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散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

ナッツリターン

2015年01月05日 | ☆撮!本日の逸品

ナッツの出し方で、旅客機を戻し、搭乗員を降ろした大韓航空の事件がセンセーショナルに取り上げられました。

韓国の事件としてニュースされたのですが、韓国ばかりでなく、大なり小なり、権力関係や貧富や差別の顕著なところでは、似たようなことがあるのは、これをお読みの方も思い当たることがあるはずです。
ただ「守秘義務」や「個人情報保護」とやらで社会全体が委縮していて、殺人事件でもない限り、些末な事件は表面化してこなくなりました。
そのためか、こんな事件があると「鬼の首を獲った」かのように報道するのは、どこもかしこも騒ぎ立てて溜飲を下げる人が多い世の中になったからだと思います。
昨年12月28日に消息を絶ったエアアジア機や、3月8日のマレーシア航空機行方不明事件の方が、航空関係のニュースとしては、今現在最大の謎です。

いつも思うのですが、日本では事件の容疑者・加害者だと警察が発表したとたんに、加害者の顏がボケ、被害者を含め関係者が顔出しのまま丸裸にされることの可思議さです。
一方、韓国では「晒す」という言葉がしっくりするほど、容疑者・加害者の顏が大映しに放映されます。
儒教・礼節を重んじる国といわれる所以でしょうか?
権力者それがたとえ親子・師弟といった身近な関係でも、上位・目上の者の意に添わぬ大失敗を犯すと「死んでお詫びをするから、私を殺してください」と大声で泣き叫ぶシーンをよく韓国の歴史ドラマで見かけます。
差別表現ができない日本の時代劇では想像できませんが、ハラキリ・切腹の原点はこれかもしれないと思っています。

門前の小僧で、歴史に興味を持ち、仕事でも関係するようになってきた頃、明治にできた法律・制度の中の細かい仕組みはどうやってできたのかと歴史家の先生に尋ねたことがあります。
するとひとこと「御府内備考を読みなさい」と答えが返ってきました。
しかし、本は手に入れたのですが、移り気な性格のためか、いまだに読むまでになっていません。
そして「鎖国をしていた江戸時代の日本が、朝鮮通信使という名目で江戸城まで使節を受け入れ、朝貢外交のようなものをなぜ続けていたのかを考えてみて」ともいわれたことがあります。

ナッツリターン事件が報道されるたび、ナッツの映像がTV局によって違うので、いったいどんなナッツなんだろうと、どうでもよいことを思い浮かべていたら、韓国旅行に行った後輩からもらったお土産(見出し写真・左がナッツ)を思い出しました。
それにしても、マレーシアの航空機行方不明の真相は何なのでしょう?
バミューダトライアングルではないけれど、時空のすき間に入り込み、後日、全員無事確認という結末であって欲しいと願っていたのですが、残念ながら、エアアジア機は残骸や遺体が発見され、墜落が確認されたと報道されました。
ご冥福を祈るとともに、早期の原因究明をお願いしたいと思います。


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