夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

最近得た情報

2011年05月08日 02時05分28秒 | 社会
最近、Yさんという方とお会いし、原発に関していくつかお話を聞くことができた。
私の中でいくつか曖昧だった点を、確認することもできたので、覚え書きの意味も含め記しておく。

経済屋の池田信夫(え、学者?アレが?)が「放射線による遺伝子の損傷は、次世代には遺伝しない」ということを主張している。
そんなわけがないことは、高校生物をかじればわかることだ。
だからレントゲン撮影するときは鉛のスカートみたいので、生殖器を保護することがあるし、浴びる放射線量の評価でも「妊娠可能な女子」は例外として扱われる。
しかし私は、「放射線による遺伝子の損傷は、次世代には遺伝しない」ことを実証する研究を知らなかった。
Yさんにそのことをたずねると、即座に応えてくれた。
「少なくとも7世代は、遺伝子の損傷が遺伝することが、マウスで確認されています。」
やっぱりね。
ちなみに、『gene』の和訳は『遺伝子』で間違いない。

プルトニウム原子が、1個でも気管から肺に入ると『100%』肺ガンを発症するそうだ。
私が「99%ではないのか?」と糾したのだけど、「100%」だそうだ。

福島原発周辺では、今回の事故以前から流産する妊婦の割合が、平均よりかなり高いそうだ。
具体的に「平均の◯◯倍」と聞いたのだけど、数値は失念した。
今回の原発震災で、流産が増えることは、残念ながら必至であろう。

上記とは別件で、下記、指摘しておきたい。

「プルトニウムは重いので、遠くには飛ばない」と言っている御用学者がいる。
(御用学者は学者なのか? という議論はさておき、)
その同じ口で「原発周辺の土壌から採取されたプルトニウムは、原発由来ではなく、冷戦時の核実験で飛散したもの」と言うのだから、ハナから矛盾しまくりでお話にならない。
重くて飛ばないはずのプルトニウムがどうして、核実験の行われた遥か南の太平洋などから飛んで来られるのだろう(笑)。
第一、プルトニウムよりはるかに重い砂粒が『黄砂』として中国から飛んで来ている。
これだけでも誤った議論であることは明白だ。
もう一つ駄目押ししておこう。
ウランの核分裂片、つまり原発から漏れている、いや、故意に漏らしている有害な放射性物質が飛散するときは、空気中を漂う細かい水滴--エアロゾルに付着して運ばれる。
エアロゾル一粒の大きさは、プルトニウム原子1個より、はるかに大きい。
「重いから飛ばない」はずがないのだ。

先程、福島原発で排気が行われたらしい。
日月は、外出時はマスク、特に子どもは。



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