goo blog サービス終了のお知らせ 

山走人 やまをはしるひと

YOGA&トレイルランニング&仏教
逆境を味方に!

ハタヨガ

2010-05-14 19:31:37 | ヨガ
今夜は、アシュタンガの教えの中のから、
アステーヤ、盗まないということをご紹介します。

今までも何回かご紹介したりとか、
ほかのクラスで聞いた方もいらっしゃると思いますが、
まわり方のポーズを目で盗んだりとかして、
あの方のように、あそこまで手が伸びるようにとか、
このくらい、ひねれるようにとか、こころも盗まないように、
ご自分の今の状態をしっかりと見ながら行っていきましょう。

身体はいろんなパーツがあるので、
どこを見ていいのか分からなくなってしまうこともあるかと思いますが、
ご自分で今日はここを見てみようというポイントを決めてみてください。

身体でひとつも動かないところはありません、
怪我などで痛いところは動かないかもしれないですが、
基本的には動くところが多くありますので、
しっかりと動いている時に意識をしていきましょう。

足の小指とか薬指あたり、結構動きづらいですよね、でも、本来はしっかりと、
手の指のように開いたり閉じたりが自由に行える場所ですので、
その隅々まで意識を働かせていくと、
いずれきゅっと開くようになったりですとか、
ちゃんと動くようになりますので、
しっかりとそこまで意識が持っていけるように、
ご自分の身体の中をしっかりと見つめながら行ってみましょう。

つねに湖のような心で、フラットな心を持って取り組んでいきましょう。

ハタヨガ

2010-05-02 18:24:41 | ヨガ
先週、その前くらいから、お腹と背中、両方をグーッと伸ばしながら、
前屈の時ですとか、ポーズをとるときは、行っていきましょう。
というお話しをしているんですけれども、ぜひ今日はそれにプラスして、
身体をひねる動作、ツイスティングのときにも、
一回引き上げてからひねるような感じで、
身体のひとつひとつのパーツをしっかりと伸ばした状態からひねって、
ポーズをとっていけるようにしましょう。

あと、手を上げるときにも、肩とか肘の関節だけで上げ下げするのではなくて、
身体の脇くらいから筋肉が繋がっていますので、
腰の上辺りからの筋肉をグーッと伸ばすような気持ちで、
ゆったりと伸びながら前へ前屈していけるようにしましょう。

一度お立ちいただいて前屈の練習から始めます。
一番ハタヨガでたくさん通ってくる流れのところですね。
最初は胸の前で合掌しましょう。
その時、脇の下をきゅっと閉じます。
胸の中心で合掌しましょう。
親指と親指の付根が当たるように揃えておきます。

はい、吸いながらゆっくり伸びま~す。
先ほど言ったように、脇からグーッと伸びるように、
吐きながら前屈しますが、背中とお腹、両方伸ばして、
背中とお腹両方伸ばして、スーッと遠くを通ります。
手は床にしっかりとつけましょう。
はい、では起き上がります。

もう一度いきます。
お腹の前を縮めてこう前へくるのではなくて、
両方引き上げて伸びていきます。
この伸ばした状態なんで、かなり遠いですね、
で、ゆっくり曲げて前屈。
これくらいの長さで出来るように心がけてみてください。

**********************************************************

この要点は、使える筋肉が質量ともに増えることです。

トレイルランの実際においても、体感できるはずです。

O先生曰く、「動きを遠回りさせる」。

この感覚です!

ハタヨガ

2010-04-25 21:50:17 | ヨガ
先週は、身体をグーって伸ばしながら、
前屈の時に意識をしていきましょうというお話しをしましたので、
今日もその練習を少し入れながらスタートしていきたいと思います。

あとはですね、今月のはじめくらいでお話ししたところ、首の周りですね、
そこの力を抜いた状態で、ポーズを行っていけるようにしましょう。

そのときは、少しこの肩のラインぐらいまで肘を持ってきて、
ゆっくり折り曲げて首のうしろで手を支える、
そして少し寄りかかったところで手を離すと、
首がしっかりした位置にくるので、
その感覚をずうっと思い出していけるようにヨガを続けていきましょう。
というお話しをしたんですが、この場でもやってみたいと思います。

楽にしましょう。そのまま手真っ直ぐにしていただいて、手のひら天井です。
肩のラインのところまで持ってきます。
はい、このまま首の後ろのところで手を組みます。
そのまま、あご軽く手前に引きましょう。少しボールはさんでいるようなイメージです。
首周りは、その手に頼ってしまっていいです。
そのまま手を放した状態、これが首が安定している状態になります。
どうでしょうか、少し今の状態を覚えておいてください。

はい、結構疲れてきたときに首周り肩周り力が入ってきたりとか、
首の後ろに皺がよったりすることがありますので、
首の後ろも長く伸ばせるように意識してやっていきましょう。

あとは呼吸ですね、今日の呼吸はどうかも見ながら進んでいきましょう。
自分の今日の心の状態、身体の状態に繋がってきますので、
より内側をみながら、ポーズをとっていきます。

では、先週も行いましたが、
真っ直ぐに伸ばした状態で前屈をしていく動きの練習をしてから
はじめていきたいと思いますので、マットの前に立ちましょう。

サンサルテーションのスタートポーズです。
足を揃えていきます。足と足は開かないようにできたらくっつけておきましょう。
はい、胸の前で合掌します。
伸びながらまずグーッと上へ手を持っていきましょう、
吐き出しながら上体を前へ倒すときに、背中のところ、あとお腹もふ~っと伸ばします。
両方伸ばします。両方。
そして、ゆっくりつけます・・・
はい、一度緩めて身体を起こしましょう。
もう一度胸の前で合掌です。
これだけでも結構身体が熱くなってきますね。
ゆっくり吸いながら上げま~す。
吐き出しながら前へ倒れていきます、
このときに頭のほうからグーッと引っ張られるような感じを作ります。
お腹どうでしょうか?お腹ぐっと伸ばせているか確認しましょう。
縮んでないでグーって伸びているのを確認します。
呼吸止まっていないですか、大丈夫ですか?
はい、一度緩めます。今は前屈での伸びの確認をしましたが、
途中で座位ですとか仰臥位のときにもあるんですけど、
ひねったときにも、一度ぐっと引き上げてから身体をひねれるようにというのを、
今日はポイントにやってみてください。

********************************************************

O先生のハタヨガもトレイルランに関して核心部分に入ってきました。

首の位置、これは非常に重要で、ここが決まらないと、
肩から背骨にかけて無駄な力が入ってしまい、
自分の考える身体の使いかたができなくなります。

前屈の際に、背中とお腹を同時の伸ばす。
これが核心です。
ひとつの動作のとき、拮抗筋を同じようにエキセントリックに使う。
ヨガではよく、引っ張られているという表現を用います。
「空から糸で釣られている」というように・・・
この身体の使い方と、前述の首の安定ができると、
トレイルランのとくに下りで、脚に負担がかからなくなります。
(言葉での説明は難しい・・・)

自分も試行錯誤を繰り返しながら、やっとできるようになった使い方ですが、
この使い方は、すでに400年前、20代の宮本武蔵が「兵道鏡」という著書に書き記しています。

アスリートとしての宮本武蔵 

キマリだね

ハタヨガ

2010-04-22 18:05:11 | ヨガ
今日もできるだけ45分の中で、こころ穏かに過ごせるように、
ご自分の身体を穏かな状態で見つめられるようにしていきましょう。

「柔らのこころ」ですね、
柔らかいと書く「柔らのこころ」を持ってやっていきましょう。

久しぶりの方ですとか、初めて受ける方は、
ぜひ気持ちをリラックスさせていただいて、
できなくても、今日はこんな感じだなというのを感じながら、
行っていただけたらと思います。

少し踏ん張ると、より筋肉が固まって、
前へ行きづらかったりとか、身体がひねりづらかったりしますので、
リラックスして、ほぐしながら行っていきましょう。

先週、前屈の時など、身体の筋肉を伸ばす動きのときには、
ふっと力が抜ける瞬間があるので、そこをぜひ見つけて、
身体を柔らかく動かせるようにと言いました。、
今日も、そこを見つめながら、そのへんを確認しつつ行いましょう。

あとはですね、みなさんに動きながらやっていただくのですけれども、
その前屈の時に、できるだけ時間をかけて、
自分のひとつひとつのパーツを見ながら、動いていけるように、
身体に集中していけるようにしましょう。

*************************************************

最近、O先生と話しをする機会が多い、
何気ない雑談の中にも、
はっと気付かされることがあり、
気が抜けない。

トレイルランニングのように不安定が常態のスポーツでは、
身体ひとつひとつのパーツを意識して駆使するとともに、
それらのパーツの集合体としての身体そのものの制御も要求される。
そこで出てくるのが、O先生がいつも言う、「こころ穏かに」です。
分かるかな 

「こころ穏かに」 キマリだね 

金曜日のハタヨガ

2010-04-11 23:36:07 | ヨガ
今日は身体、とくに筋肉と少し対話しながらをテーマに、
進めていただけたらと思います。

身体の柔らかい人はどこまでも行くんですけど、
硬い人とか、今日は調子が出なくて少し曲がりづらいなという方も、
中にはいらっしゃると思います。
そんな時は、筋肉の声をしっかりと聴いて行っていただくということを、
少し頭の中においてみてください。

そうですね、身体をぐ~っと延ばして前に倒れてくる時、
例えば前屈の動きの時などに、ふっと筋肉の凝りが緩む瞬間があるんですね、
そこを見つけていただくと、ふっと身体が柔らかくなりますので、
そんなところを少し探し出しつつやってみてください。

ちょっと皆さんも動きながらやってみましょうか。
足を揃えた状態で、前の方に立ちましょう。
もうウォーミングアップが済んでいる方、
まだこれが初めて今日運動する方もいるかと思いますが、
ご自分のペースを守っていただいてやってみましょう。

一番多く動きの中で出てきます前屈のところです。
最初、胸の前で合掌してみましょう。
大きく息吸いながら延びます。
吐き出すときに前に倒れますが、この時、筋肉と話してみましょう。
ふっと力が抜けて筋肉の凝りが少し緩和される瞬間があります。
そこに入っていけると、身体が柔らかく曲がっていきます。

今の動きだけでは分かりづらいかと思いますので、
今日は45分を通して、ご自分で見つけてみてください。

****************************************************

今日のO先生のお話しは、自分がヨガから得ようとしていることと、
トレイルランニングの最重要点をしっかり解説してくれています。