バギオはフィリピン最大の島・ルソン島北部の中心都市。標高1,500mの場所にあるバギオは、平均気温が20度程度で南国のフィリピンとは思えない涼しい気候です(最高でも26度を超えることはめったにありません)
1番寒い時期である12~2月は10度以下まで下がることも。バギオはアメリカ占領下にあった当時、恵まれた自然条件からアメリカ軍の避暑地として計画的に造られました。今でもフィリピンの人々にとって憧れの休養地であり、最も暑い時期の3~6月は大統領や各官庁もマニラからバギオへ移動。ゆえに「夏の首都(Summer Capital)」とも呼ばれています。
ホントに寒い。外出はいつもジャンバーを着用。暖炉もある。ある冬の日、あまりに寒がる私のために、コークスを買って暖炉を使ってくれた。
バギオへ向かうには、マニラから長距離バスに乗ります。所要時間は約5~6時間。長時間の移動になりますが、2回ほど休憩所に立ち寄るのでそれほど長くは感じません。長距離バスはエコノミークラスとファーストクラスの2種類があり、後者は3列の座席でトイレもついているため乗り心地は抜群。バスの中は冷房がかなり効いているので長袖の上着は必ず持参してください。
最近は、道路が良くなって時間が短縮されたらしい。良かった。長袖の上着だけでは足りない…
バギオから約1時間半バスに乗ると、海が広がるリゾート地のサン・フェルナンドへ到着します。この地は、特にサーフィンが楽しめる場所として有名。初心者向けの1日レッスンもあるので、サーフィンを始めるのにもおすすめのビーチです!ルソン島北部のバギオまで足を運んだなら、さらに北部へと足を伸ばしてみましょう。都市とは違うのどかな空気を味わえたり、世界文化遺産を観光することができます。
私はここで初めてサーフィンを…私が上手にできたのではない。インストラクターと一瞬を写した友達のウデが良い一枚。
世界文化遺産にも登録されているコルディレラの棚田群(ライステラス)で知られるバナウェ。これらの棚田群は約2000年前にイフガオ族が神への捧げ物として造ったといわれており、その壮大さゆえに「天国への階段」と呼ばれることも。
複雑に入り組んだ全ての棚田に湧き水を行き渡らせる技術は、世界的に評価されています。また、この地ではイフガオ族の文化と生活を垣間見ることもでき、貴重な時間を過ごせることでしょう。
ここにも連れて行ってくれた。英語学校ではスタッフや先生、楽しい若い日本人の生徒がいて、いろんなことが体験できた。学校っていいなぁ…このバギオから始まり、セブ、ダバオ、また最後はセブに戻った。英語を勉強する…というよりは週末のイベントが楽しかった。ダイビングも覚えた。ダイビングは、今度ゆっくり紹介したい。
フィリピンの中で安全な都市の1つ・バギオ。 もしかしたら日本より安全かも?とさえいわれることも。なぜバギオは他のフィリピンの都市と比べ、著しく治安が安定しているのでしょうか?
それは、アメリカ軍の避暑地として街が造られ、今でもフィリピンの政治家や有力者たちの避暑地であるため、治安がとても良いといわれています。また、財政が安定しているので公務員の給与が十分に与えられ、汚職が少ないことも治安の良さにつながっています。
しかし、時々スリなどの軽犯罪が起きることはあります。出かけた際は所持品に気を付けたり、夜の外出を控えれば犯罪に巻き込まれることはありません。
バギオの主な交通手段は、ジプニーとタクシーです。ジプニーは約8.5ペソ(21円)と手頃な値段でバギオ市内外を移動することができます。バギオのタクシードライバーはどれだけ小さいお釣りでも正確に返してくれることで有名(他の地域では小さいお釣りをチップとしてみなすドライバーも多いのです)。このように誠実なドライバーが多いバギオでは、基本的に女性一人でも安心してタクシーに乗れます。一方で、フィリピンの街の風景に欠かせないトライシクルはほとんど見かけません。
これもホント。タクシーに乗った時、お釣りを返してくれた。私はタクシーより、ほとんどジプシーを使ったけれど…
イチバン最初のバギオにある学校での思い出は、強烈。その学校は、生徒が集まらず、今ではないが、その時のスタッフや先生、生徒たちとは今でも繋がっている。楽しい〜また会える。
追記
トップ画像は、サーフィンをトライしたビーチの画像。もう7年前か…
今日は、研修6回目。やっぱり長かった。