今回の反応は正反対。「会場で暴れたやつを中国に引き渡せ」といった意見もあった。
温首相の欧州歴訪は昨年3月のチベット騒乱以後、人権問題で対中批判を強めた欧州との関係を修復し、中欧接近をアピールすることが狙いの一つだったが、今回の事件により中国国内で対英批判が起きる可能性がある。
(引用終了)
さすが、中華思想・共産主義独裁・文化大革命などによって、野蛮文化を発展させている国は違います。