語ろう! 宝塚とかジョジョとかガッチャマンとか。

まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

「GIRL」良かったですよぅ。

2012-06-17 00:03:06 | Movie
レビューなどでは酷評食らってるそうですね、でも楽しかったし、ふむふむとうなづいたり、うるっとしたりして良かったよぅ。

日本版SATCとか書いてるのもどっかで読んだけど、違うよん。

原作では一人ひとりの話らしいのですが(未読)、映画では4人を友達同士にして話を作ってありました。
香里奈ちゃんが29歳、麻生久美子さんと吉瀬美智子さんが34歳、板谷由夏さんが36歳という設定で、大学の先輩後輩だったり、何かのお稽古ごとで知り合った同士だったりで4人で仲よし。

由紀子(香里奈ちゃん)は大手広告代理店勤務で大きな仕事を任されて張り切るも、クライアントの担当の加藤ローサちゃんと対立。彼氏な向井くんは落ち着き過ぎ&おしゃれっ気なさ過ぎでときめきも無く。
聖子(麻生久美子さん)は、大手不動産会社勤務で課長職を命じられるが、年上男性部下のキャナメ君にイヤミ攻撃を受け、後輩女子社員のこともアシスタント扱いされてブチギレ。
既婚だが、夫の上地くんは給料も自分より低く、マイペースで、でもすっごく優しい。なんも気にしてないように見える。
文具メーカー勤務の容子(吉瀬美智子さん)は、仕事の鬼的な存在で、忙しさをアリナミンドリンク飲んで紛らわし、服装も恋もどーでもよくなっているオッサン入ってる時期。そこにキュートな新人の林遣都くんが配属されて来て、あららら?ときめいてしまって妄想ロード暴走。
自動車ディーラー勤務(ジャガーかなんかだ)のシングルマザー孝子は、仕事復帰したものの、父の不在を息子に感じさせてはなるまいと父親役までやってお疲れモード、がんばりも空回り。

美しすぎる女優さんたちだし、みんながみんな一流会社なシティな感じのお仕事で、すっげーってな感じありですが、ダメっぷりとかが現実的で面白かったです。
吉瀬さんが風呂上りにマッサージチェアにどかっと座って缶ビールグビグビ飲んでたり。板谷さんのアパートにエレベーター無くて(2階)、外階段駆け上がって急いで帰るとか、息子ちゃんにキャッチボール教えるとか、泣けた。
向井くんのかまってない感じも良かったけど、そんな飾らない彼でも、彼なりに気を遣ったりしてたのが可愛かったなー。

キャナメくんは憎らしかったなあー、損な役だけど、たぶんいるんだろうそういう男性。

林くん、大人になったんだねって感じ。お目目がキラキラですよ。ひゃー。

上地くんが良かったな、茫洋とした雰囲気なんだけど、ヒモじゃないし、ちゃんと奥さんのこと見てあげてて余計な事言わないけど、励ましてくれるし。ええだんなさんや! キャッチボールは彼からおせえてもらうといいよ?違うか。

そして、わたくし大注目だったのは、由紀子の会社の先輩役、光山さんというんだが、通称「お光」。これが壇れい様ですよ。
ここまで弾けていいのかという、でもきっちりと上手い。 金麦のCMは、なんだか男性目線の「飾らなくて可愛い奥さん」的で好きじゃないんですよ、恋人にしちゃ捌け過ぎててがさつな感じに演出されてて。
ほかのドラマだとシリアスだしね。不幸が似合う感じもあるんだけど、今回は逆な役で大成功でした。
38だか39だかなんだけど、「サマンサ姐さんかっ!」なドハデ衣装にヘアメイク、素っ頓狂な声でキャイキャイ、"クラブ"じゃなくて"ディスコ"で踊っちゃう。んだけど、仕事はすっごく出来て頼れる。
イヤリングがデカ過ぎてガチャガチャ言うわ、ネックレスがものすごく重そうですね、ジャラジャラ言ってますよ、とか。基本「ど・どした?」なミニミニスカで派手派手なんだけど、面白い。
後輩ちゃんを立てつつも、ちゃんと導いてくれて、男前でいい役だ、すげえかっこいい。
よくぞキャスティングしてくださったというイメチェン?というかチャレンジングさがいいですね、ご本人も楽しそうだし。

みんな頑張ってるんだなぁって元気出ました(これ以上元気でどうすんだってか)。

DVDってかBD欲しいな。

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