去年 奈良の美風先生の瑞徳舎茶畑で
茶摘み、釜炒り、つぶして 天日と炭で乾燥させて
完成させた
唐時代に飲まれていたという「餅茶・へいちゃ」
(先生のところでもその餅茶でお茶会しました)

美風先生が 唐時代の陸羽の茶経を読まれて
(もちろん漢文)
私たちに飲み方を伝授してくださったんです
無施肥、無農薬のお茶の1芯1葉から2葉で作った
安心安全な餅茶
1年しっかり保存して
やっと
唐時代の茶体験
あつこさろんで開催しました
「餅茶」

冷蔵庫なんてない頃の保存方法は
からっからに乾燥させることが一番有効
唐時代は石臼などで
硬い餅茶を粉にしていたとも言いますが
わが家では
すり鉢と薬研で可能な限り細かい粉にしました





思いのほか 細かくなり 大成功!!!

部屋中に炭とお茶の香りがいっぱい
心がほぐされていくんですよ・・・
細かい粉ができたら
唐時代に飲まれていた方法(美風先生から教えていただいたもの)を
可能な限り再現して
<お茶会>

炭をおこして
水から湯を沸かします

茶を入れるタイミングなど微妙なんです
お湯をひとすくいして後から戻します

やっとお茶ができました


<富山のバタバタ茶>
富山に行ってきたとお土産にいただいた
茶葉を乾燥させただけのような茶色い茶葉を煮たてて
庶民的な茶筅で
バタバタ泡立てます

左3個の竹の茶筅は 主人手作り・・・
右の茶筅は マグカップでも抹茶の粉をたてられるようにと作られた
今風茶筅


バタバタと泡立てています

すぐに泡は消えちゃいますが
まろやかになります

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雑貨のお仕事にかかわっている息子のお嫁ちゃんが
「ぜひ使ってみてください」とプレゼントしてくれました


こんなにも色が違うんですね
珈琲の墨は
もう少し濃くするとよかったかなぁ・・・
楽しいですね

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時代は 弥生時代の後
紀元300年から600年くらいの古墳時代
埋葬場所の周りに飾られていたという埴輪たち
ゆるゆる、可愛い・・・
癒されキャラばかりでした

踊っているように見えるお二人
実は 馬を引いている姿とも・・・
想像するだけでもたのしい

2mほどもある高さの円筒埴輪

馬の精巧さ
鈴付けて たてがみもうつくしくきりそろえられています

立派な家

死者がのっていく船も豪華

鉄製の兜、鎧、籠手

鎧を着ても動きやすいように
何枚もの鉄とつないでいて技術の高さを感じます


立派な籠手

戦も多かったのでしょうね
今も同じ
平和に暮らせなかったのかなぁ・・・
両面に違う顔の埴輪
不思議で珍しい・・・


顔立ちが違うのも意味があるのかしら・・・?

相撲取りの埴輪
祭事で相撲を取っていたとか

なんだか 思わず 笑っちゃいます

見返り鹿

人気ナンバーワンだった
笑う埴輪

今回一押しの挂甲の武人 5体
全員集合
みんな 群馬県で6世紀に作られています




国宝
この武人だけ鎧が全部鉄でできていて彩色復元されてます

背中に矢を入れるものをしょっています



古い時代のものを見ると
いろいろ想像できて
想いが膨らみます
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