おぉきに。

気が向いたら読書感想を書き、ねこに癒され、ありがとうと言える日々を過ごしたい。

2、というジンクス

2012-05-09 17:06:22 | 日記
わたし、2、というものと、あまり相性よくないのです。

2回目、2年目、2番目、……まあそういう、「初めてではないもの」が。

久しぶりに着物の練習したとして、身体は覚えてるから1回目はモタモタしながらもそれなりになんとかなります。
が、調子に乗って復習2回目ー!ってやると、必ずメタメタになる。

1年目には上手くいったことを、2年目は基本は変えずにアレンジしてやってみよう!としたら、まずコケる。

何かを無くして、同じモノを買いなおして、それで今も定着して手元にあるものって、水晶のペンダントトップくらいしかないんではなかろーか。

とにかく、前回の何かを踏襲して2度目っていうのは、本当に何をやってもうまくいかないんです。

これ、もしかしたら「子どもの頃のある出来事」に始まるのかなあ、と考えることがありまして。

中学生の頃だったかなあ、祖父母の家に帰省したとき、どういう経緯だったのかわたしが大人数分のカレーを作ることになったんです。
で、びっくりするほど好評で。

嬉しくなったわたしはもちろん調子こいて、今度はクリームシチューを作る!と言い出しましてね。
はい、そうなんです、大失敗。
あんなもん、失敗するか?と思われるかもですが。

わたし、実家でお使いに出たりおかんの手伝いしたりで何度もカレーやシチューは作ってたんですが。
固形ルゥしか使ったことがなかったんです。

ところがそのとき、買い物でシチューのルゥを間違えて細粒タイプのものを買ってしまって。
初めて使うもので、按配が分からなくて内心パニックになって、でも年下のいとこたちの手前オロオロするのもカッコわるい。
なんとかかんとか出来上がったものは、先のカレーほど褒めてはもらえませんでした。

それが、記憶にある、「調子に乗って2回目にトライして見事に失敗する」ジンクスの始まりだったのかも。
傷ついたわけじゃないし、トラウマというほどでもないけど、でも未だにクリームシチューのルゥを見るとそんなことを思いだします。

ああ、祖父母の家でその後カレーを頻繁に作ることができるようになったのは、成人してから。というか、結婚してウチの相方も貴重な人手のひとりとして田植えや稲刈りを手伝いに行くようになって、田んぼでまったく役立たずのわたしは後方支援としてご飯つくったり買い物に行ったりする担当になってからのことです。
その頃にはいくらなんでもカレーくらいは当たり前に作れますよね(苦笑)

まあそんなわけで、わたしは基本、行き当たりばったり、出たとこ勝負でのらりくらりやり過ごしてきたんですよ。うん。

このジンクスにはいつも泣きそうになって、それにめげずに回数を重ねればもうぜんぜん、スムーズになります。
ココを越えられるかどうか。
心理的なもの。

とまあ、ふっと思ったことを呟いてみました。

そうですここんとこずっとテンション低いんです実は(爆)

てことで、読書スイッチをガムテでがっちり押さえてonにしました。
現実逃避ともいいますが、まあ悪いことじゃないよね。

次の更新は、『キサトア』の感想かな。
って初読は単行本だし何年も前だしもう何度も何度も読んでるので、そういう思い入れをこれでもかと詰め込むだけのことでしょうが…。てへ。


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