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まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

「風の谷のナウシカ」@日テレ

2008-06-07 23:35:57 | Movie
説明不要ですな。映画館で公開当時に観てる自分がいたりしました。ふふふ。
名探偵ホームズが併映だったんだよーなんて誰も知らないね、古い。
24年前だって、トシ取るわけです。

それはさておき。
宮崎さんものって順繰りに日テレがやってくれるので、その度観てます。
わたしは「もののけ姫」でギブアップして以来、「千と千尋の神隠し」も「ハウルの動く城」も観ていませんが。
「もののけ姫」は、タイトルロールのサンが良くなかった。あれはアシタカの話だろうと思いました。

ナウシカ、今観ると宮崎監督は現代を予知していたのかなと思ったりもして。
大人になってから見直すといろんな意味があるなあと。
すごいイマジネーションですしね。王蟲が動いてる!と驚いたものです、当時は。
漫画のほうはかなり重苦しい展開になってちゃんと終わったのかどうか知らないのですが、映画は漫画のはじめの2巻くらいをまとめた内容でしたね。
作画も話も音楽も声優も良くて、上質な作品だったと思います。
島本須美さんは「ルパン三世カリオストロの城」のクラリスで大人気となり、ナウシカでは主演されましたが、クラリスは可愛いだけで良かったところをナウシカは唸ったり怒鳴ったりもあって、それもすごくお上手でした。
かっこいい。本来は可愛い系統の声なんですけどね。
ナウシカが父王を殺されて逆上する場面で髪の毛が逆立つのが好き。
実際には無い動きだけど、それほどの怒りだっていうのが判りやすい。
これを、会社の2年生の男子と去年の忘年会でアニメ談義してて(笑)、「ナウシカ怒ると髪の毛逆立つよねー」と言ったら「それ憶えてるってマニアですね」と突っ込まれましたが。はははは。

怒りに我を忘れて殺戮に走るナウシカと、やはり怒って暴走する王蟲、野生の血なのかほとばしるパワーなのか。

荒廃した世界、蟲の跋扈する森、毒を含んでいる腐海、最終兵器「巨神兵」等々現代の世界にも思い当たる、また今後こうなるのではと予測されるような描写が確立されているのには今さらながら唸ってしまいました。

これが王子が主人公だったらまた全然違うものになったんだろうなぁ、ロリコンとは思わないが少女が闘うっていうところがわたしは好き。
強くて優しくて、でも自分をコントロールできなくなるほど暴走しちゃうところもいいなと。サンはナウシカの極端版なのかな、でも魅力が無かったなあ。。。なんでだろ。

それから、ナウシカは声の出演者さんたちが大変良かった。
ユパ様良かったですなー、銭形警部ー!
クシャナ殿下の「どうした、化け物!それでもこの世で最も邪悪な一族の末裔か!」だかいうセリフかっこいひー。「なぎ払え!」もゾクゾクします。
大好きなクロトワ。「腐ってやがる。早すぎたんだ」は名セリフだなあ。大好き。
べらんめえなのがいいです。

ばば様の「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」のくだりは毎回泣けます。伝説の人物がナウシカにダブるクライマックス、こりゃずるいよーと思いつつ、自動涙装置スイッチオーン!だー泣ける。マヂで。
音楽もいいんだ。 オープニングのなんともミステリアスなテーマも大好き。

ああー、あと巨神兵の禍々しいおぞましい姿もいい。出るなりドロドロなのが気持ち悪くていいんだこれが。あの満遍なくドロドロと動いてるのが気持ち悪くて。
庵野さん伝説の動画...だとか。

んーーーでもラピュタも大好きなんだにゃ。「未来少年コナン」を彷彿とさせるパズーが可愛い。シータと一緒に食べるお弁当がうまそー!なんだ。
この2作はほんと好きだなあ。

もうああいう作品は作れないねっていう意味でもね。

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