お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

エルフェンリート #1 「邂逅」

2005-04-04 02:51:57 | アニメ感想全般
かが・・・(ピーーーーーーーーーーーーー 放送禁止!)

あらあら、蔵間室長。ずいぶんマトモなヒトになっちゃって。
「・・(涙ぐんで 笑)死んでくれるな!」
「は・はい・・・お役に立てるんですねっ」
(↑うろ覚え。でもたしか、こんな感じだった)

あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ
アホかいっ!

そもそも自分、コレの原作、あんまり好きじゃない。いや、嫌いといってもいい。

でも、そんな原作がかろうじて読むに耐えたのは、この辺の蔵間室長も含めた、バカバカしいまでの異常さが、それなりにバランスを保っていたからではないか?

なんてね。実は原作、途中で脱落しています^^;。

いくら世の中憎んでも、世捨て人のフリをしたとしても・・・そんな悟ったような気分の大半は所詮単なるカンチガイ。イザとなると途端に生にしがみつく。安寧を求める。俗でもウソくさくてもいいから愛情を求める。
そんな自分に気付かされた時、自分には『エルフェンリート』は必要なくなってしまった・・・いや、違うな。それは詭弁だ。自己弁護だ。本当は・・・。
折角ココロに僅かだが、暖かい光がともった。・・・いや、それももしかしたらカンチガイかもしれない。でも、弱弱しくも暖かいものが灯っている。今はこの灯りを消したくない・・・たとえそれが刹那の幻であっても。

せっかくそんな気分になれた時に、こういう作品は読みたくなかったのだ。

だから、この作品が、その後どうなったかは知らない。
(今なら・・・読んでも大丈夫かな・・・?)

正直、原作は・・・読んだ部分に限っては狂っている、と思う。その後ひょっとしたら、マトモ路線に切り替わってたりするのかもしれませんが、もし、そうだとしたら、それはそれで余計イヤだ。初っ端がアレだったら、もう、人間なんてクソ『新人類』にとっては『ヒト』として認識されていない ルーシ達ディクロニウスこそがこの世界にはふさわしい・・・。
そういう路線で通してくれないと、もう、続きとして受け付けない。

なんだかこのアニメ版は、それを一般受けするマトモな話にしたがってるっぽいなぁ・・・。

うわ、坂東まで、マトモだよ・・・。
ええっ! これでも、ぜんっぜんマトモです。
やだなぁ・・・こんなにマトモじゃ、『人間』として見れちゃうじゃないか。

さて・・・この辺のギャップを、どう処理してくれるのだろうか?

いろんな意味で、『観るな!』、と自分の本能は警告している。ハッキリと分かる。残虐描写だの悲壮感だの、そんなものとは関係ない恐怖すら感じる。

ある意味『試し』になってしまうかもしれないな・・・と。
現在の『自分』が『本物』か、どうかの・・・。

なんちてな!

まー、だいじょーびだしょー?
最終奥義、絶対無敵スルーを身に着けたおいらには、何も恐いものなんてないさー。
多分・・・。

(蛇足)
どーでもイイけど、OPの壁画っぽい背景とモロアニメ絵の人物像とのミスマッチ感覚(?)は・・・
激しく微妙(笑)。