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つぶやき①

みなさん、
2年間応援をありがとうございました。

95歳のおばあちゃんとの出逢い

2005年06月09日 | 思いのままに(~2004年)



あの時のあのことがなかったら・・・
そんな体験は誰にでもあるだろう
私もおんなじ

あの入院がなかったならば
そしてそこで95歳のおばあちゃんに
出逢わなかったら
今の自分はありえない

「もっと書いとくれ」のおばあちゃんの一言
平仮名ばかりの たどたどしい手紙を
まいにち毎日 読み返しては
「今あんたの手紙読んどる」って
両手を合わしてくれたっけ

ワープロ絵手紙の原点は
おばあちゃん
空を仰ぎ 
心の中でつぶやく
「あ・り・が・と・う」



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覚書 

2005.5.19
2005.6.09

「生かされていたのですね。感謝。」

2005年06月08日 | 思いのままに(~2004年)


生きてきたという思い込み
少なくともいままでは
だから生きられることが
あたりまえのように横着だった
今では
生かされているという思いが
感謝の心を熱くする     


息をする・たべる・ねむる
しゃべる・手足をうごかす
ものをもつ・文字がかける・きがえる
これら みんな ふたたび
できるようになったこと
そのよろこびは だれにも負けない


自信がないとき
なにもできないほど臆病なのに
自信がつくと
いろんなことが当たり前の世界
すべてにおいて横着になる
初心に戻れば
もっともっと感謝できることなのに
もっともっとしあわせを感じるはずなのに



今の自分が好き

2005年06月03日 | 思いのままに(~2004年)


いまの自分が
ほんとうに
すきになってきた
昔の自分より
すきになってきた
どうしてだろう

いつも自分と
たたかって
もてる力をだしきって
朝から晩まで
テレビもみず
がんばって
生き生きしている姿に
ほれこんだのかもしれない


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覚書 

2005.5.23
2005.6.03

楽しみを見つけてください

2005年06月02日 | 思いのままに(~2004年)


何も聴こえず
何も楽しみがなくて
それなのに頭だけは正常だったら
どんなに辛い毎日だろう

自分では動けなかったけれど
耳は はっきりと聴こえていた
ただ無かったのは楽しみだけ

主治医は言った
「何か楽しみを見つけなさい」と
探してはみたけれど
なにも見つけられなかった

そして一年
文字を書くと言う目標ができた
判読に困難なひらがなだったけれど
太いマジックをにぎりしめ
懸命に書いた「あいうえお」

次に「まけない」と言う文字を
自分を励ましながら
まいにち毎日書きつづけた 

自分の思いを託すには
パソコンしかなくて
マス目の大きなノートと
さよならしたけれど
今では私の想いが
ぎっしり詰まった宝物


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覚書  

2005.5.21
2005.6.02

病気から学んだこと

2005年06月01日 | 思いのままに(~2004年)

なくしてしまった筋肉を
取り戻すことは
なんとむずかしいことか
しかし
もっとも むずかしいとされる
いのちを
取り戻すことが
できたではないか



いっぺん痛い目にあわないと
あの子は懲りないわと
おもいどおりにならない
我が子に対し
親はこう嘆く
あの子とはまさに私のことである
大けがをして
たくさんのことを学びつつある




入院中、思うように進まないリハビリの中で、
「焦るんじゃない。焦ってどうする」と
自分を叱咤激励するために書いた詩です。

生きていたら、もうそれだけで充分。
ゼイタク言うのじゃない・・・

そう叱った、もうひとりのワタシがいました。

魔術師になろう

2005年05月30日 | 思いのままに(~2004年)



つらいことや かなしいことを

たのしいことにかえる

まじゅつしになろう

あるけなくても

みみがふじゆうでも

そんなこと 

いっさいかんけいない

まじゅつしになろう  



これは退院した直後の自分を励ますために
書いた詩です。


「魔術師」になったら、
自分が変えられそうな気がしたんですよ。


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覚書  

2005.5.01
2005.5.30

もう一度だけチャンスを下さったのですね

2005年05月29日 | 思いのままに(~2004年)



あなたは私にもう一度だけ 
チャンスをくれたのですね
自分を大切にすることと 
エゴイストはちがう
がんばることは大切だが 
無理をすることではない
このことを
私に気付かせるために
そのあなたのご温情に
報いるためにも
不可能を可能に変える努力を
私は惜しみません
あなたがもう一度だけ
人生を下さったのですから