『咎狗の血』９周目アルビドロエンド １０周目ケイスケバッドエンド

かれこれ二週間くらい前の話なのですが、そういえば、書いていなかったなぁ～と思い出しまして。
『咎狗の血』バッドエンド集めのお話です。
実は、それまで、着々とグッドエンドばかり集めていたので、攻略サイトを教えていただくまでＰＳ２にはバッドエンドはないのかなぁと思っていたりしたのですが。ちゃ～んと有りましたです。
でも、これって、絶対、攻略見ないと自力では辿り着けなかったような気がするＡ＾＾；；　まあ、選択肢が少ないので、総当たりをしていけば、なんとかなったのかもしれないですが、アルビドロエンドは出しにくかったのでは・・・と思います。
ＰＳ２版のバッドエンドは、３つ（だと思う）。

シキに監禁調教陵辱（！）されるエンド。
ケイスケにメッタ刺しにされるエンド。
アルビドロにクスリを盛られ捕まるエンド。

・・・・・・・・・。
どれも自ら身をもって体験したくないエンディングでありますｏｒｚ

シキの監禁エンドは既に見ていたので、全キャラ攻略後、私は、アルビドロ・エンドとケイスケ・バッドエンドを辿ることとなりました。

で。
攻略サイトを見てみると。
アルビドロ・エンドを見るには、城に招かれた際、出された食事を口にすればＯＫとのことで。
ケイスケルート途中のセーブデータが再プレイしたのですが。
あれれれれれれ？？？？？
確かに、アルビドロに城に招かれはしたのですが、「パンを手に取る」「手に取らない」の選択肢が出てこない～っ。
っていうか、ケイスケを攻略したときも、そんな選択肢に覚えがなかったのですよね。
あれれ～～と、すごく悩みました。
ケイスケのベストエンド攻略中は、まだＰＳ２版の攻略サイトを知らなかったので、若干の違いはあれどＰＣ版の攻略サイトを見ていたのですよね。そしたら、ケイスケ攻略途中の選択肢に、アルビドロの所でパンを食べるとアルビドロ・エンドに行く・・・みたいなことが書いてあって。でも、私がプレイしている時はそんな選択肢でなかったから、アルビドロ・エンドはＰＳ２版には無いのだとばかり思っていました。
でも、ＰＳ２版の攻略サイトにも、ちゃんと、「パンを手に取る」という選択肢が書いてある。
・・・おかしい・・・。
なぜ、私には出ないんだ・・・・。
と思って、結局、イチからやり直し、攻略サイト通りの選択肢を進めてみました。そしたら、ちゃんと、城で食事をするかしないかの選択肢が出ましたです～。
あれかな？
多分、ケイスケをクリアするには、途中の選択肢を一つくらい違うの選んでも、基本的に好感度が高ければ問題ないけど、アルビドロの選択肢を出すには、一つの選択肢の間違いも許されないのかな？？
という訳で。
アルビドロに出される食事なんて、食べたくないよね～と思いながら、「パンを手に取る」を選ぶ。
事前に部下が、毒味をしていたにもかかわらず、アキラの体調に異変が（＠Ａ＠；；
視界がぼやけるように、ゲーム画面がグニョグニョ～と崩れ、暗転。
で、次のシーンでは、エロくさいスチルが出てて、ビックリしたですよ（＠Ａ＠；；
壁に貼り付けになっているアキラたん。
Ｔシャツが引き裂かれてて、肌が露わになっているのは何故でしょうｏｒｚ
そして孔雀の羽みたいなのを持ってアキラに擦り寄っているアルビドロ。
・・・・・にんともかんとも、見たくない構図ですｏｒｚ　
で、抵抗も虚しく、またアルビドロにクスリを飲まされ、意識が遠ざかっていく所で、エンドロール。
えっ？？
もう、終わり？？
つか、その後のアキラの運命はどうなるの？？？
あとは勝手に想像しろということですか？？？
確かに１５禁ゲームだと、このあたりが限界だとは思いますが。
でも、ぶっちゃけ、アルビドロに捕まったアキラはその後どうなるんだろう。もともと、アルビドロは、アキラに目を付けていたみたいなので、アルビドロのペットにさせられちゃうのかな？？
とはいえ、ＰＳ２版では、アルビドロの性癖が、いまいち、よく分からない。というか描かれていない。源泉ルートの時に、チラっと出てきてて、源泉は「口にするのもおぞましい」みたいなことを言ってたと思います。ということは、ただのモーホーではないということでしょう。研究員時代、被験者の子供にメスを使おうとしていた・・・みたいな話はあったのですが、結局、被害者の子供も、源泉が助けたお陰で、かすり傷で済んだとのことだったし。アルビドロは手術室で何をしようとしていたのか。・・・人体改造・・・？？（－－；　あうち～。
アルビドロの性癖が顕著に表れているのが、彼のペット（？）狗（カウ）の存在だと思うのですよね。
でも、ＰＳ２には、狗はほとんど絡んでこない。
確か、アルビドロの膝の上でアルビドロに懐いているスチルが一枚あったくらいかな。あと、たまに、処刑人と一緒にいたり、アキラを城に招待するのに出てきていたけど。彼、喋らないし、前髪で顔も見えないし・・・。結局、最後の最後まで謎な子供でした。
とはいえ、『咎狗の血』のコミックス版を１巻だけ読んだのですが、そこに出てくる狗は、階段とか四つん這いで歩いてて、本当に犬みたい。で、そんな狗のことをアルビドロは、「私の素晴らしい芸術作品」とか言っていたから、多分、彼をああしたのはアルビドロなのでしょう。
・・・ということは、アルビドロはモーホーではなく、人体改造マニア？？？（＞＜）あう～～～ｏｒｚ　つまり、アキラのその後は、第２の狗？？　でも、狗だけでなく、もっと色々ペット居るっぽいからな～、アルビドロ。彼の芸術作品コレクションの一つになるのかな。
って、あくまでも想像ですが。
・・・・・だ・・・・ダークだ・・・・。ダークすぎる・・・・。
どっちにしても、１８禁じゃないと描けない話ですね（＞＜）

余談ですが、私、最初、城にある少年像・・・あれ、全部、アルビドロが本物の人間を加工したものなのだと、ずっと推理していたのですが（ＰＳの『御神楽少女探偵団』と言うゲームに確か、そういう変態犯罪者が出てきたので、つい想像）。別にそんなことは無かったようですね。

と言うわけで、微妙に中途半端な状態で、アルビドロ・エンドは終了。


次は、ケイスケのバッドエンドに取りかかりました。
こちらは、アルビドロのお食事シーンでセーブポイントを作っていたので、「パンを手に取らない」を選び、城から脱出。
ストーリーを進めていきます。
途中で、ユキヒトが出てきますが、もちろん追いかけない。ここで追いかけたら、自動的に、ユキヒト・エンドになっちゃうでありますよ。
で、問題の選択肢が出てきたときに、「判らない」を選択。
・・・・・・・・・・・・・。
あ～あ～、ケイスケ、キレちゃったよ・・・って、元からラインでキレてたけどね。
うろ覚えですが、アキラが、
「所詮他人の事なんて解らない」
みたいなことを言うのですよね。そしたら、ケイスケが、
「どうせ他人だけどさ、でも、少しは俺の気持ちも考えてくれよ～」
と言って、グサリ。何度も何度もグサリ。
正直、一体、いつまで続くのこのシーン（＞＜）と恐かったのですが、でも、嫌いでは無いです。むしろ、切なくて哀しいエンドで好きかも知れない。
ケイスケって、とことん不憫な子だと思うのですよね（；；）
っていうか、ケイスケがキレた気持ちは痛いほど分かる。
アキラのことが好きで好きで、少しでも彼の役に立ちたいって思って、頑張っているのに、要領悪くて、何事も裏目裏目に出ちゃって。
ゲームプレイしているときも、プレーヤーとしては、ケイスケのひたむきな気持ちも感じつつ、でも、アキラの苛立ちも判らないではないから、ケイスケってすごく不安定な位置にいるなって思ったのですよね。

アキラのことが心配で、危険を承知で旧租地区を越えて、トシマにやってきたケイスケ。そのひたむきさは良いし、切ない。
でも、アキラがいうように、ケイスケが居ても役に立たないということも事実。
というか、後先考えず、武器も食糧も持たずにやって来た結果、当初はアキラの武器のナイフを借りることとなって、それでアキラが素手で戦って怪我したり、また、食べ物も持ってこなかったから、結局アキラのソリドを分けて貰うことになって。終始、ウジウジしてるし、色々と迷惑かけまくりな様子に、プレイ当初は、「うっとうしいヤツだけど、でも、すんごくアキラのことが好きなんだろうなぁ」と思いました。
とはいえ、誰もがアキラのように精神的にも肉体的にも強い訳じゃないので、「想い」があっても、結果が伴わないことは多々。ケイスケも、そんな葛藤を経て、ついにラインに手を出したんだよな・・・と思うと泣けましたです。
メッタ刺しにした後、
「愛してるよ、アキラ」
で、エンドロール。
哀しい・・・哀しすぎ・・・・・・・・・・・・・（ＴＴ）
狂気な愛情という設定は、そもそも好きなので、このエンドは、綺麗だと思いました。
でも、やっぱり、ライン中毒を治して、一緒にトシマから出て、ラブラブエンドに導いてあげるのが一番ですが（＾＾）ｂ

と、まあ、こんな感じで、エンディングをコンプし、コンプ特典のスチルも出したという訳でした（＊＾＾＊）

選択肢少ないし、そこまで苦労はしなかったですが、短期間で全クリという、私には珍しい快挙だったので、結構ハマっていたという事でしょう（＾＾）ｂ
ニトロ＋、キラルは、面白いですね。「ラメント」や「スイートプール」も気になるなぁ～。その前に「咎狗」のＰＣ版もやってみたい。色々物語、曖昧だったしな～、ＰＳ２版は。
でも、１８禁版、すごくやりたいのですが、すんごく恐い気もするです（＞＜）　つか、私、ダークなのはどれだけダークでも平気ですし、エロも気にしない。でもでもでも。残虐シーンとかだけは、ダメなのですｏｒｚ　

ではでは、また機会がありましたら、全クリしての感想総括を書いてみたいです。