原発は事故らなくても危険なのだ。

馬鹿の一つ覚えのように「ソースは？」と聞かれて、
「アジフライには醤油だよ！」などと返答するのも飽きてきた。
いくつかデータの在処をしめしておきたい。

泊村が北海道内で癌死亡率がダントツで高いというデータ。
ココ。
15ページの下のグラフ。

玄海原発周辺で白血病が多いというデータ。
ココ。
孫引きであるが、厚生労働省のHPを検索するのが面倒なので、これを貼った。
ネット上では統計の取り方、「10万人あたり」という表現に「数字のトリック」と噛み付く言説もあったが、私は問題のない表現だと思う。
また、「玄海原発周辺は高齢者割合が高いので一概に比較できない。」というのもあった。
高齢者は細胞分裂が盛んではないので、同じ被曝をした場合でも放射線の影響は子どもに比べ低い。
つまり高齢者が多いにも関わらず白血病が多いということは、子ども人口が多ければ、さらに増えると予想できるはずで、なんの反論にもなっていないと思われる。

イギリスのセラフィールド再処理工場周辺での小児癌の増加に関するで研究。
ココ。
興味深いのは、父親が母親の妊娠前に被曝労働をしていても、子どもの小児白血病の発病率が高くなることである。

	核燃料サイクルの闇―イギリス・セラフィールドからの報告
	クリエーター情報なし
	現代書館