読書と映画とガーデニング

読書&映画&ガーデニング&落語&野球などなど、毎日アクティブに楽しく暮らしたいですね!

TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2018年08月14日 | 映画(海外)

 

 

 

「インサイダー」
原題 THE INSIDER
1999年 アメリカ 

アメリカ、CBSの人気報道番組「60ミニッツ」のプロデューサー、バーグマン(アル・パチーノ)の元に匿名でタバコ会社の極秘書類が届きます
この書類を調べたバーグマンは、大手タバコ会社の研究開発部門の副社長だったワイガンド(ラッセル・クロウ)という人物に行き当たります
ワイガンドはタバコ業界の存在を根底から崩し得る決定的な証拠を握っており、上層部と対立し解雇されていました
やがて、ワイガンドがマスコミと接触したと知ったタバコ会社は彼と家族に圧力をかけ始めます 

アル・パチーノとラッセル・クロウの白熱した演技、ぶつかり合いがリアルすぎます

アメリカ映画の実話に基づく報道ものは優れた作品が多く、本作も大変興味深く観ました

 

 

 

「ダウン・バイ・ロー」
原題 DOWN BY LAW
1986年 アメリカ、西ドイツ 

刑務所で同房になった2人のアメリカ人と1人のイタリア人
3人の男が奇妙な友情で結ばれ、脱獄した後、それぞれの道を歩み始めるまでを独特のユーモアを交えて描きます
「ダウン・バイ・ロー」は刑務所のスラングで「親しい兄弟のような間柄」という意味だそうです
イタリア人を演じるのは「ライフ・イズ・ビューティフル」のロベルト・ベニーニ
陽気で面倒見のよい彼の存在が重要な役割を果たします
逃走中、一度は喧嘩別れした2人のアメリカ人がイタリア人のところに戻ってきたように、いつかまた3人で一緒に過ごす時が来るのでしょうか
それとも、もう二度と顔を合わすことはないのでしょうか
微妙な余韻の残る作品、好みでした

 

 

 

「リメインダー 失われし記憶の破片」
原題 REMAINDER
2015年 イギリス、ドイツ
原作 トム・マッカーシー「もう一度」
事故で記憶を失った男が多額の保険金を元手に僅かな記憶の欠片を手掛かりに記憶再生作業に挑みます 

観始めてから、原作を読んでいたことに気付き、理解し辛かった部分が解決して観やすくなりました
読んでいなかったら、全くついていけず挫折したかもしれません
映画化は成功とは言えないのでは?

 

 

 

 

「ミッション」
原題 MISSION
1986年 イギリス 

18世紀半ば
スペイン、ポルトガルの領土拡大に伴いイエスズ会の布教活動で南米に向かい殉教した2人の宣教師の物語
若きロバート・デ・ニーロとジェレミー・アイアンズが教区の先住民族を守るべく闘う宣教師を演じます
そもそも、先住民族の土地を奪い改宗を迫ること事体が間違いと思いますけど、そういう時代だったということでしょうか 

ロバート・デ・ニーロの身体を張った演技は鬼気迫るものがあります
対し、冷静沈着なジェレミー・アイアンズはイメージ通りでした 

ラストに流れる、大量虐殺は必要だったのか?の問いに対する答えに僅かの救いがみられます

どこかで観た顔の人が…
調べましたらアメリカのTVドラマ「エレメンタリー」に出演しているエイダン・クインでした
「エレメンタリー」でしか観たことがなかったので少し驚きでした

 

 

 

 

「人生は狂詩曲(ラプソディ)」
原題 BRANBANCONNE
2014年 ベルギー、ルクセンブルグ 

ベルギーを舞台に吹奏楽の欧州決勝大会での優勝を目指す吹奏楽団の奮闘を描きます
ミュージカルコメディということでお気楽に観賞

主役の女優さんの足が太い…
天才トランペッターさん、そんな簡単にライバルチームへの移籍を決めてしまうの?

色々文句を言いながら、アハハ、と笑ってお終い 

唯一お勉強になったのは
ベルギーにワロン人とフラマン人がいて、両者は何かと争い続けているということ
知らなかったです
同じベルギー国民として民族の争いを乗り越えようというメッセージは伝わってきました

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皆川博子「鎖と罠」 | トップ | 大今良時「聲の形」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(海外)」カテゴリの最新記事