・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
詩などの紹介をしたい
・友達づくり
何かを
包み込むような香りに
満たされてはいないけど
止められない苦味に
ハマっている 珈琲
どんな味かって そんなもの
表現出来ない 不思議な酔味?
いつも どんな時も
何故だか 飲んでいて
とびっきりの ティカップで
毎朝 楽しんでいる
お気に入りは
わざと飲み口を歪めて 作ったもので
初めて 赤黒い釉薬で焼いた陶芸作品
だからではない
隠れながらの ひき立て役で
出しゃばらない 出しゃばらせない
朝の ひととき
また 珈琲の話をしながら....
もう ほとんど
散ってしまった 欅の葉
鮮やかに輝いていた時が
こんなにも早く過ぎて
僅かに残った葉が 何故か
憂いを誘う
風に吹かれて 何処へ行く
風を求めて 何処へ行く
行き先など 探しても
見つかるわけなどないけど
クルクル ハラハラ ざわざわ
まわっている
黄や赤茶の葉で 着飾って
見せ場をいくら 作っても
いつかは 舞い落ちる
さだめので
季節の風は容赦ない
落ち葉よ
それでも 彷徨いながら
何処へ行く
はらはら クルクル ひらひら
どうして そんなに
憂いを 秘めているような
もの悲しさを誘って
落ちていくのだろうか
いつもなら ドンと構えて
自然の驚異など諸ともしない
勢いのあった大きな けや木が
色づいた葉を 少しずつ落とされ
嘆いているようで
柿色や銀杏色の秋色で 着飾り
舞いながら 魅せていたけど いまは
ほとんど散ってしまい 落ち葉が
風に飛ばされ さ迷って
もうすぐ 寒風が吹いたら
碧空を仰ぐこともなく
青葉の頃まで 深い眠りについてしまい
輝いていた頃を 忘れられてしまう
風のなかで
風を呼びながら
新たな季節を 待つことになるけど
いつも 見守っているから・・・・
あなたと歩いた後を
ひらひら ひらひら 舞いながら
落ちて来る 薄桃色の花びら
風に吹かれ
風に揺すられ
晩秋に咲いた 桜の花
暖かな陽射しが待てないのか
それとも 寒風にさらされても
強さが誇らしいのか わからないけど
境内に続く参道を まるで
待ち伏せでもするかのように
散らしている
木立のなか 1本だけの桜
輝いて 旅の途中を
優しく迎えてくれた
咲きながら 咲かせながら
思いっきりの華やぎで~
さあ 何処でもいいから
何処か遠くへ 旅立ちたい
いつの間にか 木々の緑が
色づきはじめ 赤や黄色に染まって
ほどよく衣替えしたから
「見に来ないか」何て 紅葉の便り
寒さや冷え込み何て 平気
大きなカバンに 出来るだけ
あれこれ 詰めて
何処でもいい
北でも 西でも
海でも 山でも
街でも 公園でも
行ってみたい
木立の合い間から 陽射しが届き
草木も野花も 飛び交うほどに広まって
風も 雲も 空まで待っている
きっと そこには
季節を 思いっきり感じられる
秋の香りで いっぱいの空間
凝縮された憩いの場....かな
さあ 何処でもいいから
誰かを誘って~
何時から 降っているのか
止まない雨に もう うんざりで
どこまでも 灰色雲が覆ってしまい
雲間もない どうにもならない
憎たらしいから 雨音を聴きながら
空を見上げる
まだ 明けたばかりで
うす暗く シルエットみたいな木斛が
硝子のような透き通る珠を
緑葉や小枝に いっぱいつけて
溢しながら
溢れながら
”見てごらん”とばかりに 呼んでいる
陽射しも 木漏れ日もないけど
僅かに白く光り キラキラ キラキラ 輝いて
涙の滴か 雨からの贈り物
開けられない窓から 誰かに届けたいけど
いまはただ 眺めているだけで~
風は気まぐれ
何処から吹いて 何処へ行く
野辺で咲いた ススキの穂やコスモス
風に揺れながら 秋空とお喋りしてたけど
いつの間にか雲が広がり 陽射しの邪魔を
したようで 風は何処へ行ったのか
風は気まぐれ
そよぎながら 止まっても
野山も 海辺も 山並みも 街でも
好きなように吹いたなら 何かを
見届けるわけでもなく 去ってしまえば
何も残らない
風は気まぐれ
吹いて 周って ぶつかっても 曲がらず
激しくも 時には優しく
拒まれても 求めてられても
気の向くままに 飛んでいて
風は気まぐれ
雨と一緒になれば 強烈で
吹き飛ばす勢いが 留まらず
何かをめがけて 吹き荒らし
気に入らなければ 暴れ出す
だから風 だけど風
いつでも 自由でありたいと
人の心に踏み込んで 想いのまま
吹かれたら どうにも出来ない弱さを
知らない振りして 吹いている
風は気まぐれ~
あめ...
雨... 雨...
雨 雨 雨....
折角 陽射しが戻っていたのに
昨日も 今日も 止まない雨は
台風まで連れて来て
襲い掛かる 嫌な雨
いつまで
どこまで
どうして
いっぱい 被害をもたらし
迷惑かけても 止まない
諦めたけど いいえ
どうにも出来ないから
勢いづいた欅と
潰されそうなコスモスに
そっと 声をかけてみる
秋晴れが戻ったら 何をしょうか?
今朝の雨
泣いている
喚いている
怒っている
嘆いている
今朝の風
あまりにも 冷たくて
あまりにも 浮かれて
あまりにも 寂しくて
あまりにも 吹きつけて
今朝の雨音
シトシト何て 聴こえないほどの呟き
しんしん何て 驚くじゃない囁き
どうにもならない
どうにも出来ない
今朝の空
いつもと違う 顔して
いつものように 装っても
隠した気持ちに 嘘はつけない
何もかも連れて
昨日を忘れて 空を見上げる
遠くの空に 何が待つのか
今朝に埋もれて見よう~
風の声
雲の流れ
小鳥の囁き
楡の枯れ葉
ススキの穂
散歩道には 木製のベンチと
紫と白色の 野花が咲いて
揺れながら
舞いながら
詠うように
秋風に吹かれながら
色づく季節を待っていた
風が呼ぶ
風が啼く
風が吹くから
風を待つ
そして 秋色で染めて~
青空には
コスモスがよく似あう
風に揺れて
風に舞いながら
風を待って
風と戯れる
だから 薄いピンクや白で
花びらを染めながら 優しく
秋色で煌めく花を
思い切り 描いたら
空に向かって なびかせてみたい
風に揺れたら
なお 青空に映えて
いつでも 何処でも
待っているのか 今年も咲いた
散歩道のヒガンバナ
繊細な花びらなのに
まるで炎のように 燃え上がるようで
激しくも
優しさも
併せ持つ 不思議な魅力で
人を引き寄せる
あぜ道でも 川辺でも 野山でも
何処で咲いても 独特のインパクトで
誘いながら まっ赤な色彩が
流れうように 一面を染めたら
華やかでもあるけど
飛び散って 僅かに咲いたら
寂しくもある
飛んで かたまり
飛び散りながらも 咲いて
何をどうしたいのか
何を望んでいるのか わからないけど
一本だけ摘んで お部屋に飾ったら
喜んでくれるかも知れない
どこまでも 歩きながら
ヒガンバナに 声かけて
夢の中で 夢を追いながら
夢の中で 夢を探して
夢の中で 夢を諦めても
夢の中で 夢を見ている
憧れか 希望か それとも現実でない何かを
見つけられないから 見つけようとしているのか
いまは 解らない
いつでも
どうしても 否定したくて
いいえ 肯定して 逃げているような
小さな窓から 飛び出せないで
夢を 追いかけて
夢の中で 夢に酔う
どうしょう どうする
シニアのための 体操教室
曲げて 伸ばして 回しても
硬くて 固まって 柔軟性がないから
あっち こっちに ガタが来て
ワア~ ワア~ キャッ 騒いでいる
曲がらない 伸びない 周らない
だけど 3美(B)体操
曲がかかり始めると どうにかなる
手を挙げて 足を曲げて 首を回して
ほら どうにかなっている
地域で始った 健康講座の一環は
どっちを見ても 年配シニアの集まりで
男女入り混じっての ”体操”と言う名のお遊び
ボール ベル ロープなどの用具を使い
どうにかできているから 不思議
あれこれ言いながらも どうにかなって
間違っても 下手でも そんなの関係ない
マイペース 自己中 独り善がり だけど
やり始めると 熱心で パワーを発揮
全力投球してしまう からだいっぱい動かし
「明日は筋肉痛で動けないかも」何て
大げさなことを言いながら いつの間にか
曲に乗って 動いているから~
いつの間にか 秋風が吹いて
もう少し 蒼い雲を追いかけ
眺めていたかったけど
木々の葉が色づきながら
ハラハラ舞っては落ちて
ススキの穂は小首を傾げたままで
仲間と揺れる素振りで
ヒガンバナは散らばりながら
まっ赤な花びらでお洒落して
小鳥も囀り 虫たちもお目見えで
何もかもがざわめく 野里
風の行方は とうとう
鮮やかに季節を 秋色で染めてしまう
勢いは留まらなくて 季節の変身を
待っていたけど きっと今は
風の悪戯のようにも 想えるけど~