完成した新会館で語り合う桂三枝さん(左)と安藤忠雄さん=菊政哲也撮影
上方落語協会(桂三枝会長)の拠点となる「上方落語協会会館」が大阪市北区の大阪天満宮南東に完成し、26日、落成式が行われた。
三枝会長と親交のある建築家の安藤忠雄さんが、無償で設計を担当した。三枝会長は「協会の城として、みんなが修練し、憩える場にしたい」。安藤さんは「人の心をつかむ落語家さんの仕事のように、私も人の心をつかむ建築を、との思いで設計した」と語った。
鉄筋3階建てで、延べ床面積約250平方メートル。コンクリート打ち放しの外壁の前面には、上方の「上」をかたどった細長い窓があしらわれている。資料室や事務室、稽古場などを備え、総工費は約7000万円。
(2012年4月26日15時23分
読売新聞)
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