良い御嫁ブリでございました…

１２月中旬に職場で雑談していると、こんな話になりました…


Kさん　「minoon君、結婚して初の年末年始か～。そしたらお嫁さんの実家にブリを送らないといかんね。」

僕　　「は、なんすか、それ？」

Kさん　「知らんのか？結婚した初めての年末にはブリを持って行って、半身を返してもらうじゃで。」

僕　　「え、そうなんすか？全く知らなかったです。まずいな…、全然用意していなかったです。」

K　　「そりゃいかんな。親御さんに聞いてみんさい。」

僕　　「はい、そうします！！」


帰宅し、嫁さんにその話をしたところ、「そんなの聞いたことないなぁ…」とのことでした。

「一部の地域でしか行われていないのかなぁ…」と訝しく思いつつも、早速母親に確認をしたところ…

「もう注文しとるよ。」とのことでした。

どうやら親の世代では常識の風習のようです。

インターネットでいわれを調べてみたところ…『結婚後初めての年末年始に、嫁ぎ先の実家から嫁の実家へ、ブリ1尾（できるだけ巨大なやつ）をおくるという風習があります。「良い御嫁ブリですよ～」ということを伝える意味なんだそうです。』

昔の人はそんなダジャレを言いたいがために、この海から遠く離れたクソ山の中（僕らの地元は四方が山の盆地です）までブリを取り寄せたのかぁ…



アホですね…

本当にアホですね…

でも、なんか心が楽しくなるアホさですね！！



３１日に魚屋に行き、注文しているブリを受け取ったところ…

大きい！！大きい！！

ビックリしました！！

その大きなブリを嫁さんの実家で捌き、その半身を元日に僕の実家に持っていきました。

ふ～、ちょっと一安心。



結婚して、今まで知らなかった風習・慣習に戸惑うことばかりです。

皆さまには「こんなことしなくちゃいけないのか！？」みたいな風習を経験したことはありませんか？

もし、あったら教えてくださいな～