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心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~もうすぐ、待っている春~

2018-02-05 | 粘土細工

    

 
 もう 2月... 

 深い 深い 眠りの森に 

 眩いばかりの 朝陽が届き 

 芽吹き始めた 小さな鼓動が

 少しづつ 高まり始めているのに

 ”まだ早いよ”と 冬木立が

 声をかける


 冷気に包まれて 香りも 風音も 雪花も

 ざわめきまでもが ほのかな光を 

 一瞬 感じて 天を仰いだのに

 蒼い空は 薄雲を呼びながら 

 蹲る 雑木林に

 咲き始めたのか 

 梅の花の小枝から 紅桃色の蕾が

 お目見えで もうすぐ 

 春がやって来ると 告げてるみたい

 
 待っている 待っているから

 まだ 2月~
 

  
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~このままで~

2018-02-02 | 粘土細工

     



 何処かに 忘れ物

 探していたけど 見つからない

 必死になって 想い出そうとしても

 わからなかったけど

 
 そう きっと

 心に閉まったようだ

 そっと 置いて 隠して

 忘れていたものがあった


 このままで

 このままがいい~
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~淡雪が舞う~

2018-01-31 | 粘土細工

    

 
 風に舞う 舞姫

 まるで 寒空に浮かんだ

 花びらのような淡雪が 

 クルクル はらはら ゆらゆら

 舞いながら 落ちてくる

 何処へ行きたいのか

 何処まで飛んで行くのか

 何も言わないから
 
 追いかけてみたいけど

 追いかけて行けない


 舞姫は 淡雪

 舞いながら 飛んで

 吹かれて 舞い散る

 風に戯れながら

 風を呼び

 風に邪魔され

 嘆いている


 いつか 何処からか

 あらわれても すぐに消えて

 また あらわれて 

 舞いながら 夢を追う

 
 厳しい寒さに 踊る

 雪の精なのか とも

 想えるけど~
 
 





 

 
 
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~やっと自分に出会えて~

2018-01-17 | 粘土細工

     


 何かに向かっている

 なのに 先が見えない

 自分らしく

 自分のままで

 自分でいたい

 
 だけど 

 我が儘で頑固にはならない

 趣味だけが友達ではない

 憧れや希望は追いかけない

 想い出だけは捨てられない

 いままでの 生き様を否定しない

 ない ないが 増えるのか 

 減っていくのか 今はわからない

 この先に 目指すものを

 探して 求めて 進んで

 辿りつきたい場所で 老いて行く


 やっと 自分に出会えて~

 
  

     

     

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~いつか風になる~

2018-01-14 | 粘土細工

     

 いつか風になる”と言ったら

 笑われたけど

 風の 

 声が 聴きたい

 響きを 感じたい

 囁きを 詠いたい

 轟く叫び 外したい

 凄まじさを 知りたい

 夢何処を 語りたい

 孤独なココロ 重ねたい

 もたらす息吹 分りたい

 季節の喜びを 守りたい 
 
 
 優しさも 怖さも 驚きも 激しさも

 何もかもが 風のなか

 何処へ行くのか 何処へ行っても

 
 風が呼んで 

 風が待って

 いるから 

 
 風に吹かれていたい
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~冬の雨~

2018-01-12 | 粘土細工
    
      
 
 何時から降り出したのか

 薄明りのもれる 外灯から

 映し出された 見慣れた風景を

 すべて 包み込むように

 濡らしている 今朝の雨

 
 冬の雨は 冷たくて 

 風も吹かないのに 凍える寒さを

 連れてくる

 「もう いい加減にして」と

 呟いても 何も変わらないから

 そっと コタツに入って

 今から何をしょうか 何て

 考えられる

 
 そう....

 雨は 気持ちが落ち着くから

 割と好きなんだ~
 
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~新たな年に~

2018-01-10 | 粘土細工

      

 新たな年に 何を望む?

 何もないと言えば 嘘になるから

 何度か ”平穏に過ごす”と

 漠然としたことを言ってみた

 何のことだろうと 何度か

 問いかけながら 


 きっと 望むのは欲で

 望むことが 叶うような行動が

 求められているのに

 何もしょうとしてないのは

 いつものこと 

 
 今更ながら 

 あれこれ 胸に秘めている想い 

 新年を乗り切る秘策がある 何て

 
 何故だか

 答えを 自分に聴いている~ 

 
 
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~風に置いてけぼり~

2018-01-08 | 粘土細工

     

 

 吹いて

 吹かれて

 また 吹いて

 

 森の木立 隙間から

 通り抜けて行く 寒風

 呼んでもいないのに 吹き抜けて

 風を待ちながら 大きな溜息

 
 追いかけて みたい

 追いかけて 行こう

 風の音を 聴きながら

 風の行方 気にしてしまう


 わずかな陽射し

 雲間は蒼空

 枯れ葉の溜まり 

 野草の囁き


 吹いて 吹かれて

 いつも繰り返しながら

 風のなか


 でも 何故だか

 何時までも

 置いてけぼり・・・・


 
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~山茶花が咲いて~

2018-01-05 | 粘土細工
                

 
 風に揺れながら

 薄紅色に染めた 山茶花の花びら 

 静かに散って行く
 

 気がつけば 

 いつの間にか 野辺に咲いて

 樹木のなかで ひときは

 目立ってもいるけど

 誰を待っているのか

 誰に逢いたいのか

 冬空を仰ぎながら 揺れている

 
 鮮やかな 衣で

 華やかに 着飾って

 愛らしく 咲いても

 寒風には敵わないのか 花びらを

 散らしながら 飛ばしながら 

 逆らわないで 蕾を守る


 通り過ぎる風の流れに

 去って行く 吐息

 満たされない 何かを

 嘆いているようでもあり

 寂しさを誘って


 何気ない素振りで 逞しく

 ひたむきな強さに 魅かれてしまう花

 山茶花が咲いている
 

   
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~ひとつ無くしたら~

2018-01-02 | 粘土細工

     

 
 ひとつ無くしたら

 ひとつ拾う

 ふたつ無くしても

 ひとつ拾う

 みっつ無くしても

 ひとつ拾う


 少しずつ

 置いてきたり

 落としたり

 無くしたり

 さしあげたり

 もして 今がある


 でも もう・・・・

 いくら無くしても

 拾わないけど

 ひとつだけは 拾わせて

 
 ひとつあれば じゅうぶん

 生きていけるから~ 

 

 


 

 
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~冬空の虹~

2018-01-01 | 粘土細工

     

 雨上がりの午後
 舗道を濡らした 
 雨の滴も消えて
 雲間から わずかに覗き始めた 
 蒼空に
 浮かび上がっていた 
 鮮やかな 冬の虹
 天に架かる橋のような 
 アーチを描き
 遥か彼方の山並み
 その向こうまで 欲張って
 まるで 水彩絵の具で優しく
 塗りつけたような夢色で 
 煌めかせ
 瞬く間に消えてしまった

 夏には見られない 
 幻想的なシーンは
 寒空をいっぱい 包み込んで
 たった 一瞬だけの夢模様を
 魅せつけて 
 もう二度とは あらわれない 

 車窓からの 
 アッと言う間の出来事に
 思わず 歓声とため息の
 漏れるなか
 想いも巡らせながら 
 車を走らせて~

  
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~止まない北風さん~

2017-12-17 | 粘土細工

     


 どうしたのかい

 怒っているの それとも

 何かあったの

 昨日から 大暴れの北風

 
 吹いて 飛んで 吹かせて まわり

 凄まじいほどの 轟音を鳴らしながら

 やたらと 幅を効かせるように

 吹き荒れる

 
 もっと 優しく

 もっと ゆっくり

 で、いいよ 

 
 言っても

 お願いしても

 叫んでも

 喚いても

 止まない風は どうにもならない


 しばらくは ほっといて 

 好き放題にさせてみる 誰かが

 呟いているから もう

 寒空にお任せしてみる けど

 いいかい?

 
 北風さん~


 
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~北風に吹かれて~

2017-12-13 | 粘土細工
     

     
 ゴーゴー ゴォ~ ガァ~

 どうして 

 そんなに急いで

 激しく 煩く 吹いて

 怖いほどの威力を 見せ付けるのか


 あまりにも 北風が

 突然やって来て 吹き荒れるけど 

 どうすることも出来ない

 
 薄青い空に 

 押されるように流される雲

 遠くへ 逃げて行くような

 野辺で

 樹木を揺さぶって 舞い落ちる

 枯れ葉 飛び交うような

 公園に

 折角咲き始めた 山茶花の 

 花びら 散らしてしまうような

 
 そんな風は まだいらない

 
 気がつけば もう冬模様のなか

 どうにもならないことを

 嘆いているのは とんでもなく滑稽で

 どうにもならないから 季節で遊べる

 
 ”分っていないなあ~”と

 言ってみたいけど~ 

 

 
 

 
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~窓辺の雨~

2017-12-12 | 粘土細工

    


 何時から 降り出したのか

 窓辺で 誘っているような雨

 
 音もなく雫を残し

 吹きもせず 落ち葉を濡らし

 灰色の雲が 山並みを隠し

 額縁のような 硝子窓には 

 囁く声も 

 ざわめく風も

 いまは 聴こえない


 ただ 静かな時が

 ゆっくりと流れていく

 

 雨音を探りながら 

 何かしら 呼んでいる

 気配に

 
 雨の行方を 気にして~

 

 
 
 

 
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~誕生日だけど~

2017-12-11 | 粘土細工

      

 もう 

 どうでもいい誕生日

 騒ぎたくない年になって

 あれこれ言われたら 面倒くさい
 

 何も望まない

 何も期待していない

 ほっといてくれるのが 一番

 平穏でいられるから いい

 
 今日が それとなく

 通り過ぎるのを待っているけど

 何かが違い

 何かが起こりそう だから

 先制パンチで 宣言したよ

 ”ほっといて”って


 だけど 娘からの

 毎年のプレゼントだけは

 貰っておこうか~

 
 

 
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