つぶやき①

みなさん、
2年間応援をありがとうございました。

疲れました・・・。

2005年05月19日 | つぶやき日記



今日は、リハビリに行って来ました。
歩行器で歩く練習です。
たった100メートルなのに、マラソンの後のように
シンドイ。情けないと思わないようにしてきたが
今日は、みつをさんの言葉・・・
「一所懸命になると 自分の非力が よくわかる」の心境。

まぁ、一晩寝れば元気になるでしょ。
今までもそうだったし、
マイナス意識をいつまでも引きづったって、
落ち込むばかりってこと、体験済みだから。

眠れば朝が来る。
入院中、泣いていたら、看護婦さんが
「そんなに泣かないで、明日の朝は来るんだから」って、
やさしく言ってくれたっけ。
そのやさしさが嬉しくって、また泣けてきたんだった。

「おやすみなさい」
明日は元気になっているね。


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● 旧ブログのつぶやき日記

ブログを読んで、元気を出そうと思ったら、
朝と一緒で、コメントが入らない、コメントがダブルに
なっているから削除しようとすると削除も出来ない。

残念だけど、これでは先が思いやられる。
まだ1ヶ月経っていないけれど、他のブログへ移行を考えます。

文字を大きくする技術もないし、もっと読みやすいブログ作りに
切り替えようと思います。

しばらく更新できません。他のブログに移行したら、
またご連絡します。それまで、古い詩などご覧いただければ
嬉しいです。


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  ブログ移行につきまして、
  ご心配・励ましのお言葉ありがとうございました。

★コメント  (7)

・やっぱり変なんですか? コメントを入れてみます。
 お疲れさまでした。^^
   2005/5/19(木)  マーヤ

・マーヤさん、おはようございます。
 昨日は朝一でもコメントの不具合のユーザーがあり断念
 しました。疲れている上にダブルパンチでした。
 移行先を見つけたので、急ピッチで作業しご連絡しますね。
 ご心配をお掛けしました。ありがとう。
  2005/5/20(金)  未歩

・こんばんは、今お気に入りに登録しましたが、
 他のブログへお引越しなんですか?また来ますね。
   2005/5/19(木)  のほ

・のほさん、お気に入り登録ありがとうございました。
 ブログは移行を決めました。不具合が多いので、
 読みやすい文字入力が簡単に出来るシンプルなものに
 変えます。またブログが変わっても覗いて下さい。
   2005/5/20(金)  未歩

・昼間でもそうでしたか?残念ですが、
 お便りお待ちしておりますm(__)m
   2005/5/19(木) EVO

・EVOさん、おはようございます。昨日は朝からでも
 コメントが入らないユーザーがあり何だか疲れました。
 楽しいはずのものが、自分にとって、マイナスに作用し
 蓄積していくのであれば・・・と、決断し移行作業中です。
 貴重なコメントも移したいので工夫しながら、
 急ピッチでやっています。 またご連絡します。
   2005/5/20(金)  未歩

・おはようございます。。 良い所が見つかったみたいですね。
 待ってますから。(^^)
   2005/5/20(金)  マーヤ






おすもうさんの話

2005年05月19日 | 心に残った記事

若乃花・貴乃花とともに二子山部屋
全盛期を築き上げた 元大関・貴ノ浪の
音羽山親方のことば (毎日2005.1.20)

ほめられたことは一度もなかった。
でも次の日の新聞に「いい相撲だった」と 
いう師匠のコメントが載っているとうれしかった。
相撲の技術は矯正されたこともない。心構えを教えられた。
今でも鮮明に覚えているのは「自分が納得し、
喜べる相撲を取らないと、お客さんは納得しないぞ」。
大関から2回目に落ちた時、引退も考えたが
「落ちたことは恥ずかしいことじゃない。お客さんは落ちた後の
振る舞いを見ている。堂々としなさい」と言われ、
もう一度やろうと思った。

この記事を読んで、さだまさしさんの
「精霊流し」の文章を思い出した。
「不自由であることを恥じることはない。
それよりもむしろ、生かされていることを感謝すべき」と。



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★ コメント  (2)

・遊びにきてくれてありがとうございます!
 笑いって本当に大切ですよね 私も色々と話術を駆使して
 笑いを引き出そうと頑張っています
 駆使しなくても笑いかけると相手も笑ってくれますよね
 ときにはコケる真似までしています(^^;
   2005/5/1(日)  あわ

・笑顔ってステキですよね。暖かい気持ちになりますものね。
 私も毎日笑って暮らせるように感謝の生活をし、
 ココロを磨いて頑張ります。
   2005/5/2(月)  未歩



「お笑い看護師」養成

2005年05月19日 | 心に残った記事


“お笑い看護師”養成 大阪府、漫才師ら指導

ストレス解消に効果があるとされる「笑い」を医療や福祉の
現場に生かそうと、
大阪府は、吉本興業などに所属する漫才師や落語家の協力を得て、
府立病院の看護師や福祉職員らに笑いが取れる話術を指導する
方針を固めた。府によると、こうした試みは全国で初めて。
2005年度予算案に「笑いと健康推進事業」として
300万円を計上する。

特訓の場として、素人を対象に月1回「お笑い体験教室」を
開いている府立上方演芸資料館(大阪市)を利用。
選抜された看護師や看護学生、福祉職員らが、
漫才師らから直接指導を受ける。

プロから学んだお笑い技術は、患者や入所者らとの日常的な
コミュニケーションの中で活用。
気分を和らげ、ストレス解消に役立ててもらう。(共同通信)


やっと、こういう病院が出てきたかと記事を読んで嬉しくなった。

長い入院生活で、多くの本を読み、「笑い」が免疫力を高めるのに
医学的にも効果があることを知った。
鏡を見て「にこっ」とするだけでも違うそうだから驚いた。
暗い顔をしていると、ココロまで病んでしまうから、
笑顔を心掛けている。

最も最近では耳も聴こえなくなったから、
ごまかし部分もあるのだけれど、
暗い顔していたら、周囲の人にも不愉快な思いをさせてしまうから。

以前子どもに、こんな風に言われた。
「なんでそんな厳しい顔しとるん?」 
今では「何がそんなにおかしいの?」



なぜなぜどうして「あかじゅうじ」

2005年05月19日 | 心に残った記事


なぜ なぜ どうして「あかじゅうじ」

小学2年生の4人に1人は「犬」を「☆(下記参照)」と書き、
「赤十字」は5年生の半数近くが「あかじゅうじ」と読む。
文部科学省所管の財団法人、総合初等教育研究所(本部・岐阜県)が、
発表した小学生の漢字の読み書き習得状況調査でこんな結果が出た。
(注)☆は犬の「、」を大の横棒の右下

読みの問題では四年生で習った「米作」を正答できた
五年生はわずか1%。
誤答の四分の三は「こめさく」だった。
六年時の「背比べ」を「せくらべ」と
読み間違える中一も四分の三いた。

二年生で「三(み)日月」と正答したのは17%で、
58%が「さん」と誤答した。
日常生活で使わなくなった言葉が、苦手とみられる。

う~ん、時代を反映??

夏目漱石の「文明開化とはなんぞや」

2005年05月19日 | 心に残った記事



数日前の記事ですが、
夏目漱石の「文明開化とはなんぞや」・・・が興味深い。
是非たくさんの人に読んで欲しい。


日本語で、頭がいいとか、悪いという表現は、
たかだか昭和初期に生まれた言い方らしい。
目まぐるしい時代の変化に頭脳回転の「速さ」が要求され、
速ければいい、遅ければ悪い、というわけだ(桶谷秀昭・昭和精神史)。

それまでは「賢い」か「愚か」かだった。
賢い人は、生命や芸術、宇宙、人生の意味なんてことをあてもなく
考え続けていたものだ。
あてのない命題だから、速さなんぞまったく関係がない。

こういう土壌が少しでも残っていれば、
JR福知山線の大惨事は様相を変えていたかもしれない。
一分半の遅れを取り戻すために速く、速くと運転士を急(せ)かした
裏には、速さによって他社に負けるなという頭の回転の速い上司の
意向があったのだろう。

そこには、一分半という時間があるだけで、
数百人の乗客の人生という時間は忘れ去られている。
安全とか、環境とか、いまの日本が心底から問われているものは、
こうした比較を瞬時にできるようなムダで効率の悪い「賢さ」
なのだと実感する。

悲惨な事故のさなかに大型連休が始まった。
人間にはなぜ休みが必要なのか。これも今年は「賢さ」を回復する
時間であるように思われる。

新緑の山や森を歩き、小川のせせらぎを聞く。
どっぷりと温泉につかり、速く、速くの日常をふりかえる。
効率の束縛をはなれ、あてもなく人生の価値を考える。

かつて夏目漱石は「文明開化とはなんぞや」と問われて
「人間が怠けることを奨励することだ」と答えている。

たらいでの手洗いを怠けるために洗濯機が発明され、
歩くことを怠けるために自転車や自動車が生まれた。
効率によって支えられている生産活動の究極の目的は、
実はもっとも非効率的な「怠け」を実現するためのものであると
いう視点がおもしろい。

漱石流にいえば、休みとは労働を怠けることだ。
旧世代の私にはいまだに後ろめたさを引きずった言葉である。

だが、非効率であてのない時間は、昔の賢人のように、
深い思考と感性を育(はぐく)む母でもある。
私も二、三日は、ボケーッと賢く考えてみるか。
 


ひょっとしたら、夏目漱石は1000円札になって、
我々の身近で『怠けるな』と教えてくれているのかもしれないですね。
1000円札を手にする時も、手放す時も、
ありがたいという感謝の気持ちが持てるような気がしてきましたよ。


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★コメント (6)

・あいすの感想ありがとございます◎ ダイエット中なのですね、、
 りんごも気持ちはダイエッターですがあいすは特例なのれす、、
 がんばってください~ 日本て急ぎすぎな国だな~と改めて
 思いました。時間を無駄にしまいという現れなのかも
 しれないけど。 日本の電車はは1分で遅れになるけど、
 アメリカやイギリス、他多くの国は5,6分から遅れに
 なることからもそう思います。
2005/5/7(土)  りんご

・ほんとうにそうですね。今回の大事故で日本が時間に
 厳しすぎるという実情を知りました。
 イギリスは日本の鉄道をお手本にしていただけに、
 大ニュースとして取り上げたそうですね。
 人の命をいちばんに考えることが、大前提ですよね。
 命は取り戻せませんから。
2005/5/7(土)  未歩

・「夏目漱石は1000円札になって、我々の身近で
 『怠けるな』と教えてくれている」って、面白い表現ですねっ!
 でもきっとそのように我々に問いかけているものと思いたいです。
2005/5/11(水)  EVO

・EVOさんたくさん、たくさんコメントありがとうございます。
 感想をいただけることが何よりも大きなエネルギーになります。
 本当にありがたいことです。
 これからも、叱咤激励ヨロシクお願いします。
2005/5/11(水)  未歩

・漱石はイギリスに留学し、文明開化の将来について見抜いて
 しまったのかもしれませんね。
2005/5/16(月)  うさ太郎

・うさ太郎さん、ブログを読んで下さってありがとうございました。
 そうですか。イギリスに留学していたんですね。
 豊富な体験から文明開化を見抜いていたんだと、私も思います。
 さすが大物ですね。
2005/5/16(月)   未歩











今日は「母の日」

2005年05月19日 | 心に残った記事



今日は「母の日」   2005.5.8

人の心に深く残る響きは懐かしい母親の声だろう。
それはずっと蓄積されて、いつでも再生されるような。
今も聞こえる あのおふくろの声 ぼくに人生を 教えてくれた…。
かつて武田鉄矢さんの海援隊がヒットさせた
「母に捧(ささ)げるバラード」も母の声をそう歌った。

歌のモデルは武田さんの母親イクさんである。
たばこ屋などを切り盛りし、二男三女を育て上げた。
「血と汗と泪(なみだ)でよごれた女の半生がまだわからんとか」。
歌に出てくる小言はきっと真実の言葉で、
息子は余計に耳をふさぎたくなったかもしれない。

「死ぬ気で働いてみろ」。歌ではそんなことも諭したイクさんは、
七年前に亡くなった。その姿は世の多くの母たちと重なることだろう。
食べ物を粗末に扱わない、恥ずかしいまねをしない、
弱いものをいたわること…。母たちの声、おふくろたちの声には、
生きる基本の教えがたくさん含まれているはずだ。

愛情と優しさ、それに良薬に似た苦さもまじって心に残る母の声。
思いおこして感謝したい、今日の母の日である。



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★コメント  (8)

・母は強し、子供の時から母は良く働いてました。
 今みたいに全自動で無い時代でしたから、
 大変だったと思います。感謝 まだ完全では有りませんが、
 昨日より良い感じです。
 お互いブログが消えないで良かったですね。   
   2005/5/9(月)  hide

・hideさん、昨日はありがとうございました。
 ブログ復旧中で嬉しいです。そうですね。
 私たちの親の時代は今のように便利なものはなかった
 でしょうから本当に感謝ですよね。
 よくまとも?に育ててくれました。
 やはり親の真面目な生き方のお陰ですね。
   2005/5/9(月)  未歩

・僕は実家から遠く離れているので、メールを送るぐらい
 しかできませんでした。うちは男3人兄弟なので、
 母は大変だったと思います。親孝行はできてませんが、
 親に胸を張れるような人生を歩みたいですね。
 ブログ何とか復旧しましたね♪一時はどうなることかと…
   2005/5/9(月)   reddragonfly1981

・メールでご両親と連絡をとられているんですよね。
 立派な親孝行ですよ。ご両親は姿が見えないだけに、
 風邪をひいてはいないだろうか、きちんと食事はしているの
 だろうか、無理して疲れていないか・・・などなど、
 とても心配してみえると思うのです。
 だからメールで連絡されることは、とっても嬉しいことだと
 思いますよ。
 親に胸を張れるような人生・・・ほんとそうですね。
 私もそんな生き方が出来るようがんばりますね。
   2005/5/9(月)  未歩

・母、重い言葉です・・ホント親孝行など全然出来てません。
 最後まで出来たということはないのでしょう・・・ネ!
 ブログ心配でしたね、良かった、良かった。(^^)
   2005/5/9(月)  マーヤ

・マーヤさんおはようございます。
 親孝行・・一生の大きな課題です。ブログの故障でお世話に
 なりました。また楽しく交流させてください。
   2005/5/10(火)  未歩

・私は、もう既に亡くなってしまいましたが、
 今思えば祖母の言うことに感銘を受けますm(__)m・・・
 時代の違いはあるものの、なるほどと思うことは
 たくさんありますねっ(^^)/
   2005/5/11(水)  EVO

・そうですね。人生の先輩である人の言葉はいつまでも、
 私たちの心に生きていますよね。
 私も今の自分のガンバリを無形文化財として残したいです。
 その為にも失敗を恐れずいろんなことにチャレンジしたいです。
 ブログに挑戦・・・これって私にとって、スゴイ出来事
 なんですよ。
   2005/5/11(水)  未歩












「惻隠の情」・・・初めて耳にした大事な言葉

2005年05月19日 | 心に残った記事



『惻隠の情』・・・初めて耳にした大事な言葉。
ただ、私が無知なだけかもしれませんが、
ひとつひとつの言葉にも、感動出来る自分になれたことが、
感謝です。

ココロの貯金箱が重くなってきました。
「あなたの体重と一緒だね」と外野の声が聴こえてきそう。


「井戸に落ちそうな子どもがいるとする。
目撃した人はとっさに駆け寄って、子どもを助けようとするだろう.

性善説を唱えた孟子はそんなたとえ話を用い、こうした人の心を
「惻隠(そくいん)の情」と呼んで道徳心の根源においた。
ほめられたいからではなくて、他人の不幸を見過ごしにはできない
本性が人間にはだれにもあると、説いている。

それはJR福知山線の事故でもうかがえた。
現場近くの職場などから多くの人が救出に駆けつけた。
負傷者を布で止血し、トラックで病院へ。
震災経験も大きいのだろうが、ある人は「人間として何とか
せなあかん。その一心で」。
自らの背中の痛みに耐えて救助を手伝う乗客もいた。
他人の不幸を見過ごさなかった人たちの情には胸が熱くなる。

だから一層驚いたのが、JR西日本の関係者の行動だ。
事故の電車に運転士二人が乗り合わせたのに救助しないで出勤した。
携帯電話で事故を伝えたが、上司は「遅れず出社を」と指示したという。
事故発生を知りながら、ボウリング大会を開いた社員たちもいた。
だれも中止を言い出さず、二次会もあった。

こうした社員も一人ひとりは普通に惻隠の情を持ち合わせているはず。
それが組織ではただ指示に従い、口をつぐみ、
人本来の情をどこかに埋没させる。
ほかの役所や企業の不祥事にも通底する現象で、
組織で働く身には人ごととは思えない。

大企業に入ることや優秀な社員になるのは大変だろうが、
そこで人本来の心や情を保つことの方が、実はずっと難しい。
JR事故にも、そんな思いにかられる。」


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★コメント (2)

・企業に就職してしますと、そのような教育を受けてしまい、
 誤った人格形成をさせられてしまうようです。
 プライベートになればそうでもないのに、通勤途上から
 もう既に「企業人」になってしまいますからねっ!・・・
 でも、本来の「素直」な性格・性質でありたいものですm(__)m
2005/5/11(水) EVO

・そうですね。この記事の「人本来の心や情を保つことの方が
 ずっと難しい」の言葉・・・重いです。
 でも、EVOさんがおっしゃるように本来の『素直』な性格・性質で
 私もありたいと思います。
2005/5/11(水) 未歩

一円玉の幸せ

2005年05月19日 | 心に残った記事

思い出すのは働く女性の視点で詩作し、
昨年死去した石垣りんさんの「銭湯で」。

公衆浴場が19円に値上げし、
20円を出せば1円のおつりが来た時代。
一円玉は洗面道具の中に落ちたりする。

「お湯の中で/今にも浮き上がりそうな値打ちのなさ。
/お金に値打ちがないことのしあわせ/一円玉は/千円札ほど
人に苦労もかけず/一万円札ほど罪深くもなく・・・」


忘れていないだろうか。
お湯の中の一円玉のように、
数字の値打ちだけで表せない、
しあわせがあることを。



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★コメント  (2)

・人間、目立たなくとも、人に迷惑をかけない!ことって
 大事だと思います。でも、実際(困った時に)は頼り(価値)
 になる。そんな人間になりたいものです。
   2005/5/15(日)  EVO

・ほんとうにそうですね。この記事を読んで改めて実感しました。
 私も助けてもらうばかりではなく、助けてあげられる側にも
 回れるような自分でありたいです。
   2005/5/16(月)  未歩



人より自分に勝つほうが大事

2005年05月19日 | 心に残った記事


「君、時というものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで
走るものなのだよ」。シェークスピアの「お気に召すまま」には、
そんなセリフが登場する。

これを援用すれば、一人ひとりに似合った速度があるということか。
人生の走路で他人と速度を競うだけではただ疲弊したり何かを
失ったりすることもある。
「速い」ということの意味や価値を考え直そうとするのが例えば
「スローライフ」の言葉だろう。
それを連想するような力士人生である。


いまたけなわの夏場所で新十両となった出羽の郷。
戦後最年長の三十四歳五カ月で関取に昇進した。
十九年前の初土俵から下積みを続けて、
やめようと思ったことは数知れない。
踏みとどまったのは「周囲の応援と、夢をあきらめたく
なかったから」という。

激励の手紙は続々届き、ある人は「定年退職で生きがいが
なくなったが、勇気をもらった」。
師匠の出羽海親方は「本当によく辛抱した。
まさにウサギに対するカメだった」。
夏場所で白星はまだ二つと苦戦が続くけれど、
「ウサギとカメ」の寓(ぐう)話も不似合いではない昇進だった。

この寓話について哲学者の内山節さんが前に書いていた。
鳥の声を聞きながらふと思ったそうだ。
「あの話は前提がおかしかった。ウサギとカメが競争をする
理由など何もない。

ウサギにはウサギ、カメにはカメしかできない生き方がある」。
競争や速度もある程度は必要なのだろう。が、
人より自分に勝つことの方が大切であり、
「遅い」ことが敗北を意味しない例も人生には多いに違いない。


私も同感。以前、書いた詩を思い出した。


人生は人との競争のようにみえる
だが本当にたたかっているのは
まず自分自身なのである
そこで自分に負けてしまって
諦めてしまったら
人と勝負なんてできやしない 



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★コメント (6)

・いい文章をお書きになる。しみじみとそう思いました。
 人それぞれ。土俵も違えば、価値観だって違う。
 人とは比べることではないのかもしれませんね。
 そんなことを思いました。
   2005/5/18(水)  say-ka

・sey-kaさん、ありがとうございます。
 ライターさんの記事いいですよね。そうだなぁって思って
 ブログに載せました。自分は自分らしく生きればいいのだと・・・
 やっとそう思えるようになりました。
 こうして記事が読めるのも目が見えるからであり、
 ありがたいことです。
   2005/5/18(水)  未歩

・本当にそう思います。何でも、結局は自分がどうしたいのか、
 どう生きたいのか、どう生きたかったのかを人生は問う。
 長く生きても、短くしか生きれなくても、その人の人生を通して。
 周りの人にも・・・ それがいのちを頂いて生かされてるものの
 証かも。
   2005/5/18(水)  マーヤ

・マーヤさん、ありがとうございます。そうですね。
 長さではなく、どう生きたたいのか、どう生きたかですよね。
 自分らしい人生が送れるように、もっともっといろんなことに
 目を向けてみたいです。
   2005/5/18(水)  未歩

・私も運勢を見てもらったら、「大器晩成型」って言われました。
 ですから、その運勢を頼りに一日一日を大事に過ごすように
 してます(^O^)・・・でもこの力士も立派ですねっ(^_^)v
   2005/5/18(水)  EVO

・そうですか。私が読んだ本に手相は左手は生まれつきのもの、
 右手はその人がどう人生を歩んできたかが表れる。
 だから年配の人の右手をみて、「あなたは自分の人生を随分
 切り開いてきましたね」と言うことがよくあるそうです。
 自分の努力で人生をよりよく変えることが出来るのだと
 確信しました。「大器晩成型」・・・将来が楽しみですね。
   2005/5/19(木)  未歩






自分を愛するということ

2005年05月19日 | お薦めの本


自分を愛するということとは

自分というものを本当に知り、
人間として生まれたというまたと
ないチャンスに対して、そのハプニングを感謝して受け、
誤りやすい自分の弱点を知り、人間が過ちを犯し、
罪を犯すことの可能性、弱いその人間性を自覚し、
この人間的弱さを素直に受取り、そのように自己評価しながらも、
この地球上に生まれ落ちた自己誕生の奇跡に厳かな思いを寄せて、
その自己を正しく成長させるという義務感の下に
自己をよく育てていくこと

日野原 重明 著
「テンダー・ラブ」より抜粋