今年は、ひとことで言うと疲弊の年でした。
そんな中でも、51さんや、みみさんの協力で練習を続けながら、
何とか最初で最後のレースに臨むことができました。
中央道笹子トンネルの事故の影響が心配されるので、
午前3時に出発しましたが、
スムーズに現地に着くことができました。
スタートの武田神社から、甲府の町を見下ろす。
とても寒い朝でした。
車の外気温度計は氷点下4度まで下がりました。
1年ぶりにお会いした石川弘樹さんと歓談。
弘樹さんから、
『今年はおひとりですか?
来年はぜひ、大西ご夫妻はじめ、
Naturaのお仲間と大勢でいらしてください!』
とのメッセージをいただきました。
いよいよスタート。
まずはじめは、要害山への登りです。
甲府の町並みを見下ろしながら登っていきます。
途中には、このような案内標識があり、
史跡であることを感じます。
要害山の頂上です。
ちょうどカメラを構えたランナーの方がいて、
お互いに写真を撮りあいました。
今年はゆったり楽しみます(笑)
最初の給水所。
軽い食べ物もしっかりあって、助かります。
この先は、きもちのいい極上トレイルが続きます。
練習ができていないので、スピードは上がりませんでしたが、
精一杯走りました。
第一関門通過。
このあと、偶然見つけた『霜柱(雪寄草ゆきよせそう)』
これは、冬になると、 枯れた茎の根元に ”霜柱”のような
「氷の結晶」ができるところからこの名がついたそうです。
よく地面を持ち上げている霜柱とは別物です。
気温の低さが分かります。
終わる寸前の紅葉、
初冬の枯れた自然を楽しみながら、レースを進めます。
途中にある絶景ポイント。
甲府盆地の先に南アルプス。
素晴らしい!
このあと後半の登りに力を尽くし、
ようやくゴールです。
何とか完走しました。
ゴール後のご褒美は、『ほうとう』。
野菜がいっぱいの熱いほうとうは、最高のご馳走!
今年は、誰も知っている人がいないな~と思っていたら、
しっかりこの人を発見!
山駆けるアナウンサー、
沢野有希さん
房総半島のトレイルレースや青梅高水の司会進行役でおなじみです。
久しぶりにお会いしました。
美しさと可愛さが同居するこの表情に磨きがかかったかも!!
何でも先日のつくばでフルを完走したとか・・・
走るほうも、ますますパワーアップ!!
レースタイムは、昨年より20分以上も遅かったですが、
最後の登りでは、今の自分の力を全て投入してがんばれたこと、
これだけでも、今年の最後に、自分らしい自分に出会えてよかった!
いろいろな思いを胸にレースを終えました。
すっかり身体が冷え切ってしまったので、
帰りは湯村温泉の甲府富士屋ホテルで温泉入浴。
湯船に入ったらもう出たくないほど気持ちいい!
帰りは大月インターまで一般道路。
せっかく勝沼にいるので、ちょっと寄り道して、
ルバイヤートワインの丸藤葡萄酒へ。
もちろん、お酒は卒業しているので、
ぶどうジュースを買って帰りました。
走る車もない笹子トンネル手前の中央高速道路。
今日は、久しぶりに充実した一日を過ごしてきましたが、
笹子トンネルの事故に遭われた方のことを思うと胸が痛みます。
心の中で合掌しつつ山梨県を後にしました。