ヌーボ王子。
さすが男の子です。
遠慮がありません。
たとえば、わたしが立ったままで右腕をピンと伸ばして斜め上にあげその先にピロピロと何か持ってるとします。
すると、王子は一切ためらわず、わたしの脚からするするするーーっと、あるいは、バリバリバリーーーッと、爪立てて棒のぼりのようにあっという間に肩に乗ります。
わたしの手に持ってるモノしか見えてないので、そこからさらに右腕に伝い上ろうとぐらぐらする足場の悪さもなんのそのです。
わたしはやっぱり脚立ですな。
楓もちっちゃい時は背中に飛び乗ったり相方の肩や首ですやすや寝たりしましたが(笑)、大きくなってくるとぴたっとそういう傾向はなくなりました。
女王様に至っては、わたし達下僕と遊んでて弾みで爪がピッと刺さって「痛っ!」と言おうものならピクーッとしてすぐさま引っ込めたのち、申し訳なさそうな顔してしょんぼりするほどわたし達に一切傷を付けたがらない性格です。これはこれで猫とは思えない優しい姫。
で、王子ですよ。
ボクが家の中心だと思ってるらしく、やりたい放題です。
とにかく、姫姉ちゃんのカリカリが大好きです。もちろん、かえ姉ちゃんのカリカリだって大好きです。
自分の器に、楓とまったく同じカリカリと、姫様と全く同じささみをトッピングしてあるのに、自分のはちょろりと口をつける程度。
いそいそと姫姉ちゃんのお食事中のそばをウロウロして隙を見ては横入りして食べてしまいます。
普段はシャーッと威嚇する女王様も、食べてるときはただ横取りされるまま、すごすごと退散してしまいます。ううう。もっと気が強いはずなんやけどなあ姫…。
ご飯だけじゃなくてシーバや他のカリカリを間食としてサーブするときも同じく。
最初は、姫姉ちゃんもかえ姉ちゃんも大好きで、だから一緒に食べたいんやなあ♪とか言うて笑ってたんですが、どうも違うようです。
ボクのモノはボクのモノ。
姉ちゃんたちのモノもボクのモノ。
おいおい。
で、楓とはしょっちゅう爆走したり取っ組み合いしたりしてます。それはそれで楽しそうです。
ところが。
ご高齢ですっかり動きが鈍くなってる女王様が、ご飯以外でのっそり動くと(トイレとか、爪とぎとか)、わーーーい♪姫姉ちゃーーーんwwwあーそーぼー♪♪とばかりに、女王様を追い掛け回し始めます。
もちろんそんな気さらさら無い姫は、シャーッと威嚇しまくりですが、王子にはいっこうに効果がありません。ますます調子に乗って後をつけまわします。
すると、その騒ぎを聞きつけた楓までもが、なになに何してんのー?あっ!姫姉ちゃんが動いてるーーー♪と一緒になって姫のあとを走り出します!楓だって姫姉ちゃんが大好きで、いつもお姉ちゃんの立場で遊んでるけどたまには妹気分になりたいみたい。
こうなるとひたすら逃げ惑うしかない女王様(笑)
シャーッシャーッと機関銃のように威嚇しまくりつつ窓の桟に逃げたり2階に逃げたりとにかく巨体でのっしのっしとスローモーにしか動かない普段が嘘のように俊敏な身のこなし!
おお姫、まだそんなにジャンプできるんやん!
と、わたし達下僕はニコニコしながら眺めております(鬼)。
いやだって、今年の4月で15歳になる姫が、まだそんなに走れて跳べるって、嬉しいじゃないですか♪
そんなわけで、王子にはせいだい姫姉ちゃんを追いかけまわしてほしいものです。
姫の身体に王子の足やらなにやらいろいろ乗っかってますが、これでも両名はすやすやおやすみです。
それでは今日はこの辺で。
ごきげんよう。
さすが男の子です。
遠慮がありません。
たとえば、わたしが立ったままで右腕をピンと伸ばして斜め上にあげその先にピロピロと何か持ってるとします。
すると、王子は一切ためらわず、わたしの脚からするするするーーっと、あるいは、バリバリバリーーーッと、爪立てて棒のぼりのようにあっという間に肩に乗ります。
わたしの手に持ってるモノしか見えてないので、そこからさらに右腕に伝い上ろうとぐらぐらする足場の悪さもなんのそのです。
わたしはやっぱり脚立ですな。
楓もちっちゃい時は背中に飛び乗ったり相方の肩や首ですやすや寝たりしましたが(笑)、大きくなってくるとぴたっとそういう傾向はなくなりました。
女王様に至っては、わたし達下僕と遊んでて弾みで爪がピッと刺さって「痛っ!」と言おうものならピクーッとしてすぐさま引っ込めたのち、申し訳なさそうな顔してしょんぼりするほどわたし達に一切傷を付けたがらない性格です。これはこれで猫とは思えない優しい姫。
で、王子ですよ。
ボクが家の中心だと思ってるらしく、やりたい放題です。
とにかく、姫姉ちゃんのカリカリが大好きです。もちろん、かえ姉ちゃんのカリカリだって大好きです。
自分の器に、楓とまったく同じカリカリと、姫様と全く同じささみをトッピングしてあるのに、自分のはちょろりと口をつける程度。
いそいそと姫姉ちゃんのお食事中のそばをウロウロして隙を見ては横入りして食べてしまいます。
普段はシャーッと威嚇する女王様も、食べてるときはただ横取りされるまま、すごすごと退散してしまいます。ううう。もっと気が強いはずなんやけどなあ姫…。
ご飯だけじゃなくてシーバや他のカリカリを間食としてサーブするときも同じく。
最初は、姫姉ちゃんもかえ姉ちゃんも大好きで、だから一緒に食べたいんやなあ♪とか言うて笑ってたんですが、どうも違うようです。
ボクのモノはボクのモノ。
姉ちゃんたちのモノもボクのモノ。
おいおい。
で、楓とはしょっちゅう爆走したり取っ組み合いしたりしてます。それはそれで楽しそうです。
ところが。
ご高齢ですっかり動きが鈍くなってる女王様が、ご飯以外でのっそり動くと(トイレとか、爪とぎとか)、わーーーい♪姫姉ちゃーーーんwwwあーそーぼー♪♪とばかりに、女王様を追い掛け回し始めます。
もちろんそんな気さらさら無い姫は、シャーッと威嚇しまくりですが、王子にはいっこうに効果がありません。ますます調子に乗って後をつけまわします。
すると、その騒ぎを聞きつけた楓までもが、なになに何してんのー?あっ!姫姉ちゃんが動いてるーーー♪と一緒になって姫のあとを走り出します!楓だって姫姉ちゃんが大好きで、いつもお姉ちゃんの立場で遊んでるけどたまには妹気分になりたいみたい。
こうなるとひたすら逃げ惑うしかない女王様(笑)
シャーッシャーッと機関銃のように威嚇しまくりつつ窓の桟に逃げたり2階に逃げたりとにかく巨体でのっしのっしとスローモーにしか動かない普段が嘘のように俊敏な身のこなし!
おお姫、まだそんなにジャンプできるんやん!
と、わたし達下僕はニコニコしながら眺めております(鬼)。
いやだって、今年の4月で15歳になる姫が、まだそんなに走れて跳べるって、嬉しいじゃないですか♪
そんなわけで、王子にはせいだい姫姉ちゃんを追いかけまわしてほしいものです。
姫の身体に王子の足やらなにやらいろいろ乗っかってますが、これでも両名はすやすやおやすみです。
それでは今日はこの辺で。
ごきげんよう。