mimi's 体験記

日々のちょっとした出来事
-オハイオでの学妻奮闘日記-

トルネード警報

2006-08-30 04:07:13 | ―トラブル
昨日の夕方7時ごろ、私が住んでいる地域でトルネード(竜巻)警報が発令されました。
今までにトルネード注意報が発令されたのは知っていますが、その上の段階の“警報”は初めての体験でした。

日本ではあまり馴染みのないトルネード。オハイオにもめったに来ませんが、でもこれ、とっても恐ろしいもので、家ごと吹き飛ばされてしまったりするのです。

トルネード注意報や警報は気象庁から発令されます。地域(カウンティー)ごとに分けられ、どの地域が危険なのか知らせてくれます。
サイレンも鳴るし、TVやラジオでも知らせてくれます。

ほとんどの一軒家には地下室があるので、警報が出ると、そこへ非難するように言われます。地下がない場合には、窓が無い部屋やクローゼットに逃げろと言われています。
学校やモールなど、外出している場合も、係りの人が誘導してくれるので、その指示に従うといいようです。

この警報が出された時、実は私、寝てまして…全く気が付いていませんでした。
旦那も勉強中で、テレビも付いてなかったし、家からはサイレンの音がかすかにしか聞こえないので、気づいていなかったようです。
知り合いが電話をくれて、それでやっと気が付きました。
実際にトルネードが発生しそうな場所は家から離れているところだったし、結局トルネードは発生しなかったものの、全くのんきな夫婦ですね。
知らせてくれる方がいることは、ありがたいですね。
こんな時は、わが身だけでなく、助け合いですね!

CLIPPERS

2006-08-27 03:39:38 | ―遊ぶ
オハイオ州コロンバスには、野球マイナーリーグの【COLUMBUS CLIPPERS】があります。これは、NEW YORK YANKEESの二軍にあたるチームなのです。
チョット前まで、野茂投手も所属していました。

たまたま試合のタダ券を頂いたので、見に行ってきました。
クリッパーズVSインディアンズ

「マイナーリーグだし、ガラガラかなー」と思いきや、結構お客さんがいました。
地元のチームを愛して、支える人たちが多いのですね。

COLUMBUS CLIPPERS HOME PAGE → コチラ

車の修理

2006-08-15 05:56:57 | ―トラブル
今年の夏は本当に暑い。
これは例年にない暑さらしく、「異常だ」とアメリカ人のおばちゃんは言っていた。なるべく室内に居るようにとも注意が促されているらしい。

なのに、うちの車のエアコンが壊れた!!
ONにしても、生暖かい風が出てくるだけ…
運転していると汗だくになる。

前回オイル交換してもらった『FASLUBE』に持っていくと、そこでは修理できないとのこと。別のお店を紹介してもらった。
その名も『TOM and JERRY AUTO SERVICE』。(本当にトムさんとジェリーさんがいます。)
行ってみると、お店の前には車くるまクルマ…忙しそう。
案の定、修理は1週間待ちとのこと。

1週間後、見積もり金額がでた。$180。痛い痛い…でも、夏の暑い日にクーラーなしではやっていけないので、修理してもらうことにした。1泊クルマをあずけて、ガスを入れてもらって、戻ってきた。涼しい!なんて快適なの!
が、この感動も長くは続かず…なんだかまた温かい風が…
再び見てもらうと、なんとコンプレッサーが壊れていた。お値段$800…
我が家にはそんな余裕はありません。最近少しは涼しくなってきたので、修理は断念することに
これで最初の修理代も無駄に終わった。
来年の夏も我慢だなー。冷夏を祈る。

そしてトラブルはこれだけで終わらず…
今度はクーラントランプが点灯。
再びFASLUBEへ行くと、クーラントがどこからかもれているとのこと。そしてやっぱりこの修理はここでは出来ないと言われた。
しょうがないので、クーラントを足してもらうだけで、帰って来た。
ただ今、様子見中。

とほほ

性犯罪者の情報公開

2006-08-08 12:12:43 | ―トラブル
今日、うちに『Sex Offender Notification』なるものが届きました。
これは、近所に性犯罪暦を持つ人が引越してきたことを住人に知らせる通知です。
アメリカでは性犯罪者の情報を公開されていることは知っていたものの、今日この通知を見て、改めて実感しました。

アメリカにはメーガン法(Megan's Law)と呼ばれる法律があり、これに基づいて、性犯罪暦を持つ人たちの個人情報がインターネット等で公開されています。地域によって公開される範囲は異なるようだけれど、オハイオ州では『顔写真・名前・性別・髪の色・目の色・人種・身長体重・年齢・住所・勤務先・刺青や傷の場所・犯した犯罪の種類』が公開されています。
インターネットでは、ZIP CORD(郵便番号)を入力すると、近所に住む性犯罪者の情報を得ることができます。
オハイオ州の性犯罪者検索サイト→コチラ

私もこのサイトで、必死に調べてしまいました…

このメーガン法の名前は、ニュージャージ州のMegan Kankaちゃんという女の子の名前が由来しています。彼女は7歳の時、向かいに住む男にレイプされ、殺されてしまったのです。調べてみると、この男は性犯罪暦を持つ男でした。Megan Kankaちゃんの両親は、このことを事前に知っていれば、彼女を守ることが出来たかもしれないと思い、性犯罪者の情報公開を求める運動を起こしました。それにより、ニュージャージ州でメーガン法が成立し、その後、合衆国レベルでも制定されました。

今回のように、性犯罪者が近所に引越してきたことを通知されると、その性犯罪者は攻撃の的になってしまうような気がしますが、そのようなことは法で禁止されているようです。

性犯罪者たちの情報公開は、彼らの人権を侵害しているような気もします。しかし、私個人としては、情報公開に賛成です。自分で自分の身や家族の身を守ることが出来るからです。性犯罪者は再犯が多いと言われていることもあります。もちろん心を入れ替えて、心機一転やり直したい人もいるでしょう。この情報公開は、その妨げになるかもしれません。しかし、性犯罪者の影には、必ず被害者の方たちがいます。人生を狂わされた人たちがいるのです。そのことを思うと、情報公開という“重荷”を背負っても仕方ないのかな…と考えたりもします。

この性犯罪者の情報公開は、アメリカ以外でもカナダ、イギリス、台湾などで実施されているようです。
日本でも異論を呼んでいますが、日本で実施した場合、どうでしょうね。きっと相当な混乱が起きるような気がします。難しいですね…

アメリカ50州コイン

2006-08-05 00:39:06 | オハイオ生活

アメリカの¢25は通称クォーターと呼ばれます。これには裏のデザインが通常のものと違う、アメリカ各州にちなんだ図案のコインがあります。
これは『50 States Program』という造幣局(Mint)の記念コインのプログラムによるもので、このプログラムは1999年~2008年の10年計画で行われているそうです。その間は通常のイーグルデザインのクォーターは発行されないことになっているようです。
毎年5州づつ、10年かけて50州すべての記念クォーターを発行される予定で、実際に州が誕生した順番に記念クォーターを発行しているので、ハワイは最後に発行されるそうです。
ちなみに、アメリカのコインはフィラデルフィアとデンバーの2ヵ所の造幣局で造られていて、全てのコインの裏には製造された場所のイニシャルが刻印されているそうです。

友達が集めていたので、つられて集めだしてみました。ちょうど$1で専用のボードを見つけたので、買ってしまいました。このボードはそれぞれの州にコインをはめ込む形になっています。コインの発行年ごとに各州が色分けされているので、どこのものがいつ出るのか一目でわかります。安いだけあって、ちょっとショボ目だけど、十分でしょう。



収集方法は主にお釣から。
でもうちのアパートの洗濯機・乾燥機はコインランドリー制だから、洗濯するたびに大量のクォーターが消えていきます。
そんな中集めるのは大変だけど、地道に頑張ります。


診察の結果

2006-08-04 07:33:05 | リウマチ
今回の診察は、ドクターにいろいろなことを質問したり、教えてもらったりして、とても有意義な時間でした。
話の内容を大きく4つに分けると…

≪プレドニゾンについて≫
先週は関節が腫れていて痛かったのに、今日は腫れも痛みも引いてしまって(良いことなんだけど)、MAX時の腫れ具合を見てもらえなかったのが残念。
たぶん生理が終わったから、腫れも引いたんだろうな。ホルモンバランスのせいよね、きっと。
それでも、前回の診察時より腫れているところがあるということで、薬の摂取方法が変更になった。

プレドニゾン5mg(朝) → プレドニゾン2.5mg(朝)+2.5mg(夜)

1日に摂取する総合量は変わらないけれど、少量ずつ複数回に分けて摂取すると、まとめて飲むより、体への吸収率がいいのだそう。
また、朝に1錠だと夕方効果が切れてしまったりもするので、朝晩に分けたほうが1日効果が持続するという狙いもあるようだ。

今回のように、また腫れることがあった場合には、昼にもプレドニゾン2.5mgを飲みなさいとのこと。
そして、この方法でも改善が見られない場合には、20mgまで量を増やすことも考えてるそう。プレドニゾンは妊娠中、胎児には影響がないから大丈夫!って言われたけど、日本では最大10mg/日と言われているらしい。これまた、日本とアメリカ医療のギャップ…


≪妊娠について≫
「妊娠のための休薬は3ヶ月で十分だから、みみはもう4ヶ月も経つし、薬は完全に体から抜けているから問題ないわよ。」
そうDr.Cに言われた。これは前から言われていた通り。

メトトレキサートの休薬経験のある方から聞いたのだけれど、担当医から「月経周期…つまり休薬後、何回生理が来たかが重要だ」と言われたらしい。
なので、この件についてもDr.Cに聞いてみたところ、「薬が体から抜けることと、月経周期は関係ない。」とのこと。そうなんだー。じゃあ、月経周期は目安で使われているだけなのかな?


≪ジクロフェナックの誤飲≫
鎮痛剤としてdiclofenacを飲んでいるのだが、処方されてた薬がいつの間にか、25mgから50mgに変更になっていた。
50mgの場合の摂取量は2錠/日、つまり100mg/日なのだけれど、勘違いしていた私は25mgの時と同様、3錠/日=150mg/日を摂取してしまっていた。
ちなみに5日間。
きゃー!と相当焦ったのだけれど、ドクターいわく、「150mg/日まで摂取しても問題ないから大丈夫よー。」とのこと。
よかった。ぎりぎりセーフだったわ。


≪骨粗しょう症≫
骨密度の詳しい検査結果が出た。
前回診察時にも言われたが、まずは背中の骨密度が少ない。なので今は、毎日カルシウム600mgのサプリを飲んでいる。
次に、ビタミンDも足りないとのこと。ビタミンDが処方された。ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるそう。

これを機に、骨粗しょう症について少し調べてみた。そしてビックリ!骨粗しょう症の原因となる項目に、いくつも当てはまってしまった…

①骨粗しょう症とリウマチ
関節リウマチも骨粗鬆症とは関係の深い病気です。まず、関節リウマチで分泌される炎症を起こす物質は、破骨細胞を活性化して関節周囲の骨量を低下させます。さらに病状が進行すると、痛みなどのために体を動かすことが困難になり、骨量の低下は全身におよぶことになるのです。
また、プレドニゾンなどのステロイド剤では、腸管からのカルシウム吸収を低下させるという副作用があります。さらに、ステロイド剤は、骨をつくる骨芽細胞の働きを低下させるとともに、骨をこわす破骨細胞の働きを高めて骨量を減少させます。これらの作用により、ステロイド剤を内服した人は、その骨量が減少して骨折を起こしやすくなります。
さらにリウマチの治療時に用いられるメソトレキセートという薬も多量に使うと、骨代謝が阻害されて骨粗鬆症になりやすいことがわかっています。

②骨粗しょう症と婦人科の病気
女性ホルモンであるエストロゲンは、骨に対して重要な働きをしています。したがって閉経期以前の性成熟期にある女性でも、何らかの原因により性腺機能が低下し、エストロゲンの分泌が低下すると、骨量の低下が起こり、骨粗鬆症やそれに伴う骨折のリスクが高まります。

③骨粗しょう症と遺伝
人間の骨量は20~30代で最大になります。また骨量の最大値は遺伝も関係しているといわれています。母親や姉妹などの家族で骨粗鬆症の方がいたら注意しましょう。


①-はい、リウマチャーです。
②-子宮内膜症治療で一時期閉経状態でした。
③-母が骨粗しょう症の治療中。

やばい。
人一倍、骨を大切にしないといけないみたい。
頑張ります。