東奔西歩の 『出路迦芽』 写真館

『人も歩けば...』でデジカメ片手に東奔西歩し出会ったお気に入りの写真と日々変化する富士山の写真をお届けします。

「日本縦断」59-5 ニセコ高原~函館本線比羅夫駅

2007年05月06日 | モブログ
5月6日(日)の今日は「日本列島縦断歩く旅」その59の5日目で、倶知安町ニセコ高原「あとりえニセコ」を5:30に出発し、羊蹄山登山口にある半月湖を経て函館本線比羅夫駅まで10キロの道のりを歩き9:20に歩きを終え5日間の「日本列島縦断歩く旅」を無事に終えました。
5:30に出発の為に宿の外へ出ると『蝦夷富士』羊蹄山が綺麗に見えて、左の裾のから日がすでに昇っており、裾のにはうっすらと霧がかかり、携帯の写真にはなかなか上手く写りませんでしたが、とても素敵な光景で普通のデジカメで露出を変えて何枚も写真を撮りました。
比羅夫駅前の分岐を経て国道へ出る途中の道で立ち止まると前を見ると羊蹄山、後ろを振り向くとニセコアンヌプリが同じ高さで堂々と見えました。
国道を少し歩き半月湖のほうに進み後ろを振り向くと田園風景に浮かぶニセコアンヌプリが遮るものがなく綺麗に見える場所があり、写真を撮っているとトラクターがワンポイントで入ってくれました。
今日のニセコアンヌプリは上のほうが真っ白で色白の美人に見えて羊蹄山以上に綺麗に見えました。半月湖の入口から半月湖へと向かう道は地道歩きが楽しめ湖畔へと下る道は残雪があり滑りそうで危険だったので半月湖を一望できる所で打ち止めとして比羅夫駅へと引き返しました。
時間に余裕があったのでのんびりペースで歩いていると道端に水芭蕉やお地蔵さんの足元の地面にカタクリの花が群生しているのを見つけ嬉しくなりました。
比羅夫駅間近のニセコアンヌプリが一望出来る場所に来るとナイスタイミングで小樽行きの電車がやってきてペアー写真を撮ることが出来ました。
比羅夫駅に無事ゴールし駅舎を入れて記念写真を撮ろうとすると猫がひょこっとやってきて駅舎の真ん前で寝そべり記念写真に入ってくれました。
今日はわずか3時間と少しの歩きでしたが、4日間のうっぷんをはらしてくれる好天気に恵まれ山展望を満喫しながら歩くことが出来ました。
9:36発の長万部行きの鈍行列車に乗り込み4日間かけて歩いた道のりを懐かしみながら長万部駅へと向かうことが出来き、歩いている時は見えなかった山々が綺麗に見えて列車の旅を満喫することが出来ました。
今回の旅は列車のハプニングが付いてまわり長万部駅から乗る予定だった函館駅行きの北斗8号が車両故障で15分遅れとなりヒャッとしましたが函館駅からのスーパー白鳥24号が五稜郭駅で待っていてくれ、北斗8号が五稜郭に臨時停車をしてくれることになりホッとしました。
北斗の車窓からは大沼公園から長万部まで歩いた時には姿をなかなか見せてくれなかった『渡島富士』駒ヶ岳が姿を現して歓迎してくれ五稜郭へと向かいました。
五稜郭駅では無事に八戸駅行きのスーパー白鳥に乗ることができ、青森駅には5分遅れで到着したので、八戸駅からのはやて26号は待ち時間が29分あるので一件落着し東京へと向かうことが出来そうです。
アップした写真は小樽行きの列車が停まる比羅夫駅と背後にそびえるニセコアンヌプリです。
<歩行データ>
今日の万歩計:18629歩
佐多岬スタート:1989年1月3日
延べ歩行日数:274日
延べ歩行距離:9410キロ