おぉきに。

気が向いたら読書感想を書き、ねこに癒され、ありがとうと言える日々を過ごしたい。

啓蟄

2008-03-05 22:35:19 | 日記
桜の開花予想が出ましたね、今年は少し遅くなるとか。
確か昨年も遅かった、というか、咲いてる期間が割りと長くなかったですか?結構ゆっくりと、桜吹雪を楽しんだような気がしますが。

んーでも、桜といえば、卒業式かな、入学式かな。
遥か遥か遠い昔の記憶なんで、私の学生時代がどうだったかなんてもう覚えてませんが…。
ただひとつ、あの頃は、“花粉症”なんて病名はまだ無かった!これだけは確か(笑)。「春になるとくしゃみが出るし鼻水もズルズルするけど、なんでやろ?アレルギーってやつ?春に何のアレルギーがあるの?」程度の認識でしたよね。

今じゃ、花粉予報を見ただけで、何やらかゆーくなって来るんですが…条件反射かなもう。

それはそうと、サイン会に行った綾辻先生の新刊『深泥丘奇談』、昨日に読了しました。
ただ、東京でのサイン会がまだですので、感想文はそれ以降に書こうと思ってます。まあ、ミステリじゃない(ですよね?)ので、ネタばらしがどうとか気にはしなくてもいいのでしょうけれども。

余談ですが、私の使ってるパソコン、この『深泥』を『みどろ』と打っても変換してくれません。京都では『深泥が池』(みどろがいけ)というれっきとした地名があるのに!ついでに言うなら、オカルト現象のメッカやのに!みどろがいけ、は、幽霊スポット、というのは京都の常識です(笑)。

まあ、京都は難読地名が多いですけど(大阪よりは少ないと勝手に思ってたり。“喜連瓜破”なんて読めなかったですもん)。
例えば、こんなの、読めますか?

●一口 ●物集女 ●祝園 ●直違橋 ●黄檗 ●間人

なんだか京都府内をあちこち飛んでますが、“烏丸”でさえ「とりまる」とか「からすまる」と未だに読む人もいることだし、いくら大昔からの謂われがあるといっても“間人”はかなり無茶やと思う。(この地域にお住まいのかたがいらしたらごめんなさい。でも逆にすごいと思うんですよ。私は日本古代史好きなもので、この字をみるとあの皇后さんを連想するんですが、そこからきてるんですよね?)

反対に、私が東京の地名、例えば“御徒町”って、教えてもらわなければ読めないですよ多分。
地名一つとっても、今までの長い歴史の積み重ねがあってこういう読み方をするって、雑学以上の知識って感じがしませんか?ひとつとして断絶してなくて時間が繋がっていて連なっていて、現在の地名がある。
京都よりも歴史の深い、大阪に独特の地名があるのも頷けます。有栖川先生が《大阪萌え》されるのも納得(笑)。

お昼に書きましたが、有栖川先生の作家シリーズのお芝居第三弾が9月なんですよね!もう今から楽しみで楽しみで♪
さて。今回どの作品を舞台化するのでしょうね。なんせ「大阪木材会館」ですから?(笑)。私としては、次は『ロシア紅茶』か『切り裂きジャック』『地下室の処刑』あたり、かな?と。登場人物の数も適当だし、容疑者の男女比率がいいんですもん『スイス時計』と違って(笑)。…あ、でも「木材会館」だった……。んーー??わくわく。
そして今度は絶対、間違い探し全問正解を目指します!
昨年は何の事だかよく分かってなくて、あからさまに目に入ったものだけを書いたんですよね。まさかあんなサプライズがあったとは!先に言っといてほしかった……(泣)。

ああ、それから、徹夜は終わりました。今夜からはちゃんと2時くらいには寝ます。(ちゃんと?2時で?)

それでは今日はこの辺で。

ごきげんよう。


追記①:『ロシア紅茶』は神戸の事件、兵庫県警の管轄でした。びっきー警部は大阪府警。『ロシア紅茶』の線は薄いかも…。

追記②:ごめんなさい、難読地名、読めますかとか言っといて、答え書くのをすっかり忘れてました。えーと、順に
「いもあらい」「もずめ」「ほうその」「すじかいばし」「おうばく」「たいざ」です。

8 コメント

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うわー (あすか)
2008-03-06 00:41:59
「黄檗」だけは見覚えがあるんですよーでも何て読むんだか、すっかり忘れた…orz
「御徒町」は、なんでこれで「おかちまち」なんて読むんだ…!って最初思いましたが、高校の古典で「徒歩」=「かち」の古語を知って納得した思い出が。
「かちより詣でこう」のフレーズが忘れられません。(何の文章だったかは忘れたけど)

お芝居楽しみですね~♪「地下室の処刑」だと森下くんが登場しますよね?(←自信ナイι)見てみたいな、森下くん☆
「切り裂きジャック」ならクリスマスあたりにするんじゃないかな~…なんて思うのですが、どうでしょう?
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ううむ@ (みけねこ)
2008-03-06 00:50:49
そう、『切り裂きジャック』はクリスマスなんですよね。残暑厳しい大阪のど真ん中でこれはないかな。『地下室の処刑』はそう、森下君です。一昨年の『紅雨荘』の時はキャスティングされてたんですけどね。
講座を受講するときに、チャンスがあれば教えていただけるかなあ。でも、劇団の発表を待つのもまた一興(笑)。どっちやねん!

えーと、追記書き足したの、あすかさんが来てくれた時に間に合ってましたか?結構ギリギリやったような…。「黄檗」が読めれば、宇治市にも来れますよ(笑)!
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今見ました~ (あすか)
2008-03-06 01:40:00
そっかー「ばく」でした。「へき」じゃないよなぁ~…とは思ったのですけど。
「いもあらい」と「たいざ」は、答えを聞けば、どこかで見覚え(聞き覚え)がありますよ、そういえば。字面は全く覚えてなかったです。

びっきーさんが出演されることは確定してるんですね♪まぁ、ここで新しい半レギュラーキャストを出したり、大阪の街遊びに絡んだイベントで他府県舞台は無いかな。

あぁそうだ!「間人ガニ」ってありませんでした?私も古代史好きなのに、皇后に反応出来ない…orz
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そうそうカニですよ! (みけねこ)
2008-03-06 01:48:21
チョー高級ガニの「間人ガニ」、取り寄せしようとすると2~3万円はします…。
この「間人」って、あの中大兄皇子の実妹である間人皇后(はしひとのおおきさき)が行幸した場所だったはず。で、たいざ、と読むようになったとか。
私、この時代が大好きなので、つい「たいざ」じゃなくて「はしひと」って読んでしまうんですよねえ。で、余計にややこしくなる(笑)。

お芝居のレギュラーキャラで“あの”びっきー警部は外せないでしょう(大笑)。あんなに原作イメージに近い人もそうそういない…。
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難しいねー (冬猫)
2008-03-06 08:43:58
漢字難しいですね。地名は特に旧くからのが残ってるからねー
御徒町は子供の頃まで【おかじまち】と読んでましたよ。
漢字は難しいねー
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おはようございます (みけねこ)
2008-03-06 08:53:29
大変ななか来てくださって、ありがとうございます。少しでもお気が晴れるといいのですけど。

東京でも結構ありますよね、古い地名って。
そういえば、関西人には、なんでそこまで平将門の怨霊を恐れる必要があるのか、今ひとつピンとこないかもです。そのかわり、京都は疫病の祟りから魑魅魍魎からどっさりいますけど(笑)。高田崇文先生の『Q.E.D』シリーズは、京都人としても勉強になりましたよ…こんなとこに住んでるのか私らって(涙)。
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忙しい(*´ο`*)=3 (冬猫)
2008-03-06 22:48:36
でも、こうして読んだり書いてると息抜きになります。
しばらくは落ち着かないし、やらなきゃいけない嫌な事は山積みだからさー。まったく最低な誕生月です…
しばらく不定期になるけど、また顔だしますね~
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大変ですね (みけねこ)
2008-03-06 22:51:28
くれぐれもご無理なさらないでくださいね。

もうすぐ暖かくなってきますから、東の皆様と花見でも楽しんでくださいませ。
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