「ロバと王女」＠BS2

これって、2年前くらいにルシネでやってたよぉな。去年か？
観られなかったですが。
笑っちゃうようなゴッテゴテ衣装だわ、王子の馬は王子の服に合わせて赤いわ、ジャン・マレー様がトンデモビカビカ衣装の王様だわ、ドヌーヴ様はロバ皮被って歌ってるわ、どえらー世界でございます。
話も実はキョーレツだな、王女がなんでロバ皮被ってるかって理由が。
ペロー原作だそうなので、ヨーロッパではおなじみなんでしょうね。
デジタルリマスター版で色美しく、画面はこれでもかというほどキラキラっぽい。
いびつなシンデレラものみたいな（笑）。馬塗ったのかこれ！マジ赤いって。

ジャック・ドゥミ監督、ミシェル・ルグラン氏音楽、フレンチミュージカール！な映画でございます。「シェルブールの雨傘」とか。
ドヌーヴ様、今も貫禄と共にお美しいけど、若い時はありえないほどお美しい。
ヨーロッパの女優さんはお年を重ねても美しいわ。
ハリウ女優さんはお直しが追いつかなくて崩壊したりするし、きょあいよね。

歌はどうなんだこりゃ、吹替えなのかね。
王子役のジャック・ペラン氏ってば「ニュー・シネマ・パラダイス」のトトの大人になって映画監督になった時の方よね。

やー、この笑える作り物感覚が当時は可愛かったのね。
今観ても可愛いけど、どっか変だ。いやん、王子の部下なんて顔まで赤いわよ、赤塗り。

時々雑誌に特集されてたりするフランスの子供部屋が好き。
色が鮮やかで、文化の違いをうんと感じる。かっわいいんだー。

ってなことで、能天気おフレンチミュージカル観つつ、早く寝なくちゃだ。