★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

遂に見てきました!『スターウォーズ・エピソード3』!!

2005年09月03日 | 映画鑑賞記
前売りを買ったまま、なかなか行く機会が無くって、
「終わってしまったら、どうしよう><」
と気になっていた、
『スター・ウォーズ・エピソード3』!!!!

満を持して、やっと見に行ってきました!!!!

今回のスターウォーズは、旧作にすべて繋がるたくさんの要素が詰まっていて、とても期待大でした。

なぜ、アナキン・スカイウォーカーは、ジェダイの騎士だったのに、ダースベイダーになってしまったのか?
パドメはどうして亡くなったのか?
なぜ、ルークとレイアは兄妹なのに、互いの存在すらも教えられず別々に育てられたのか??

今までの作品の中で、最もダークであり、ドラマチックであり、そして哀しくもあり・・・(;;)

色々と思うところがたくさんあって、胸がいっぱいです(*><*)

と、いう訳で、ここから先は、むっちゃネタバレを喋ってしまうと思いますので・・・どうか、まだご覧になっていらっしゃらない方の閲覧は、十二分にお気を付け下さいm(__)m
というか、楽しみにしていらっしゃる方は、読まれない方が絶対に賢明ですよ~。

なので、少しスクロール!!!
まだ見ていらっしゃらない人は、読んじゃダメですよ(^^)








★★★以下、ネタバレ文章★★★

今回の作品は、ストーリー全編を通して、見ていて胸が痛くなる展開がとても多かったです。
SFであり、且つ、ラブストーリーでもあり、悲恋物でもあり・・・。

前作の最後で、密かに結婚をした、アナキンとパドメ。
ジェダイとして日々勤めを果たしながら成長していくアナキンと、彼の子供を身籠もったパドメ。
本来なら、密やかな関係でありながらも、それでも、とても大きな幸せの幕開けだったはずなのに、このことが、彼らを、いえ宇宙を悲劇に導いてしまうんですよね・・・(;;)

予知夢を見ることの出来るアナキンは、パドメがお産で死んでしまう夢を何回か見てしまいます。
そして、なんとか、彼女を失わずに済む方法を模索しているうちに、「人を死からさえも救う方法は、フォースのダークサイドからしか学べない」というパルパティーンの甘言に嵌り、激しい葛藤の末、遂に、ジェダイを裏切ります・・・。
彼がシスに寝返ったことにより、ジェダイはほぼ全滅。
そして、変わってしまったアナキンにショックを受けたパドメは、生きる気力すら亡くし、子供を産むと同時に死んでしまう・・・。


大体おおまかなストーリーはこんな感じですが、旧作を知っている私には、もう「結末」は解っているとは言え、それでも、ハラハラドキドキせずにはいられませんでした。

結果は分っているに、
「ダメよ~、アナキン!! パルパティーンに騙されちゃ!! ダークサイドになんか、行かないでぇぇ(*><*)」
と何度心の中で叫んだことでしょう。

彼を破滅(?)させるきっかけとなった予知夢・・・。
これも、とても皮肉な夢ですよね。

だって、思うに、もし、彼がダークサイドに行きさえしなければ、絶対にパドメは死んでいなかったはずなんですもの。
出産の時、「体はとても健康体なのに、生きる意志がないからもうダメだ」というような事を医療ロボットが喋っていました。

つまり、アナキンのみた「未来」というのは、彼がその夢を見たことによって、そこに至る部分まですべて見越した上での「未来」だったのですよね・・・。そう思うと、物凄く哀しくて。もう号泣物でした(TT)
命をかけて彼女を救おうとして、逆に、彼女を死に至らしめてしまう・・・。哀しいです・・・・。

最後、機械人間になってしまった彼が、真っ先に、
「パドメは?」
と、彼女の安否を気遣い、死んだと知らされた時の、
「No!!!!!!!!!!!!!!」
という絶叫が、いえ、絶叫というより慟哭が、とても印象に残りました。
ああ、ここで、「アナキン」は死んだんだな、と思いました。
だから、あの極悪な旧作4、5のダースベイダーになっちゃったんだ、と。
でも、パドメのいまわの際の「彼にはまだ善の心が残っている」という言葉が、旧作6のルークと同じで、「新たな希望」でもあるんだなぁと思えたり。6でダースベイダーをアナキンに戻したのは、ルークというよりも、パドメの愛が時を越えたのかもしれない・・・とも思えましたね。

そもそも。
アナキンがシスに寝返ったのは、果たして、「彼一人の」責任なのか・・・という疑問もありますものね。
絶対に、彼一人が「悪者」だったわけではないと思います。
格式・伝統にあまりにこだわりすぎた、ジェダイ評議会達の傲り、慢心も多少はあったのではないでしょうか?
そう思うと、ますます、アナキンとオビ・ワンが可哀相でした(TAT)


そして。
私が一番、切なかったシーンは、アナキンとパドメが溶岩の惑星であって居る時に、オビ・ワンが登場するシーンでした。
パドメが自分を裏切って、オビ・ワンを連れてきたと勘違いするアナキンに、必死で彼に元に戻って欲しいと願うパドメ、そして、愛していた弟子を手にかけなければいけないという悲壮な決意をしたオビ・ワン。

3つの想いが、激しくぶつかり合うのが、とても伝わってきました。
そして、あの、圧巻なオビ・ワンとアナキンのバトル。
二人とも、とても格好良く、いえ、美しかったです。
本当に、すべての集大成と言うべき、スゴイ映画でした。

あっ、話は少し脱線しちゃうかも知れませんが、映画を見ていて、「???」と思うところがありました。
もしかしたら、私の他にも、気になった方、いらしたかしら??
 
実は、旧作の6で、ルークがレイアに、
「自分達を産んでくれたお母さんってどんな人だったの?」
って聞くシーンがあるのです。
で、レイアはそれに、
「とても綺麗な人だった。でも、いつも、哀しそうだった。小さい時に死んじゃったから、はっきりとは覚えていないけど・・」
って答えるんですよね。

だから、私、この映画を見終わるまで、パドメは、まだ死なないんだと信じていました。
だって、レイア姫が、彼女の事を覚えていると言うことは、少なくとも、レイアに物心が付く前後くらいまでは生きているってことじゃないかなぁって。

私が想像していたエンディングは、パドメは双子を産むものの、何らかの事情により、ルークは手放し、レイアを自分の手元で育てることになる・・・とばかり思っていました。そして、ダースベイダーになってしまったアナキンを想い、「いつも、哀しそうな人だった」という印象をレイアに与えてしまったのだと。

でも。でもでもでも。
パドメは結局、赤ちゃんを産むと同時に死んでしまったのですよね・・・。
ということは、レイアのあの6でのセリフは??
と、気になってしまった私です。もしかして、ツッコンではイケナイことでしょうか・・・?

とはいえ、解釈はいろいろできますよね。
考えられるのは、ルークに「お母さんは、自分達を産んですぐに亡くなった」と言ったら、彼がショックを受けるかも知れないから、彼を思いやって、写真でしか知らない母について、そういう風に語ったのか。

もしくは、育てのお母さんを実のお母さんと勘違いしていたのか・・・。

でも、この場合、前者の方が有力説ですよね。



なんだか、いろいろと熱く語ってしまいましたが、凄く想いが溢れそうな
、そんな映画です。

今は、サントラを聴きながら、シーン、シーンを思い出したりしています。

あっ、ちょっとミーハーですが、ダークサイドに堕ちたアナキン様が、メチャクチャ格好良いと思ったのは、私だけでしょうか??






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