
小田原でご飯するなら「だるま」だよ。と、ウォーキング仲間から教えられました。
創業は、明治26年。
創業者は、石川県金沢市出身の達磨仁三郎(たつまにさぶろう)といい、
達磨(だるま)大師にあやかって「だるま料理店」と名付けました。
関東大震災により建物が倒壊。
大正15年、ブリの大漁で大金を手にした網元・廣澤吉蔵が資金をつぎ込んで、
現在、国の有形登録文化財に指定されている、
唐破風入母屋造りの建物を再建させたものです。
中へ入ってみると、格天井でかなりの広さと空間を持った建築で、
窓(見出し写真)にしても、意匠を凝らし、部材も様々な木を使っているのがわかります。
店前にある案内板では、かなり凝った部屋がいくつもあるらしく、
また、小田原城址に皇族の御用邸があり、
政財界の大物が周辺に別邸を構えていたことから、
そのような人たちが利用していたようで、往時の雰囲気を今に伝えています。
さて、普段なら駅近くで「小田原丼」をさがして食べるところですが、
今回は奮発して、だるまの桐定食 3,500円(税別)を注文してみました。
先付け、箸休め、お刺身、口替わり、お新香、ご飯
天ぷら、煮物、お吸い物
とにかく、外国人観光客の多いことに、びっくりしました。
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