お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

フタコイ -オルタナティブ- 第6話 「どうして好きなのに別れちゃったの?」

2005-05-15 04:01:22 | アニメ感想全般
「ワケ分かかんねーよ」@恋太郎

・・・いや・・・それ、私のセリフなんですけど・・・^^;。

否。決して分からない訳ではないのだけれども。
どーにも『感じ入る』、ことの出来ない置いてけぼりな自分がここにいます(苦笑)。

『温くも楽しく素晴しいひととき』
基本テーマはひょっとしなくても同じなのかもしれないな。敢えて『何と?』、かは言わないけど。
それを全く違った方向性、感性から描いているのが本作であると。

さて! 書かねばなるまい。一条姉妹なのだが^^;。

基本設定は『原作』準拠か・・・な?
ただ、オルタでは(今のところ)主人公に対する『想い』、という側面では、『原作』より抑え目・・・かな?

まー、そりゃそうか。メインヒロイン(実は主人公かも?)は、本作ではあくまで白鐘姉妹であるし。
しかも恋太郎は20ウン才。幼少時に会っているとはいえ、『望』のような同年代でなし。ブランク、としてはどーなんだろ?^^;。イマイチその辺、マジ分析する程、自分はこの作品には未だハマれていない。

ただ、これだけは言える。幼少時の関わりが、『原作』より確実に薄い・・・最初、恋太郎が自分に思いっきりなつく(#)一条姉妹が誰だか見当も付かなかった程に。
恋太郎の母方の葬式の時に一度会ったっきりだもんね・・・そういう意味では、設定的には『原作』より、某他作品の隆士と梢さんのような関係に感じた。(但し、恋太郎は20ウン才である)。
・・・っていうか・・・。あれー?、何か、この辺も『彷彿』としちゃうよ?^^;、あっさり。偶然にしては・・・ナンかあまりにタイムリー過ぎるような・・・いやまぁ、そーいうのは気のせいにして置くか^^;。

そんな設定で、あそこまでじゃれつく一条姉妹、にはやっぱり違和感。『双恋』、というありえねー世界観の中で、さらにありえねー^^;。それは果たしてOKなのだろうか?、微妙である。
テレコム版では、『双恋』、というありえねー設定(苦笑)は、動かしようがない(一応、『原作』があるし、それが『双恋』が『双恋』たる所以だから・・・)、そこは仕方ない(?)として、それ以外の部分は極力リアリティー(・・・?^^;)を持たせるような配慮があったと思う。
よって、序盤は『ありえねー^^;』、とやっぱり思っていた私なんかも、徐々にそんな不思議なリアリティーに取り込まれていった。逆に言えば、作品が取り込むことに大成功していた。
本作オルタでは・・・一条姉妹だけじゃなく、白鐘姉妹も自分には、そうなんだけど、
『ありえねー』上に『ありえねー』を積んでしまっている。そんな気がしてならない。元々『ありえねー』設定なのだから、ナニをやってもいいじゃないか?、・・・と、いうことなのだろうか?

・・・その辺の感じた方は、ひとそれぞれ、であろうということも納得した・・・つもりだ。

でも、少なくとも、自分には、そんな不思議なリアリティーも、本作には感じられない。だから『置いてけぼり』を喰らってしまうのだろう。

本作終盤、早くも『走馬灯』^^;、みたいなシーンが出て来ました。
そう・・・ここ。ここなんだよね。
ここで、自分みたいな人間は『あーっ!』 ・・・って思えない^^;。ってゆーか、(極力)平等な目で見ても近すぎるでしょ!? だってまだ6話だよ・・・?
そんなに年月が流れたような実感を持たせる描写も無いのに、
(多分、ちょっとあった時間軸交差がソレなのかな?)
2話とかのシーンとかが『走馬灯』されても困ってしまうのですけれども!^^;、私的には。

多分、このシリーズ構成は、そういう方面で、『人をノせる』のが、まだ、ビミョーに未熟なのではないかと・・・も思ったりしたのですが。

旧作『アニメ双恋』では、『それっぽい』そぶりが初めて顕著の見えたのが第5話。・・・そして、物語が本格的に動き出したのは実に10話以降・・・。
1クールシリーズとしては、『遅い・・・かも?』、と誰もが思った。・・・でも、それは必要な期間だったんだ、と改めて感心する。
見ている間は割りと、『どーでもいいような?』エピソードが中盤に並ぶことは実に多い。・・・でも、その実、『どーでも良く』ないんだなぁ・・・と。
『日常』を『日常』、としてできるだけ多くのユーザに認識させるために。それが『とても大切なもの』、と認識させるために・・・。

そういう意味では1クール、っていう期間、現実世界では多くの場合3ヶ月。その期間はあまりに短い。
ようやく、『そろそろいいか?』、と仕掛ける方には思える頃には、もう終盤・・・。『出来ること』、は限られてしまう。

それを嫌ったか?、本作は。

敢えて・・・その辺は承知の上で・・・あくまで1クールの折り返し地点・・・6・7話に『転』を持ってきたか。
序盤のあの・・・人によってはイヤくなる(苦笑)、濃密さ・・・それは本来10話くらいかけてやるべきものの凝縮されたかたちだったのであろうか?
それによって、現在(いま)、こうして、(これまた)人によってはイヤくなる(苦笑)、位、ゆる~りと時間がかけられると?
そして、後半戦、思いっきり攻められる ・・・ってコトなのかな?^^;。

いやまぁ、そりゃそうかもしんなケド。『理屈』としては分かるつもりでも。でも、そんなん・・・『アタマで分かった』ってダメじゃん・・・ 『気持ちが付いて』来ないんじゃ・・・いや、それは、この所感を書いている者がだからか? がとにかく何でもかんでも感情移入したがり、そっち方面でノれない作品にはイマイチ『頭』では感じ入ることのできない・・・そういう人間だからか。

『若い人向けの作品』 ・・・確かにそうかもしんない。

この自分の、いろんなモノで凝り固まった『灰色の脳細胞』では、対応不能 ・・・そういうことか。

ただ、敢えて言わせてもらえば、同じコトをやるにも、もちっとやり方、ってものはあったのでは? ・・・というコト。そして、いろんな感受性の人を出来うる限り『退屈がらせない』 ・・・そういうことも、もちっと可能では無かったか? ・・・というコト。

・・・
・・・

とはいえ・・・まぁ、ここまで観てしまったら、最後まで観たくはなる。

『情報』としてはいろいろ出てきた本話。

16歳の誕生日で(恋太郎と)一緒にいられなくなる(らしい)白鐘姉妹。政界の暗部にいるらしい、もう1人の恋太郎。あー、何か読めてきた?(大はずれの可能性アリ^^;


恋太郎の前からプチ失踪(『どっち』が失踪かは定かではないが・・・^^;)を繰り返している(?)らしい、白銀姉妹は、しかして、露天風呂ある行為を促す(爆)(これはラストで沙羅がはっきりとしたセリフで言う・・・^^;)行動に出る程、好き、には好きなのか・・・?。あるいは次回詳細が述べられる・・・かもしんない(いい加減)、2年の歳月で降り積もった『想い』・・・か?

恐らくは、『政略』がらみ、なのだろう。そこに、本話までに登場を果たした(一部、思いっきり『脇』だったケド・・・^^;)、『双恋』ツインズが初回の雛菊姉妹に代表される、意外なアクティブ(笑)さを持って、恋太郎の『協力者』、として関わってくる・・・かも? ・・・そんなところか?

依然として、何で触手魔獣(しつこい^^;)やイカ宇宙人が、何の意味を持つのかは不明のままではあるが・・・^^;。

雛菊姉妹戦闘力(汗)、とかね!

・・・やろうとしているコト自体は、本気で円盤皇女ワるきゅーレだったり・・・?

UFOだけに・・・って、うわっ、寒ぅ!^^;(→自分)

ただ、『日常』部分の描写の方向性が、私の感性とは、イマイチソリが合わない(苦笑)、と。だから、イマイチこの作品世界に自分としては入って行けていない・・・と。
そんなところであろうか?

要は、『オチモノ』ではあるまいか? ・・・コレも。恋太郎にとっては白銀姉妹という名の。

ただ、そんな『オチモノ』に、翻弄されたり、右往左往したり、あるいは時に根性見せたり(笑)する主人公の図・・・が、自分みたいな人間にはちょっとオサレ過ぎて(? 苦笑)、素直に楽しめなかった・・。と、そういうコト? ただそんだけのコト?^^;。

・・・
・・・

まぁ・・・とにかく、生暖かい目で見守ろうではないか』、と。

そんないつもの私らしい(爆^^;)見地には持って来れたよーな気がします・・・多分ね^^;。