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皆川博子「鎖と罠」

2018年08月13日 | ま行の作家

 

中公文庫
2017年 7月 初版発行
429頁
解説・日下三蔵

 

初期の傑作を厳選した文庫オリジナル短篇集
「水底の祭り」「牡鹿の首」「紅い弔旗」「鏡の国への招待」「鎖と罠」「まどろみの檻」「疫病船」「風狩り人」「聖夜」「反聖域」

 

皆川さんの第一期、1972年~85年、犯罪サスペンスを書いていた頃の作品を収録
あとがきによれば、本当に書きたいのは幻想小説でしたが、そういうものは求められず、また、書く筆力もないく、書けといわれるものと書きたいもの、能力の不足、そのギャップの中でもがきながら発表された作品群、とのことですが、現在に続くクオリティの高さは見事です

 

初期の短篇集は手に入りにくいので、このように再編して頂けると本当に有難いです<m(__)m>

 



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