おぉきに。

気が向いたら読書感想を書き、ねこに癒され、ありがとうと言える日々を過ごしたい。

九十九折

2009-04-17 18:57:11 | 日記
夕方のニュースを見ていたら、国別対抗フィギュアの直前レポート中継がありまして。

テレビ局の局アナらしき男性の横に、あの、伊藤みどりさんが。

私は数瞬、これはテレビの遠近法が狂ったのか局アナの男性がお立ち台にでも乗って喋ってはるのか、はたまた伊藤みどりさんが縮んだのかと思いましたマジで。

確かに伊藤みどりさんは小柄な人やったけど、だから中継スタッフもちょっと考えればいいのにさ。彼女をお立ち台に上げるとか。こんなにバランスの悪いツーショットも珍しい…。

ただ、伊藤みどりさんに関して言えば、私は今でもアルベールビルの銀メダルを取った時のことを覚えてるし、エキシビジョンのチャーミングな演技もはっきり記憶してます。(トシがばれる…)
それに、未だに彼女ほどに高さのあるジャンプを跳べる女子フィギュアスケーターって、ほとんどいないと思う。今のアサダマオちゃんでさえ、全盛期のみどりさんに比べたらまだ低いような気がする。
ま、だからこそ、みどりさんはヒザの負担が大きすぎて引退が早かったのかなあとも思いますが。

そして今回の国別対抗戦という新しいフィギュアの競技、やふーのトピックスについてたコメントに何とも複雑な思いがしました。

今回の国別対抗に、マオちゃんのライバルの彼女の国が出場してませんよね。
フィギュアがこんなに清清しく観戦できるスポーツだったとは!とか、ブーイングだの靴を投げ入れるだのマナー以前の某国が出ていないって安心できるー!とか。

いや確かにそうなんですけどね(苦笑)

世界最高点を出したこないだのライバルちゃんの得点は、某国が国ぐるみで審査員を買収したからさとかそういう話が公然とカキコされていて、こんなの書いたら日本人も某国人と同じ土俵に上るだけじゃないかと思うのは私だけでしょうか。

某国人が、日本選手が妨害したとかなんとかイチャモンをつけてきたのは腹立たしいことですが、同じレベルのことをネットに書いたら、結局同じことをしてるだけやんか。なんでそこまで、自分達が堕ちてやらないといけないの。

ま、なんにせよ、スポーツはフェアであってほしい。現実にはどれほどあり得ないことであっても、観客にはそれを見せないでほしい。F1にしろフィギュアにしろ、そう思います。


ところで。

読書が急ブレーキ~~(涙)
三津田さんのノベルスと一緒に買ったもう1冊のノベルス、これがちっとも進まなくて…。

同業の先生方の評価もそれなりだし、ネットでの評判もいいのに。
実際、読みにくい文章じゃないし面白い設定だと思うのに、どーーーしても乗れないんです……一日に10ページも読めないってどーいうことよ…。
いい加減、この本を離したい…家の中で移動するときに本を数冊抱えてるんですが、いつまでもこの分厚いノベルスを持ち歩くのやだよう(泣)

多分、物語の出来不出来とか評判とかは関係なく、ただ私とは徹底的に相性が悪いのかもしれない。面白くないと貶すのではなくて、好きか嫌いかというなら?というレベルでもなくて、生理的な拒絶反応に近いような…。

私がココを読書レビューブログと大っぴらに宣言できないのは、こうした生理的なムラによるところが一番の原因です。

あんまり悔しいので、竹内先生の新書を買いました。
何故ここで悔しがるのか、私にも分かりません。聞かないでください…。

……積読バベルがうず高くなってしまうのは、こういうことがあるからでしょうね…。

今日は小路さんのお誕生日で、おめでとうございます!

お祝いにと今日発売の文庫化になった『シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン』を買いに出かけたんですが、ウチの近所の本屋さんにはまだ入ってなかった…★
明日、改めて買ってきます。
一緒に小泉喜美子さんの『弁護側の証人』も。傑作と名高いこの作品、果たして私も一緒に楽しめるかなあw

それでは今日はこの辺で。

ごきげんよう。


20:50追記……気が付くのが遅かった!日本推理作家協会賞の長編部門に、道尾さんの『カラスの親指』と柳 広司さんの『ジョーカー・ゲーム』が選ばれたそうです!また、評論部門のうち一作品に円堂都司昭さんの『「謎」の解像度~』が!おめでとうございまーすwww
道尾さんのは未読ですが、柳さんの『ジョーカー・ゲーム』と円堂さんの『「謎」の解像度』は読んでただけに嬉しい♪
…でも、この推作協の長編部門に2作品が選ばれるのは珍しくないですか?道尾さんのだけじゃマズかったのだろうか…?

<このニュースはコチラから>

2 コメント

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こんばんは。 (チャイ)
2009-04-17 20:31:00
各国の敵対心を煽るような記事も最近目立ちますね。
できるだけスルーするようにしていますが、
選手の耳に否応なしにも入るだろうに…と考えると胸が痛いです。
技術の未熟さや体調管理で本番をミスするのであれば自己責任ですが、
精神的ストレスで情報に潰される様を見ると
なんだかなぁ;と思ってしまいます。

小路さんといえば、もうご存じかもしれませんが
北海道で新刊のサイン会なさるんですね。

各所の本屋で店員さんのお薦めポップも目立ちますし
みけねこさんの地域でもいつかサイン会があるといいですね。
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ですよね…★ (みけねこ)
2009-04-17 21:02:04
チャイさん、こんばんは。

そうなんですよね、なるべく見ないようにと思ってても結局そういう話はどこからか入ってくるものですから、当事者であるアスリートさんたちは、さぞ辛いだろうと思います。
応援するのは当然ですが、筋違いとか行き過ぎた声援はかえって迷惑でしょうね。

小路さんのサイン会、ご本人のdiaryで知って以来ずっと、飛行機のチケットを取ろうかと半ば真剣に考えてる私です(苦笑)
ねこの「はっちゃん」のサイン会に大阪まで行くんですから、小路さんだったら北海道まで遠征しても不思議じゃないんですよね私★
もし身軽だったら、迷わず行ってたはずです(笑)

京都の三省堂さんでも『東京バンドワゴン』は大プッシュされているので、近いうちにサイン会のお声がかかるのではないかと首を長くして待ってるんですw
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