milky4465です。
ジュリー見〜つけた
週刊文春 7月22日号
ジュリーがいた
〜 熱狂のザ・タイガース 4 〜
前回の続き・・・です。
これは、2008年12月、澁谷の『玉久』で
念願の再会を果たした日の記念の一枚。
「会うなり、タローが泣き出した」という
ピーの話を思い出さずにはいられません。
37年のロング・グッドバイなんて、微塵も
感じさせない和やかな雰囲気。
J様もピーも、サリーもタローも、そして、
再会に尽力したという中井元マネージャー
さんも、皆、皆、素敵な笑顔です。
この満願の日を迎えるまでに、いったい
どんなドラマがあったのでしょうね。
Long good−by のあとで
慶應高校に勤務する瞳のもとには、面識
のない女性ファンから沢田のアルバムが
届き、同僚が「SONGS」のことを教えて
くれた。だが、芸能界と縁を切った瞳が
そのことに関心を向けることはなかっ
た。彼の気持ちに変化が起こったのは、
11月の文化祭にマネージャーだった
中井國ニが訪ねてきてからだ。その時の
ことを、瞳が「阿川佐和子のこの人に会
いたい」で語った。
(週刊文春デジタルp4より引用)
〈彼は最初に「仲のいいグループを台無
しにしてしまって、申し訳なかった」と
詫びてくれたんです。「友達だった5人
を、大人の社会の商業ベースに乗せた
結果、疑心暗鬼になって不信感を募らせ
たり、仕事が終わるとパッと帰るような
関係にしてしまったのは自分の責任だ」
って〉(「週刊文春」11年9月1日)
08年12月、瞳は中井に背中を押され、
岸部、沢田、森本と会った。
(週刊文春デジタルp4より引用)
今回の島﨑さんの記事には、記載こそあり
ませんでしたが、J様がピーに会う為に、
自由が丘のピー行きつけの居酒屋に通い
続けた話は、ファンの間では有名です。
偶然の出会いだったら、
拒むことはないだろう・・・って。
このJ様の行動力と友を思う温かな気持ち
を中井さんがピーに届け、
「沢田の そんな気持ちが 分かるか?」
中井さんのこの言葉が、ピーの背中を押したのだと、聞いたことがあります。
ピーの自叙伝
「ロング・グッドバイのあとで」 に、
こんなくだりがあります。
飲み始めてから2時間あまり過ぎた頃に
は、37年ぶりの再会が嘘のように、
その歳月を瞬く間に超え、バンド結成
前までの友だち同士の気持ちと表情に
変わっていた。
まさに、あの写真の表情ですね。
37年という長い長い時間の隙間を
ほんの数時間で埋めてしまう・・・
友達って、本当にいいものです。
ジュリー〜〜〜っ
(追記)
ピーは、J様・サリー作詞、タロー作曲
のアンサーソングを作っています。
ピーの趣きのある声と表現力とで、
味わい深い楽曲に仕上がっています。
背景を知っている者にとっては、涙無しには聴けない楽曲です。
道はある
君がいる
僕の心に 君がいる
道はある
僕がいる
君の心に 僕がいる