映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

最終兵器彼女

2006年02月13日 | スクリーン
いろいろな不安が見事に的中してしまいました。 ※ ネタバレ 注意! ※ CGがしょぼいんじゃないか、とか。 CG以外の部分も、しょぼいんじゃないか、とか。 人気漫画を実写映画化する際に、必ず巻き起こるのが、キャスティング論争ですが、 これは、キャスト以前の問題のような… 前田亜季が悪いんじゃない! …と思いたい。 う~ん、なんでこんなことになったんだろう。 早く忘れたい… それに、なん . . . 本文を読む

ジャーヘッド

2006年02月12日 | スクリーン
世界中の人々が、お茶の間で目撃した湾岸戦争。 確かに、飛び交うミサイルや、着弾する映像(テレビゲームといわれていました)は覚えていますが、 そこに、兵士の姿はありませんでした。 では、彼らは、どこにいて、何をしていたのか。 この映画で明らかになります。 空を制したほうが勝利を収めるのは、彼らも承知しているのだけれど、 それでも、海兵隊としての誇りもあれば、プライドもあって、 素直に勝利を喜 . . . 本文を読む

RIZE ライズ

2006年02月10日 | スクリーン
冒頭、“この映画の中のダンスは、早回しではありません”と、テロップが入ります。 それもそのはず、“クランプ”と呼ばれる、このダンスの動きは尋常ではありません。 体の内から湧き出る、怒りや悲しみといった感情を、そのままぶつけるかのような姿は、 まるで、肉体が叫んでいるかのように見えてきます。 なんか、ダンスという言葉を使うのも、恥ずかしい… ギラついた映像からは、熱気が伝わってきます。 ファッ . . . 本文を読む

ミュンヘン

2006年02月09日 | スクリーン
お互いが銃を向け合い、身動きが取れなくなったときに、 先に銃を下ろすのは、とても勇気がいること。 助かる保障など、どこにもありませんから。 ※ ネタバレ 注意! ※ アクション映画にありがちな、ワンシーンがとても印象に残りました。 かりに、目の前の敵を倒したとしても、 憎しみを、より強くした新たな敵が生まれてくるだけ。 永久に勝利のない、負の連鎖が続いていくだけ… ミュンヘンオリンピック事 . . . 本文を読む

12人の優しい日本人

2006年02月08日 | TV
映画版ではありません。舞台版です。 以前、映画版を観たときには、正直、元ネタである、名作「十二人の怒れる男」を越えたなと思いました。 ほんと、面白かったものですから。 なんとか、舞台版を観たいものだと思っていたら、今回、WOWOWさんが生中継をしてくれました。 ありがとう、WOWOWさん! & 三谷監督! 改めて思うのは、駄洒落も使いようでダイヤモンドに変わるということ。 この作品における“○ . . . 本文を読む

鹿児島弁による、「フライト・プラン」の感想。

2006年02月07日 | 鹿児島弁
かかは、つえでや! ほんのこて! 「あたいげぇんちびが、おらんごっなったっじゃっどん、だいか、知いもはんどかい?」 ちゅて、きなよ、はしいまわっせぇ、 てんじょい、あがって、ほてさりたい、くいまのがらしょ、うっぐゎったい、 も、こげなこっばっかいしちょっと、いっしょい、のいくだ、おきゃっさぁーんしい、 「こん、かかどんな、ちった、びんたが、おかしふじゃっどん、だいじょっじゃろかい?」 . . . 本文を読む

イノセント・ボイス 12歳の戦場

2006年02月06日 | スクリーン
12歳になった子供たちは、徴兵され戦場へ送られます。 ※ ネタバレ 注意! ※ 子供たちは徴兵を逃れるために、屋根に上って身を隠します。 見つからないように、息を潜めて、身動き一つせず … いやいや、 子供たちは、すぐに遊び道具を見つけます。 夜空の星をつなげて絵を描いて、友達と喋りあって、一晩中 … 外出禁止令のため、星を見る機会がなかったのかもしれません。皮肉なことですが… 子供たちは、 . . . 本文を読む

悪魔の棲む家

2006年02月05日 | スクリーン
オリジナルは、主人公が髭面だったことくらいしか覚えていなかったので、 リメイクということを忘れて、純粋に楽しみました。 ※ ネタバレ 注意! ※ 幽霊や亡霊ならともかく、俺は悪魔じゃ怖がれないよと、強がってみましたが、 序盤のジョディの登場シーンとか、トイレのくだりとか、正直、…怖かった…です。 ホラー映画は、あの、「来るぞ、来るぞ」感がいいですね。たまりませんね。 あと、貞子はキモイ、サ . . . 本文を読む

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々

2006年02月03日 | スクリーン
体の芯が、カァーッと熱くなる瞬間が何度もありました。 涙よりも、ナチスに対する怒りのほうがこみ上げてきて、気づいたら拳を握り締めていました。 特に、悪名高き裁判官、フライスラーは、もう、大っ嫌いです! …かなり、感情移入していたものですから。 しかし、それも、真に迫った演技あってのものですから、ユリア・イェンチだけでなく、 ナチス側を演じた役者さんたちも、素晴らしかったのだと思います。 . . . 本文を読む

フライト・プラン

2006年02月02日 | スクリーン
予告編から、“フォーガットン”な雰囲気が漂っていたので、心配していたのですが、 宇宙へ飛んでゆかず、無事、着陸し解決して何よりでした。(笑) ジョディ・フォスター大好きなので、なんか、もう、何をやっても許せます。 機内を走り回っても、電気系統をいじっても… (←これは、ちょっと、怖いかも) 前半は、ジョディ母さん、可哀相… 後半は、ジョディ母さん、頑張って! と、 気づいたら、製作サイドが一 . . . 本文を読む