goo blog サービス終了のお知らせ 

★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『フライト・ゲーム』

2014年10月08日 | 映画鑑賞記
公開初日に見に行ったのですが、なんだか、感想を書くのが遅くなってしまいましたA^^;;

今日は、映画『フライト・ゲーム』の感想を♪


■『フライト・ゲーム』予告編



ニューヨーク発、ロンドン行の旅客機。

乗客146人。

その機に搭乗する主人公のビルは、テロ防止のために、旅客機の警備を任されている連邦保安官。

普段通り、乗客を装い機内に乗り込み、不審な客は居ないか、危険はないかとチェックするビルの元に、一通のメールが届きます。

それは、

「1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害する」

という異様な内容・・・。

ごく限られた者しか知らないはずのアドレスに送られてきたメールに、最初は、同僚を疑うビルですが、その同僚も命を落とし。

犯人と思っていた同僚が死んだ後も、更にメールは届き、20分ごとに人が死んでいく機内。

犯人探しに奔走するビルですが、犯人が指定した口座がビルの口座であることが判明し、一気に怪しまれるビル。

そして、地上では、ビルがハイジャックをしたと判断され、地上からの応援も、また、機内での協力も得られず孤立していく・・・。

というお話。



飛行機の中という密室。
限られた空間、限られた乗客。

そんな中での殺人予告と、それを確実に実行していく何者か・・・。

こういうサスペンス、大好きなのです(≧▽≦)

なので、予告編を見た時から、「絶対、行く!!」と決意し、初日で見た来た・・・という訳でした(^m^)

予告編やポスターでは「全てを疑え」とか、「絶対騙される」とかいうキャッチコピーが目についたので、なんか、こう・・・叙述トリック系な作風なのかなぁと勝手に想像していたのですが。

別段、トリッキーなこともなく、普通にサスペンスでした。

でもでも、色々と凝ってて、面白かったです。めっちゃ、楽しめました!

映像がね・・・確かに、全て怪しいのですよ。


まず、主人公のビル。
連邦保安官で旅客機の警備をしています。

がしかし。

冒頭から、彼自身、なにやら怪しそう。ぶっちゃけ、アル中っぽいし。なーんか、暗い過去がありそうな感じ。


そして、その飛行機に続々と搭乗していく怪しい乗客たち。

ビルに馴れ馴れしく話しかけて来る見知らぬ男。

窓際の席に拘っているにも関わらず、席に着いた途端、「眠る」という女性。・・・どうせ寝るんなら、そんなにヒステリックに窓際に拘る必要ないじゃん!!??・・・と限りなく怪しい。

はたまた、意味深に映る、色んな人種の人達。。。。


なんかもう、主人公を含め、全員が果てしなく怪しくて、怖~い雰囲気で飛行機は飛び立ちます。


そして。

ビルの元に送られてくるメッセージ。

「1億5000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害する」

しかも、仕事に使っているそのアドレスは極秘な物で。
それを知っている者は、ごくごく限られているのに・・・。

怖いですね~(>_<)


で。

最初の方では、「もしかしたら、主人公のビル自身が犯人なのでは?」と思わせるような描写が続きます。

ビルも、なんだか怪しい雰囲気を醸し出していましたし、もしかしたら、例えば二重人格とかで、自分でも知らない内に犯行を実行している?とかね。

とはいえ、それだと、あまりに単純になっちゃうから、やっぱり、犯人は彼以外の誰か。しかも、乗客の中に居る・・・とは思ったのですが。

なかなか予想が付かず、ずっと、ドキドキしながら見ていました。

なんかもう、客室乗務員達まで怪しく見えて来るし(^m^)


予告通り、20分に一人、何らかの形で犠牲者が出ていく中、状況は刻々と、主人公が犯人かのように展開していきます。

そして、孤立していく主人公。

孤立しながらも必死で乗客を守り、犯人を捜そうと戦うビルを演じる、ニーアム・リーソン、カッコ良かったです! 彼、こういうタイプの役が似合う俳優さんですよね(^^)b

ネタバレになってはいけないので、あまり語れませんが。。。

真犯人が分かってしまう過程は、意外とアッサリだったかな~。
犯人が分かってしまうと、まあ、あっけないと言えば、あっけないのですが。

今度は、犯人が仕掛けた爆弾の問題が!!!!

とりあえず、犯人は捕まえたので、20分に一回の殺人には終止符が付いたといえど。
今度は、爆弾で全員死んじゃうではないか!!??という展開。

このテの飛行機物サスペンスでは、お約束な展開かもしれませんが、定番というのは、やはり面白いものですよね。


どうやって、爆弾の被害を最小限に留めるか・・・。

前半から中盤の連続殺人なサスペンスから、終盤は一気にアクションになっていき、物語が「静」から「動」へ変化していくのも面白かったです。

物語の前半は事件の真相を推理し、そして、後半はアクションに手に汗握る。

一粒で二度美味しい作品だったのではないでしょうか(*^^*)