散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

遠望・富士山2021.08.21(墓参)

2021年08月21日 | ★メタ坊徒然草

アフガニスタンでは、タリバンが首都を制圧し、政権を掌握したというニュースが流れました。
「スタン」のつく国は「イスラム教徒」の国と学校で教えられた気がしますが、ググってみると、現在のイランを中心に広大な支配地を誇ったペルシャ帝国のうち、中央アジアのそれぞれの「土地」をペルシャ語で「スタン」と呼ぶのだそうで、アフガン人の土地が「アフガニスタン」という訳です。
それにしても、メタ坊には短期革命のような印象を感じるほど、こんなに簡単に政権を奪取できるのはなぜでしょうか?
「タリバン」という呼称にヒントを求めると、国際協力機構のホームページに「池上彰が明かす!イスラムビジネス入門(ここをクリック!)」の中にありました。
「教育」のかかわり方、考え方が重要であることを再認識します。
狭い視野で教育を受けた、あるいは教育を受けられない境遇を打破したいという、さらに女性の入りこむ余地のない権力状況下での、階級闘争がもたらしたものだと思います。
日本では、江戸時代の寺子屋から明治時代の富国強兵政策に基づく学制と義務教育、そして日中戦争から太平洋戦争に至る国家総動員体制(NHK「銃後の女性たち」ここをクリック!)が女性の地位向上に影響を与えました。
紆余曲折はありましたが、男女同権、参政権が平等にあるから、ある意味バランスがとれている国でいられると考えられます。
*****
人流が予測できない「お盆」を避けて、お墓参りに行きました。
メタ坊は次男坊で、なおかつマスオさんという立場上、カミさんの両親の墓参りです。
そもそも信仰心のない人が自分たちのために建てたお墓というものに子どもたちがせっせと墓参りに行くかというと、疑問で、コロナ禍でも行くのはなぜか、墓参している人にアンケートしてみたい気がします。
初七日とか、四十九日とか、一周忌や三回忌など、年中行事のように「法要」について霊園から案内状が届きますが、集まらなくてもお坊さん単独で執行できますというメニューを勧めるのも、賛否を知りたいところです。

「ご先祖様がなんとかして繋いできた命がここにあることを思い、偲ぶ」
それには、生まれる不思議と、病に罹る不思議、そして運がよければ老いてゆき、皆誰でもが死から逃れられない不思議があり、それを神や仏で解釈するのが宗教で、それを信じるのが信仰であると、メタ坊は考えています。
それだけに、医師が立ち会って生まれ、医師が臨終を宣告しないと「死」ではない現世に神や仏はいないと思う人がいるのは仕方ありません。
お墓を買う人は「来世の棲み家」と考えている以上、管理料の入金がなければ、霊園は不動産業者と同様、ほぼ1年待って墓を取り払い、次の分譲地として入居者を募ります。
墓参りをするかどうか、信仰心は別にして、1年に1回、あるいは夢に故人が出てきたら行くという「動機づけ」もありかなぁ?

「墓参りについてくる虫はご先祖のだれかだ」と祖母がいっていましたが、霊園の墓の供花を渡り飛ぶ蝶は、だれのご先祖様なのでしょう?


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