前に『第1声』とかいってちょびっと書いちゃってるし、順番も前後しているので、ある意味前後編とも言える第14話「夏の終わりに」、とセットで上手く纏めて書きたかったのですが・・・。
纏まらない! or2
・・・ったく・・・どおして・・・おいらは・・・いつも・・・こう・・・
・・・と、いうワケで、第15話からいきます(しかも『後編』からかよ・・・)
本話、自分、意図せず、かなり目頭にキてしまいました(ちょっち 恥 笑)。
弱いんですよね~、こういうの(笑)。
しかもイキナリ露骨に来るんじゃなくて・・・前半はかなりいいテンションの笑い話な展開から、後半、「おおお」と思わせながらもやっぱりまだ笑い・・・イッキに来てくれたよ(笑)
しかも、コレ、本来、前話から曳いてるんですよね^^;。
大事なトコロで観る順番を間違う私・・・。
絵本回しの直後で気付いたケド、面白そうだったんで止められませんでした(笑)。
最後(・・・なのかな?)の人格、紺野 棗。
第一印象はダークネス?、と、つい思ってしまうが(笑)、安直にそっち方面には持っていかないのは流石だと思う。
いや・・・。
「でも、あの子は絶対悪い子じゃない」@隆士
ははは、正直コレはちょっと説明的だな~、と思ってしまった。
『悪い子』って何基準?(笑)。ねえ、隆士クン!(笑)
いやまぁ、棗が花を愛しそうに撫ぜる描写が、コレでもか・・・っ、てーぐらい『分かり易ぅ』・・・だったので(笑)。
でも、まぁ、分かってても面白かった。まぁ・・・隆士が棗の心を開いていくプロセスには若干、脚本的・観念的拙さ(?)みたいなものを感じないでもありませんでしたが(^^);;;。
その辺も、分かってても面白かった。
前にも1度だけ出てきたケド、結局鳴滝荘(隆士不在)の誰にも心を開くことの無かった棗。
『今度こそ!』とリターンマッチを望んでいく鳴滝荘の住人達。
中ではやっぱり(精神?)年齢的に近い(?)、朝美のパフォーマンスがニアピン賞?(笑)
演技力が無いだけかも(ごめん)しれないが、一番わざとらしさが無かったからね!
かなり素直に友達になりたいオーラが出ていた、と思う。
棗もちょっと、普通に反応しかけたよねっ、ねっ(そう思いたい)。
沙夜子さんのは、予定通りのお笑いになってしまったけど・・・^^;。
でもでも、「駄目だったわぁ~」のセリフが、もーーーーー・・・っ(笑)
(くぅーーーーーっ)
やっぱり沙夜子さん、可愛すぎ・・・っ!
珠実と灰原のは・・・隆士じゃないが、やる気あるのか?^^;、・・・ホントに。
灰原のは天然かもしれないけど、珠、おまいまで、ソレは無いだろう・・・ソレは(笑)。
恵には初端っから期待して無いよ(爆)。
・・・いや、作戦自体は間違っていないと思う(笑)。
多分、恵の作戦を朝美がやっていたなら、成功していた・・・かも?
・・・っていうか、棗、デフォで反応してるじゃんっ 隆士に!
(大爆笑)
いやもお、この時点でほとんど勝負アリでわ?^^;。
(特に後ろの褒め褒め軍団がもう、思いっきり、ヤボ(笑))
・・・いやまぁ、もう1押ししないと、話してはくれないワケですが。
・・・
・・・
しかし、棗に対しては、珠実も全く、と言っていいほどアドバンテージ無いのね(笑)。まぁ、珠実ですらもまだ1度しか対面していないらしいが・・・。
アドバンテージどころか、対棗に限り、鳴滝荘の他の面子と同レベル・・・ってのには、少々苦笑したが^^;。
灰原との人形劇の内容なんて・・・本当に、やる気有るのか?^^;、珠実(笑)。
珠実的にも『梢ちゃん』ならば、平等になんでもラブリー&オッケー・・・ってワケでも無いのかな?
千百合とはやけに意気投合していて、隆士だけじゃなく、鳴滝荘の他の住人にまで挑戦的だったのにね!^^;。
そういえば、早紀や魚子とも、そ~んなに意気投合してるっ・・・ってな感じでも無かったかな?
まー、その辺は多分にフィーリングの問題なのかもしれないけど。いや、敢えて誰のフィーリングかは言わない(笑)。
第18話「にゃーにゃーにゃー」
・・・でも思ったんだけど、アニメ主体で見ているせいか、どうも千百合だけビミョーに浮いている気がしてならない(笑)。いや、この場合、珠実の接し方うんぬんでは無くて・・・うーん、なんていうか・・・この・・・。
要は、挙動が奇抜すぎる・・・であろうか?^^;。
梢さんの抱える解離性ナントカから考えても、ここまで奇抜な挙動だと、何の担当なのか分からないゾ!(笑)^^;。
『人格』としてのポリシーみたいなものが、見えにくくなってしまっているというか・・・5人(?)の中で、一番、『人間』、として自分には認識できない。・・・いや、やってるコトは(多少くどさは感じるが)面白いんだけどサ(苦笑)。
「男~~~っ!」の部分でちょっと救われている・・・上述のような見地からは、ソレくらいにしか認識できない。
まぁ、『清廉・潔癖』・・・その辺の象徴だとは思うんだけどサ(笑)。転じて『押し付け・自己満足』、なんてことにもなるのであろうか?
ま、そんなこんなで、本話では珠実が(めずらしく?)普キャラの位置に居る^^;。隆士の独断場である(笑)。
そして・・・(18話までを通せば)(視聴者視点では)魚子・早紀も、大分隆士を認めだしている。
でも、珠実は・・・そんな棗×隆士の状況を間のあたりにしても、意外というか・・・若干「ずるいです~」とか言っただけで、そんなにショックのようなものは受けていない様子。
う~ん・・・。またちょっと珠実の真意、みたいなものが自分にはブレて来たかな?^^;
あるいは計算違い? 余裕カマしすぎ?
いやいやいや^^;、別に『取り合い』をしているワケじゃないんだろうけどさ?(苦笑)。
ただ、個人的嗜好としては、珠実には今後・・・まぁ、その辺りの確執に決着が付いたとして・・・あまり『聖母』のような振る舞いはして欲しくないな^^;。逆にあくまで『なんとな~くはーとふる』で誤魔化されるのも・・・珠実に関しては、あ~んな描写やこ~んな描写を見せられちゃっているので、それはそれで、少しイヤだな^^;。
う~ん、難しいね。この辺、この作品、どう決着を付ける気なのだろう。
・・・
・・・
さて、ここから、棗が隆士に喋りだすまでのプロセスは、書いているとキリがないので省略(爆)。
・・・っていうか、コレ、文章では・・・安直に書いても安っぽい茶番劇としか思えないでしょうから^^;。
文章で書くなら、多少シチュエーション誇張して・・・セリフも推敲して・・・文面もコレでもかっ・・・ってーくらい気合入れて書いて推敲しないと、多分、ぜんぜ伝わらないと思うから・・・。
(そんな文面が書ける気力も自信も、今は無い)
なるほど・・・棗が他人を避けまくっていたのは。
鳴滝荘の住人達が思っていたように、自分達が棗にとってつまらないとか、興味ないとか・・・そうじゃなくて。
逆に棗・・・自分が『つまらない』だろうから・・・と。
折角お話できても・・・勇気をだして関わってみても・・・多分、すぐに失望されるだろうと。
つまり、恵たちの『かまって欲しいオーラ』は、彼女にとっては・・・多分嬉しいには嬉しかったのだろう。
「こっちに興味はあるみたいなんだけどねぇ・・・」(恵談)
でも、そんな好意を、多分自分は無駄にすると。
周りがより好意的接しようとするようになればなるほど、彼女はいたたまれなくなっていた・・・のかもしれない。
自然さが足りなかった。急ぎすぎていた。たとえどれだけ時間が掛かっても、毎日ごく自然に語りかけて・・・無視されても無視されても。
棗側としては無視して無視して・・・多分、そのうち呆れられる。嫌われるかもしれない・・・。
それでも、変わることなく笑顔を自然に向けてくる者には、多分、彼女のような子も、振り向くんじゃないかな?
・・・とはいっても、大問題。『彼女』は、ほんとに稀にしか出てこない・・・少なくとも、今までは。
これじゃぁ、『彼女』にとって普通の存在である者には、どうしようもないじゃないか(苦笑) ・・・と、思っていたのですが!
短期決戦(笑・・・いや、笑い事にしちゃイケナイが)。
そこで隆士が(深く意図してではない様子だが)採った行動は・・・まぁ、ほぼベストに近いのではないでしょうか?(笑)。
自分に自信が無い。それがネックで他人を避ける人間。そんな人間に振り向いてもらう為には・・・。
面白いコトで興味を引く、じゃなくて。(逆効果?)
おべっかまがいで相手の得意技を褒めまくる、でもなくて。
相手の得意分野・・・そして自分の苦手分野。つまり、『相手に自分でも役にたてる』・・・そんなフィールドを用意するコトだった。
・・・で、いいのかな?^^;
つまり鳴滝荘の他の連中がやっていたことは、そもそも棗の性格(?)を、根本的な部分で読み違えていた、と。
まー^^;、でもそう言ってもなぁ・・・^^;。
そんなの、実の親だって、気付いてあげられるかどうか・・・^^;。
隆士だって、意図してやったワケじゃぁないしね(笑)。
でも、棗の得意技(の1つ)トランプ技に挑戦!、でも上手くいかない・・・それに気付いて(思わず)振り向いて・・・。
この辺りの隆士のまるで嫌味のないやり取りには・・・確かに、こんな内向的な少女でも心地良さを感じずには居られないかもしれないな。
・・・と、まぁ、若干『偶然』含み^^;、とはいえ、遂に棗の『言葉』を引き出すことに成功した隆士。
でも、やっぱり、この時点では、まだ、隆士ですら、棗の『本当』は分かっていたワケじゃぁ、ないんだよね。
・・・いや、くどいが、普通はワカラン!^^;。
でも、この辺から・・・来る。来るんだよねぇ・・・。何か、目頭に、こう!。
今までの棗の視線・・・興味なさそうな冷たい視線・・・そうとも取れてしまう視線。トランプ技に挑戦する隆士ですら、『出来るかどうか、試されている?』・・・とすら思えた視線。鳴滝荘の他の住人には『見下されている?』・・・とも思えた視線。
でも、違う。違ったんだ。もともと棗は、誰も試してなんか居ない。ましてや、見下してなんか居ない。居なかったんだ。
「もうちょっとだった・・・かも」@棗
ここで全てが氷解する。冷たさなんて微塵もない・・・優しい声。
(いや、そりゃ梢さんだけどサ^^;)
ああっ 止めよう! この辺を言葉で語るなんて、もう、止めよう!
それはあまりに無粋だし・・・無理だし^^;。
とにかく、心を開いた棗の『喜びの表現』と来たら・・・もうっ!(くぅ)。
メチャクチャ可愛いは(^^)、笑えるは(^^)、泣けるは・・・で、
もう、大変です!(^^)
止めに、前回(まだ感想書いて無いケド)、そもそも棗を呼び覚ます発端となってしまった隆士の絵本プラン・・・その悲しい部分の一節。
その続き・・・。くぅっ!
やってくれるじゃあーりませんか!(^^)
間違いなく、現在全18話中のベストエピソード。・・・いや、くどいですが、前の回から曳いているんですケドね^^;。
この演出力があるなら、本作最終話回りには、どーしても多大(過大?)な期待をしてしまうものなのですが・・・。
原作は連載途中か・・・^^;。
惜しい1作(でも自分的には、もう傑作^^;)になってしまうのか・・・それとも!?
どうでもいいことですけど、その一部ペ○ちゃんみたいな朝美の作画は、ワザと? 天然?(笑)。
纏まらない! or2
・・・ったく・・・どおして・・・おいらは・・・いつも・・・こう・・・
・・・と、いうワケで、第15話からいきます(しかも『後編』からかよ・・・)
本話、自分、意図せず、かなり目頭にキてしまいました(ちょっち 恥 笑)。
弱いんですよね~、こういうの(笑)。
しかもイキナリ露骨に来るんじゃなくて・・・前半はかなりいいテンションの笑い話な展開から、後半、「おおお」と思わせながらもやっぱりまだ笑い・・・イッキに来てくれたよ(笑)
しかも、コレ、本来、前話から曳いてるんですよね^^;。
大事なトコロで観る順番を間違う私・・・。
絵本回しの直後で気付いたケド、面白そうだったんで止められませんでした(笑)。
最後(・・・なのかな?)の人格、紺野 棗。
第一印象はダークネス?、と、つい思ってしまうが(笑)、安直にそっち方面には持っていかないのは流石だと思う。
いや・・・。
「でも、あの子は絶対悪い子じゃない」@隆士
ははは、正直コレはちょっと説明的だな~、と思ってしまった。
『悪い子』って何基準?(笑)。ねえ、隆士クン!(笑)
いやまぁ、棗が花を愛しそうに撫ぜる描写が、コレでもか・・・っ、てーぐらい『分かり易ぅ』・・・だったので(笑)。
でも、まぁ、分かってても面白かった。まぁ・・・隆士が棗の心を開いていくプロセスには若干、脚本的・観念的拙さ(?)みたいなものを感じないでもありませんでしたが(^^);;;。
その辺も、分かってても面白かった。
前にも1度だけ出てきたケド、結局鳴滝荘(隆士不在)の誰にも心を開くことの無かった棗。
『今度こそ!』とリターンマッチを望んでいく鳴滝荘の住人達。
中ではやっぱり(精神?)年齢的に近い(?)、朝美のパフォーマンスがニアピン賞?(笑)
演技力が無いだけかも(ごめん)しれないが、一番わざとらしさが無かったからね!
かなり素直に友達になりたいオーラが出ていた、と思う。
棗もちょっと、普通に反応しかけたよねっ、ねっ(そう思いたい)。
沙夜子さんのは、予定通りのお笑いになってしまったけど・・・^^;。
でもでも、「駄目だったわぁ~」のセリフが、もーーーーー・・・っ(笑)
(くぅーーーーーっ)
やっぱり沙夜子さん、可愛すぎ・・・っ!
珠実と灰原のは・・・隆士じゃないが、やる気あるのか?^^;、・・・ホントに。
灰原のは天然かもしれないけど、珠、おまいまで、ソレは無いだろう・・・ソレは(笑)。
恵には初端っから期待して無いよ(爆)。
・・・いや、作戦自体は間違っていないと思う(笑)。
多分、恵の作戦を朝美がやっていたなら、成功していた・・・かも?
・・・っていうか、棗、デフォで反応してるじゃんっ 隆士に!
(大爆笑)
いやもお、この時点でほとんど勝負アリでわ?^^;。
(特に後ろの褒め褒め軍団がもう、思いっきり、ヤボ(笑))
・・・いやまぁ、もう1押ししないと、話してはくれないワケですが。
・・・
・・・
しかし、棗に対しては、珠実も全く、と言っていいほどアドバンテージ無いのね(笑)。まぁ、珠実ですらもまだ1度しか対面していないらしいが・・・。
アドバンテージどころか、対棗に限り、鳴滝荘の他の面子と同レベル・・・ってのには、少々苦笑したが^^;。
灰原との人形劇の内容なんて・・・本当に、やる気有るのか?^^;、珠実(笑)。
珠実的にも『梢ちゃん』ならば、平等になんでもラブリー&オッケー・・・ってワケでも無いのかな?
千百合とはやけに意気投合していて、隆士だけじゃなく、鳴滝荘の他の住人にまで挑戦的だったのにね!^^;。
そういえば、早紀や魚子とも、そ~んなに意気投合してるっ・・・ってな感じでも無かったかな?
まー、その辺は多分にフィーリングの問題なのかもしれないけど。いや、敢えて誰のフィーリングかは言わない(笑)。
第18話「にゃーにゃーにゃー」
・・・でも思ったんだけど、アニメ主体で見ているせいか、どうも千百合だけビミョーに浮いている気がしてならない(笑)。いや、この場合、珠実の接し方うんぬんでは無くて・・・うーん、なんていうか・・・この・・・。
要は、挙動が奇抜すぎる・・・であろうか?^^;。
梢さんの抱える解離性ナントカから考えても、ここまで奇抜な挙動だと、何の担当なのか分からないゾ!(笑)^^;。
『人格』としてのポリシーみたいなものが、見えにくくなってしまっているというか・・・5人(?)の中で、一番、『人間』、として自分には認識できない。・・・いや、やってるコトは(多少くどさは感じるが)面白いんだけどサ(苦笑)。
「男~~~っ!」の部分でちょっと救われている・・・上述のような見地からは、ソレくらいにしか認識できない。
まぁ、『清廉・潔癖』・・・その辺の象徴だとは思うんだけどサ(笑)。転じて『押し付け・自己満足』、なんてことにもなるのであろうか?
ま、そんなこんなで、本話では珠実が(めずらしく?)普キャラの位置に居る^^;。隆士の独断場である(笑)。
そして・・・(18話までを通せば)(視聴者視点では)魚子・早紀も、大分隆士を認めだしている。
でも、珠実は・・・そんな棗×隆士の状況を間のあたりにしても、意外というか・・・若干「ずるいです~」とか言っただけで、そんなにショックのようなものは受けていない様子。
う~ん・・・。またちょっと珠実の真意、みたいなものが自分にはブレて来たかな?^^;
あるいは計算違い? 余裕カマしすぎ?
いやいやいや^^;、別に『取り合い』をしているワケじゃないんだろうけどさ?(苦笑)。
ただ、個人的嗜好としては、珠実には今後・・・まぁ、その辺りの確執に決着が付いたとして・・・あまり『聖母』のような振る舞いはして欲しくないな^^;。逆にあくまで『なんとな~くはーとふる』で誤魔化されるのも・・・珠実に関しては、あ~んな描写やこ~んな描写を見せられちゃっているので、それはそれで、少しイヤだな^^;。
う~ん、難しいね。この辺、この作品、どう決着を付ける気なのだろう。
・・・
・・・
さて、ここから、棗が隆士に喋りだすまでのプロセスは、書いているとキリがないので省略(爆)。
・・・っていうか、コレ、文章では・・・安直に書いても安っぽい茶番劇としか思えないでしょうから^^;。
文章で書くなら、多少シチュエーション誇張して・・・セリフも推敲して・・・文面もコレでもかっ・・・ってーくらい気合入れて書いて推敲しないと、多分、ぜんぜ伝わらないと思うから・・・。
(そんな文面が書ける気力も自信も、今は無い)
なるほど・・・棗が他人を避けまくっていたのは。
鳴滝荘の住人達が思っていたように、自分達が棗にとってつまらないとか、興味ないとか・・・そうじゃなくて。
逆に棗・・・自分が『つまらない』だろうから・・・と。
折角お話できても・・・勇気をだして関わってみても・・・多分、すぐに失望されるだろうと。
つまり、恵たちの『かまって欲しいオーラ』は、彼女にとっては・・・多分嬉しいには嬉しかったのだろう。
「こっちに興味はあるみたいなんだけどねぇ・・・」(恵談)
でも、そんな好意を、多分自分は無駄にすると。
周りがより好意的接しようとするようになればなるほど、彼女はいたたまれなくなっていた・・・のかもしれない。
自然さが足りなかった。急ぎすぎていた。たとえどれだけ時間が掛かっても、毎日ごく自然に語りかけて・・・無視されても無視されても。
棗側としては無視して無視して・・・多分、そのうち呆れられる。嫌われるかもしれない・・・。
それでも、変わることなく笑顔を自然に向けてくる者には、多分、彼女のような子も、振り向くんじゃないかな?
・・・とはいっても、大問題。『彼女』は、ほんとに稀にしか出てこない・・・少なくとも、今までは。
これじゃぁ、『彼女』にとって普通の存在である者には、どうしようもないじゃないか(苦笑) ・・・と、思っていたのですが!
短期決戦(笑・・・いや、笑い事にしちゃイケナイが)。
そこで隆士が(深く意図してではない様子だが)採った行動は・・・まぁ、ほぼベストに近いのではないでしょうか?(笑)。
自分に自信が無い。それがネックで他人を避ける人間。そんな人間に振り向いてもらう為には・・・。
面白いコトで興味を引く、じゃなくて。(逆効果?)
おべっかまがいで相手の得意技を褒めまくる、でもなくて。
相手の得意分野・・・そして自分の苦手分野。つまり、『相手に自分でも役にたてる』・・・そんなフィールドを用意するコトだった。
・・・で、いいのかな?^^;
つまり鳴滝荘の他の連中がやっていたことは、そもそも棗の性格(?)を、根本的な部分で読み違えていた、と。
まー^^;、でもそう言ってもなぁ・・・^^;。
そんなの、実の親だって、気付いてあげられるかどうか・・・^^;。
隆士だって、意図してやったワケじゃぁないしね(笑)。
でも、棗の得意技(の1つ)トランプ技に挑戦!、でも上手くいかない・・・それに気付いて(思わず)振り向いて・・・。
この辺りの隆士のまるで嫌味のないやり取りには・・・確かに、こんな内向的な少女でも心地良さを感じずには居られないかもしれないな。
・・・と、まぁ、若干『偶然』含み^^;、とはいえ、遂に棗の『言葉』を引き出すことに成功した隆士。
でも、やっぱり、この時点では、まだ、隆士ですら、棗の『本当』は分かっていたワケじゃぁ、ないんだよね。
・・・いや、くどいが、普通はワカラン!^^;。
でも、この辺から・・・来る。来るんだよねぇ・・・。何か、目頭に、こう!。
今までの棗の視線・・・興味なさそうな冷たい視線・・・そうとも取れてしまう視線。トランプ技に挑戦する隆士ですら、『出来るかどうか、試されている?』・・・とすら思えた視線。鳴滝荘の他の住人には『見下されている?』・・・とも思えた視線。
でも、違う。違ったんだ。もともと棗は、誰も試してなんか居ない。ましてや、見下してなんか居ない。居なかったんだ。
「もうちょっとだった・・・かも」@棗
ここで全てが氷解する。冷たさなんて微塵もない・・・優しい声。
(いや、そりゃ梢さんだけどサ^^;)
ああっ 止めよう! この辺を言葉で語るなんて、もう、止めよう!
それはあまりに無粋だし・・・無理だし^^;。
とにかく、心を開いた棗の『喜びの表現』と来たら・・・もうっ!(くぅ)。
メチャクチャ可愛いは(^^)、笑えるは(^^)、泣けるは・・・で、
もう、大変です!(^^)
止めに、前回(まだ感想書いて無いケド)、そもそも棗を呼び覚ます発端となってしまった隆士の絵本プラン・・・その悲しい部分の一節。
その続き・・・。くぅっ!
やってくれるじゃあーりませんか!(^^)
間違いなく、現在全18話中のベストエピソード。・・・いや、くどいですが、前の回から曳いているんですケドね^^;。
この演出力があるなら、本作最終話回りには、どーしても多大(過大?)な期待をしてしまうものなのですが・・・。
原作は連載途中か・・・^^;。
惜しい1作(でも自分的には、もう傑作^^;)になってしまうのか・・・それとも!?
どうでもいいことですけど、その一部ペ○ちゃんみたいな朝美の作画は、ワザと? 天然?(笑)。