あの時のあのことがなかったら・・・
そんな体験は誰にでもあるだろう
私もおんなじ
あの入院がなかったならば
そしてそこで95歳のおばあちゃんに
出逢わなかったら
今の自分はありえない
「もっと書いとくれ」のおばあちゃんの一言
平仮名ばかりの たどたどしい手紙を
まいにち毎日 読み返しては
「今あんたの手紙読んどる」って
両手を合わしてくれたっけ
ワープロ絵手紙の原点は
おばあちゃん
空を仰ぎ
心の中でつぶやく
「あ・り・が・と・う」
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覚書
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2005.5.19
2005.6.09
素直に「ありがとう」って思いました。
「誰かのために」「誰かに励まされ」
そんなことを改めて考えてみました。
「ワープロ絵手紙」いつか私も見たいですね。
技術がないので、イラストの挿入は出来ませんが、
文章は詩の形式で「思いのままに」のカテゴリーに
掲載していますので、ご覧いただければ
うれしいです。
「両手を合わせてくれた」っていうのが、なんとも心を打たれま~す♪
どんなお手紙だったのか知りたいくらいです(^o^)
これからも仲よくしてあげてくださいねっ(^_^)v
このおばあちゃん、ひとり暮らしをされていて、
入院してきたんですよ。
出逢いは、私の2回目の入院のとき、
2003年8月。
なんでもひとりでできて、お孫さんと同じぐらいの歳に、
私はなりました。
耳も良く聴こえるんですね。
ダケド、私は聴こえない。
そこで、ひらがなの練習に毎日、
おばあちゃんにたわいないことを書いて、
看護婦さんに渡してもらっていたんですよ。
そうすると「もっと書いて」っていってくれるんですよ。
こんなことでおばあちゃんが喜んでくれるんだったらと、
私も張り切っちゃって・・・。
おばあちゃんが退院されてからは、
パソコン絵手紙を毎週送っていたんですよ。
もちろん、片側通行。
それが去年の夏、病院のリハビリ室にご家族が見え、
なくなっとことと、お世話になったと
私への伝言があったそうです。
姿・形はなくとも、私の心に
生き続けています。ずっと、ずっと。
なかなか出来そうで出来ないですよ。
お互いに支え合って。
年齢や性別に捕らわれず、人として、
出逢う。姿が見えなくなっても心の中で、
出逢えますね。そんな出逢いがしたいですね。
「なんでこんなに、シワくちゃなんやろ」
と嘆かれるんです。
私は「おばあちゃん、誰だって歳をとれば
シワも白髪も生えるのは自然のことなの。
シワも白髪も生えなかったら、
若い人と、区別できずに困るでしょ」と言うと、
「アンタはええこと言うなぁ」って
笑ってくれました。
その笑顔のステキなこと・・・
今でも思い出せます。本当にいい出逢いでした。
素敵なおばあちゃん
未歩さんの絵手紙、きっとあたたかくて
優しい絵手紙なんだろうな~って想像しちゃいます
私も、ああいう可愛いおばあちゃんになりたいなぁと
思いました。
私が「病気でこうなった」と離すと、
「こわいなぁ」と心配そうに言われるんですよね。
私が「歩かんと歩けなくなるで」と言うと
「えらいんやで、あんたもこの歳になると分かる」と
言われてしまいました。
「そうやね。私も長生きして、おばあちゃんの
気持ちを実感してみるわ」と答えると、
また笑ってくれました。
絵手紙は、おばあちゃんのお顔を思い浮かべながら、
心を込めて作りました。
最後になった絵手紙は、
今までで、いちばん絵手紙らしく出来上がった
「だるまの絵」に「ころんだら起きればいいさ」の
言葉を添えたものでした。
たぶん、そのハガキは見てもらえなかったと思います。
「離す」は「話す」の間違いです。
コメントは長い文章を打ってから、
削除は厳しいですね。
注意しよっと。
でもその前に中身のある大人の女性にならなければ…
ただ年を取るのは簡単なんですが…
中身のある年の取り方をするのはとっても難しいです。。