心のポケット
いつからか忘れたけど
詰めすぎ弾けて破れた 私のポケット
手に溢れるほどの希望や憧れ
ときめいたり嬉しかったり
どうにもならない悔しさ 届かない想い
いっぱい貯めたから抱えきれなくなって
岐路に立つたび諭してくれたポケットに
戸惑い 諦め 焦って 解らないふりで
逃げていたのかも知れない
いま
お部屋の窓を開けて
澄んだ青空に風がよよぐティータイム
古時計が時を刻み 薄紫の花が香りを放つ
過ぎ去った季節 懐かしい日々に
思いを馳せながらのひととき
残したもの 溢れたもの 壊したもの
すべてを包んで解き放してみたら
新たな風が吹き始めたと 何故か想えて
もう 追いかけたりしない
心のポケットが笑っているから>
心のポケット
素敵なポエムですね
届かない思い
忘れた時 揺れる心が 表現
されています。
なぜか癒されるポェムです。