**ももくり日記**

なんでもない日常が大切で・・・

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便利さの代償

2007-08-27 | おもふこと
土曜日、午後からとんかつ茶漬けを食べに行き、(うまうま♪)そのままオートバックス。
今の今まで我が家の自家用車には、ナビがついていなかったのだけれど、
(地図が読める男オットが、ナビに指示されるのを拒んだため;笑)
CDがこの暑さでなのか寿命なのかついに壊れて、いよいよナビ付きにするか
という事に。

私は車に乗っていて、TVを見ることなどまずめったにないし、
オットに運転させておいて、DVDなんか落ち着いて見れないし、
(ぐーぐー寝たりはするくせに;)
結局のとこと、音楽さえ聴ければいいという感覚。
そもそも、年に数回しか遠出いないし、東京の道は運送屋の息子の
オットが網羅しているしで、必要性のなかったナビ子。
でもナビがついた事によって、私自身が都内のどこへでも行ける気がしてくる。
ま、ナビがあることと、自分の運転技術は全く関係ないのであるが。
CDもHDDにガンガン落とせるし、ドライブしたくなるね。

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『スーパーサイズミー』を見る。
マックの危険性を身を持って試した男のドキュメント。
30日間、毎食マックはさすがに誰が考えても危ないだろう。
アメリカには、Lサイズの上にスーパーサイズってのがあったんだけど、
(過去形;この映画ができてのち、マックは販売をやめたらしい。)
本当に初めて見た時は驚いたね。
こんなに食べなくても・・旅行ネタには笑えるんだけど、
大きい上に、バーガーとかも1個じゃなかったな・・確か。

なんといっても注目すべきは、中毒性そして成分だろう。
できれば食べずに済ませたいし、子供などなおのこと
あの味を覚えさせるのは危ないだろう。でも家庭の味がいまいちだと、
こっちに流れるよね。ホームステイしてた時とか、ごく一般家庭
裕福なほうかと思われるその家でも、朝にはぱさぱさのうすい食ぱんか
シリアル。水で溶かす粉末の真っ赤なジュースか牛乳。
そんな朝食だった記憶がある。
昼は友人達とジャンクもしくはスーパーの量り売りの惣菜屋。で、夜はマミーが
作っても、ころころ丸めたミートボールとじゃがいもの付け合せ。
主食なし。野菜少ない。食後はバケツアイス。
日本じゃありえない偏り方とお粗末さであった。

さすがに今は年に何回か・・ってとこかも知れないが。
ごくたまに食べたくなる。で、食べるでしょ?たまにだし~と思って、
ドリンクをオレンジジュースにしてみる。
はりきってダブルチーズバーガーにしてみる。

間違いなくプールの帰りの夕方みたいな気だるさで落ちるように寝てしまう。
これホント。
これは食事に含まれている糖分とか、なにがしのせいで体が疲労するんだよね。
普段の摂取量の何かを軽く越えるという事を意味しているんだと思う。
まれにジャンクな外食をすると、同じ症状が出る。カップ麺とかも眠いね。
私だけ?かも知れないが、理由はあると思うのだ。

結構ジャンクフードに抵抗のないオットは、子供の頃からもよく食べ、
マックの新製品や、季節モノのバーガーなど今もランチで
普通に食べてしまうそうだが、この映画を見て、「もういいや。」と
初めて!言った。私が体によくないよーと言い続けて15年。
もちろん結婚してからは、Privateではめったに食べさせていないけれど、
初めて言った!!生殖機能にも影響あるよ。

ファーストフードが悪いとは言わない。今でもふいに暴力的に
食べたくなる時あるし、手軽でいい事もある。ポテトとかおいしいし。
が、絶対に常習はよろしくないし、本当に信用できるのは自分で作ったもの
だけだという意識は持っていたいと思う。

米国に比べたら、食文化がほぼ西洋化されたという日本も
まだ取り返しがつくくらい、ヴァリエイションに富んでいていいな。という感想。
お茶を飲む習慣もいいよね。アメリカで本当に飲むもの迷うもの。
ジュース飲まないから、水くらしか飲めるものがない。
きちんと体の理にかなった料理が日本の台所では作られてきた。
これは心底、誇りに思うべきだと思う。

今、世界各国で日本食が注目されているけれど、本当の粗食。
これぞ、私達ニッポン人の体に合った食事なんだと思われる。
一見の価値アリ映画です。