夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

6/11-12 震災ボランティア報告

2011年06月17日 03時16分39秒 | 日記
以前行ったとき、「自分が学んでいたアートセラピーが、ここでは絶対に必要」と強く感じていたので、今回のボランティアでは、私がセラピーを学んだ「クエスト総合研究所」からボランティアを数名派遣してもらい、現地でアートセラピーを実行してもらった。
と言っても、私がやったのは、GMJとクエスト(の「子ども未来研究所」)をくっつけただけなのだけど。
そんなわけで、今回もGMJに混ぜてもらって、東北に行ってきた。

冒頭の写真はそのアートセラピーの様子。


中学生も絵を作る。
一人一枚ずつ、こんな感じで好きな絵を描く。


幼児も描く。


お婆さまも描く。
海の絵。
真剣に、楽しそうに描いていたのが印象的。
特にお年寄りの場合、女性の方が自己表現に抵抗が少ないような気がした。


各自が描いたピースを集めると、一枚の巨大な作品が完成。
各自が好きに描いたのに、不思議な統一感がある。
正に曼荼羅である。

今回は陸前高田の被災地をまわってきた。


歩道橋。
どこまで津波が覆ったかがわかる。


瓦礫の相当部分が、このように焦げている。
燃える油が、津波で押し寄せたのだ。
いまだに焦げ臭い。


地震から3ヶ月経つのに、この有様。
言葉がない。


陸前高田市内某所で撮影したシロツメクサの群落。
写真では分かり難いが、この約50cm四方の部分だけ、妙に四葉が多いのだ。
まさか放射線の影響ではないとは思うが。


私はカミキリムシが好きなので、撮影してしまった。


ボランティア先で仲良くなったお婆さま。
お孫さんの話しをたくさんしてくれた。


陸前高田市内、海沿いで撮影。
津波の引き波で、持っていかれた家だろうか?


海沿いのアパート。
4階まで津波が押し寄せ、5階には達していないことがハッキリとわかる。


こんな景色がどこまでも続く。

まだまだボランティアの役割りは終わりそうもない。

教材を寄付いただいた方へ、
今回も中学生に、わずかな時間ではありますが数学を教える機会に恵まれました。
寄付いただいた教材は、現地の中学生に託しましたことを、報告いたします。


自分の「焦点」はどこ?フォトアートセラピー―10のPHOTO WORK
大橋 牧子
BABジャパン

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いっこ)
2011-06-29 08:59:05
たか、ボランティアお疲れさまでした。
私の親戚は陸前田なので、
いとこが子連れでアートワークに参加させてもらったよ。
家も会社も流されてるけど、前向きさは忘れずに、頑張り続けてる人々だから、
すごい気分転換になったようです。

ありがとう!
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