「パイレーツ・オブ・カリビアン 命の泉」

さっきWOWプライムでやってたのでだらーっとながら観。

3作目が激ツマランかったので4作目は映画館で観る気なく、機内で観た。
これっていつもお宝の目的がわかんないよね、ってか何してるんだっけっていう映画。
スパロウはかっこはいいが、孤高っていうより逃げまわってるだけっていう感じで、何がしたいのかわかんないなー。だんだん演技がギャグめいてて、コスプレしてればハイ出来上がりってなってて薄っぺらい。
ファンは喜ぶだろうけどなあっていう作りにどんどんどんどん傾いちゃってて。だから観てないんだけどねお金払っては。

今回は昔の恋人のアンジェリカに出会って、彼女の父親である悪党海賊（いいもの海賊っているのか？）の延命措置のために必要な人魚の涙と、聖杯と、命の泉の水を探しに行くって、インディー・ジョーンズかいな。
海の場面も少ないし、アクションはつまんないし、アンジェリカはスパロウと同じメイクだし、なんか可愛くないしな。
なんとなーくな、二番煎じくさい宣教師のぼんやりした兄ちゃんが、免疫がないもんだから捕まえた人魚に懸想しちゃってかばってやったりして、最後は人魚に連れていかれてまあ合意の上なんでっていう？？？

延命措置のための道具が多過ぎる。あれとこれとそれ。しかも悪党海賊黒ひげはイイトコナシ。
娘を平気で殺そうとするし、人質にするし、最後は娘と自分と天秤にかける場面で、迷わず自分が生き延びることだけ考えてる、アンジェリカはろくな扱い受けてないくせに、自分の父親だから大好きとか言ってましたが、あんな非道すぎる親父は死んでもらっていいでしょう、ってなところを判って無さ過ぎ出し、感情移入の余地も無いただの無駄な悪党なんだよ黒ひげ。

良かったのは、全作通じて楽しそうに無茶苦茶やってくれてるジェフリー・ラッシュ＝バルボッサ。相変わらずりんご好き（笑）。
なんか義足になってました。水が仕込んであるんだよ、水筒代わりさ。

あと、人魚がキレイだった。すっごい美女ばっかりなのね。スパモのジェマちゃんとか居て。だけど、人間が油断したところで「シャーッ！！！」って豹変して飛びかかって来るわ、船から人を引きずりおろして食い殺すわ、ボートの船底なんて素手でブチ抜くわ、ちょっくら陸に上がった人間も、スパイダマンみたいなシャーってなんかロープみたいのでとっつかまえて引きずり倒して襲いかかる。
遠くででかい船も沈没するほどヤられてました、ぎゃーこえー。
でもすんごくキレイだった、あれで一本映画作ればいいのに。

でもって、映画はだらだらだらだら長くて、なんか観たことあるような場面で終わり？で、まだ続けたいのかなぁ。