「あつこさろん」 

熊本市中央区にある和裁・着付け・お茶教室。

少人数で、きめ細かい指導をいたします。

3号線沿い世安バス停前。

有田に行ってきました

2015年10月29日 19時40分06秒 | 日記








佐賀県有田町にある

九州陶磁文化館に

行ってきました。








「 明治有田 超絶の美

世界を魅了した、日本が誇る驚愕の超絶技巧

万国博覧会の時代 」




有田焼創業400年事業

特別企画展です。












江戸時代初期



日本最初の磁器づくりに

成功した

有田




国内にとどまらず

ヨーロッパ各国の

王侯貴族を魅了していた有田焼




明治時代には



政府の

殖産興業製品として




外国向けの

革新的で

さらに華やかな

有田焼が創られ




明治6年(1873)の

ウイーン万博をはじめ

フィラデルフィア万博

パリ万博などで

高い評価を受けました。





今では

再現不可能といわれる

細密描写





今までとは違う日本を

外国に

アピールしようという

「 エネルギッシュ 」な

明治時代の雰囲気を感じます。





万博で

展示された作品は

ほとんどが


すぐに買い手がついたので



今回の展示品は


里帰りだったり


国内で似たように

創られた作品も多いようです。











ウイーン万博

1873(明治6)年

有田

染付蒔絵富士山御所車文大花瓶



イギリスからの里帰り。

高さが185cm。

明治の花瓶の中では最大高。







フィラデルフィア万博

1876(明治9)年

香蘭社(八代深川榮左衛門)

瑠璃釉金彩竹文変形皿



この竹文の図は、後々も多くの製品で多用された、香蘭社の伝統的な文様。







パリ万博

1878(明治11)年

香蘭社(辻勝蔵)

金彩雲透彫天女陽刻文三足壺




透かし彫りの蓋物の中に

筒型の内器を収納する仕組みの壺



内器の側面には、音楽を奏でる天女の姿が陽刻されています。






その当時の職人たちの

いかに素晴らしかったことか。




見ていて

ビシビシ響いてきました。




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