【週間ゲーム販売本数】「バイオ」が首位。3DS本体の週販は下げ止まり、そして反発の兆し

2011年06月10日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数やゲーム市場を追いかける記事の第6回。

→コンシューマソフト週間販売ランキングTop20(4gamer.net/メディアクリエイト調べ)

※上記の週間販売本数以外のデータ(前作データ等)はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。

今週の首位は3DS「バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D」(5.9万本)。
消化率は50%前後らしいものの、3DSソフトの中ではローンチの「nintendogs」(6.9万本)に次ぐ第4位の初動です。
これで先週の「ワンピース」に続き、閑散期ながら2週連続で3DSタイトルが首位を獲得したことに。

ここで、改めて3DS本体の販売推移を見てみます。


※16週目と17週目は妄想値。

3DS本体の週間販売台数は、2月の発売週に約37万台を記録したものの、GW期間を除けば下げ続けており
GW明けにはついに2万台を割り込んでいました。
しかしワンピース、バイオと有力ソフトの発売が相次いだことにより、ついに下げ止まったようです。

次回は、大々的に告知をしているニンテンドーeショップの開設日を含む集計期間。
さらに次は、いよいよ「ゼルダの伝説」の発売。
発売から3か月近くを経過して、ようやく任天堂のコアファンを取り込めるソフトが出るワケです。

そして19週目の「テイルズ」、20週目の「剣と魔法と学園モノ。 3D」、21週目の「スターフォックス」の
発売を経て、任天堂ハードが得意とする夏休み期間に入り、23週目には「ポケモンスクランブル」が登場する流れ。
底を打った3DSの週販が、今後反発に転じるのは間違いなさそう。

そして「スーパーマリオ」と「マリオカート」が年内に投入されることがE3で発表されており
年末商戦での躍進は約束されているんではなかろうか。
この年末は、ソフトをそろえつつある3DSと、攻撃的価格を打ち出したPSVの一騎撃ちから目が離せない。


【関連記事】
【週間ゲーム販売本数】「ワンピース」好発進、3DSサード製ソフトの動きはDS以上>(2011年5月23日~5月29日)
【週間ゲーム販売本数】「AKIBA'S TRIP」と、ヒット作が出始めたPSPオリジナルタイトル(2011年5月16日~5月22日)
【週間ゲーム販売本数】「涼宮ハルヒの追想」とキャラクターゲーム(2011年5月9日~5月15日)
【週間ゲーム販売本数】立ち上がりにつまづいた3DS、現状と対策は?(2011年5月2日~5月8日)
【週間ゲーム販売本数】最後の約束の物語、エルシャダイ、パタポン3(2011年4月25日~5月1日)