ブルホを出て眠い目をこすりながらオベリスコへ向かった。
バスか電車か分からんけど乗ったらずっと寝てよ
1時15分ぴったりにオベリスコに到着。
あたりまえだが誰も来てない。
と、思いきや、すぐに誰か知らない外人が話しかけてきた。
ポーランド人でミゲル。
どっかでオレの撒いたビラを見て来たのかな?
あわれな犠牲者だ。
しかしこのミゲル、よく喋る。
アルゼンチンに来て3ヶ月らしいが結構喋れるのだ。
もちろん結構間違えてるけど性格が喋り好きなのだろう。
喋るヤツは上手くなるのが早いんだよ。
しかし、よく喋る。
外人(アルゼンチン人以外)は何考えてるのか読みにくい。
とりあえずオレの仕事はミゲルに犠牲者だと気付かせないように機嫌を取ることだ。
少ししてマリエラといつもブルホに来てるアルゼンチン人のカップルとアメリカ人のカップルがやってきた。
バスで行くのはこの7人。
。。。7人、だけ?
おいおい、あんなどうやって行くのかわからんとこに直接行くヤツなんてほとんどおらんよ。オレとを除いてお金払ってるのは5人。直接行くやつはもっと少ないだろうから3人くらいかな。
。。。ショ、ショボすぎる。。。。
結局オレはミゲルと一緒の席に座るしかなくなった。
ハァ、到着する前からツいてない。。。
バスは4.5ペソ
思ったとおり、ミゲルは乗りはじめから喋り続けた。
オ、オレに睡眠をくれーーー
今回マラトンをする「レプブリカ・デ・ロス・ニーニョス」は訳すと「子供共和国」
60年位前にここに集まって遊んでた子供たちが自分たちで運営するようになったのが始まりらしい。昔ディズニーが来て「いいとこだ」と誉めまくったという話もある。
今は国が経営している。
ラ・プラタのセントロより少しブエノス寄りにある。
マリエラが運転手に3回も訊いたのに4回目に訊いたときには「もう過ぎたよ」と言われたらしい。
みんなでバスを降りる。
仕方ないのでその辺の人にどのコレクティーボ(市バス)に乗るのか訊く。
またこれが、人によって言うこと違うんだよ。
道を渡ったと思ったら反対側だと言われるし。
ばりばりアルゼンチンだな。
マリエラは主催側に入ってないんでオレと同じような立場。
彼女も行く前から開き直って諦らめてるんだけどこのバス旅のリーダーになってるからお金払った人たちに「悪いな」と思ったらしく、「いいよ」って言ったんだけどコレクティーボ代を出してくれたり謝ったりしてた
亜人カップルはもちろん、米人カップルも結構こっち長いんで大体理解かってるだろうけどミゲルはすでにショボいことに気付き出したかも。。。
ヤバい。。。
とにかく話をうまく合わせてごまかさないと。。。
してるあいだにあっさり現地に到着した。
イメージ通りのショボいテーマパークだった。
土曜日だというのに遊びに来てる子供連れの客はパラパラ。
土地だけは広い。どれくらい広いのかわからんが芝生にいっぱい針葉樹が植えてあってゴルフ場みたいな感じだ。池も何個かあってボートに乗れたりもする。動物も何種類か飼っているらしい。アトラクションも何個かある。ところどころに小さ目な洋風の建物もある。
建物がすべてどっかの国の建物をまねて何分の1だかの大きさで作ってあるらしい。
その建物が集まって街のようになってるところがあった。ディズニーランドをまねたような感じで、レストランとか玩具屋がならんでる。
その一角にタンゴブルホの垂れ幕を発見。
よく見るとその建物の入り口に白い紙に下手くそな字で「マラトン・デ・タンゴ」と書いてあった。
亜人カップルは大ウケしてたが、これで全員ホンマにショボいということを確信した。
中に入るとそこはレストランだった。
どうやらパリーシャ屋(アルゼンチン焼肉)を1軒まるまる借り切ったらしい。
受付を済ませて宿泊所に行く。
予想通りの50人ドミ。予想通りにボロいマット。予想通りに湯の出ないシャワー。予想通りに少ない申込者。
オレって天才かと思うくらい予想が当たってしまった
6時から&のクラス。の予定だったが生徒数が12、3人くらい、しかもお金払ってるのはそのうち何人?
という状況だったので&も参加してみんなでクラスをやった。
人数が少ないとアットホームな感じになる。
&も結構教えるのは上手かった。
そのあと続けて&のレディーステクニック
せっかくなのでオレも受けることにした。
(ガストン マリエラ マルティン カロリーナ)
終わったのが9時半ごろ。
そのままなんとなくミロンガに突入した。。。らしい。。。
値下げが決まったときに急いで「ミロンガだけなら15ペソ(600円)」というビラを印刷して撒いたんだけど4日間くらいだし、こんな辺ピなとこに誰も来ないだろう。。。
とりあえずカウンターで食べ物や飲み物も売り出したのでオレもハンバーガーを食った。
あ~ぁ、この20人くらいでミロンガかぁ。
しょ、ショボすぎる。。。
本編 2日目へ
バスか電車か分からんけど乗ったらずっと寝てよ
1時15分ぴったりにオベリスコに到着。
あたりまえだが誰も来てない。
と、思いきや、すぐに誰か知らない外人が話しかけてきた。
ポーランド人でミゲル。
どっかでオレの撒いたビラを見て来たのかな?
あわれな犠牲者だ。
しかしこのミゲル、よく喋る。
アルゼンチンに来て3ヶ月らしいが結構喋れるのだ。
もちろん結構間違えてるけど性格が喋り好きなのだろう。
喋るヤツは上手くなるのが早いんだよ。
しかし、よく喋る。
外人(アルゼンチン人以外)は何考えてるのか読みにくい。
とりあえずオレの仕事はミゲルに犠牲者だと気付かせないように機嫌を取ることだ。
少ししてマリエラといつもブルホに来てるアルゼンチン人のカップルとアメリカ人のカップルがやってきた。
バスで行くのはこの7人。
。。。7人、だけ?
おいおい、あんなどうやって行くのかわからんとこに直接行くヤツなんてほとんどおらんよ。オレとを除いてお金払ってるのは5人。直接行くやつはもっと少ないだろうから3人くらいかな。
。。。ショ、ショボすぎる。。。。
結局オレはミゲルと一緒の席に座るしかなくなった。
ハァ、到着する前からツいてない。。。
バスは4.5ペソ
思ったとおり、ミゲルは乗りはじめから喋り続けた。
オ、オレに睡眠をくれーーー
今回マラトンをする「レプブリカ・デ・ロス・ニーニョス」は訳すと「子供共和国」
60年位前にここに集まって遊んでた子供たちが自分たちで運営するようになったのが始まりらしい。昔ディズニーが来て「いいとこだ」と誉めまくったという話もある。
今は国が経営している。
ラ・プラタのセントロより少しブエノス寄りにある。
マリエラが運転手に3回も訊いたのに4回目に訊いたときには「もう過ぎたよ」と言われたらしい。
みんなでバスを降りる。
仕方ないのでその辺の人にどのコレクティーボ(市バス)に乗るのか訊く。
またこれが、人によって言うこと違うんだよ。
道を渡ったと思ったら反対側だと言われるし。
ばりばりアルゼンチンだな。
マリエラは主催側に入ってないんでオレと同じような立場。
彼女も行く前から開き直って諦らめてるんだけどこのバス旅のリーダーになってるからお金払った人たちに「悪いな」と思ったらしく、「いいよ」って言ったんだけどコレクティーボ代を出してくれたり謝ったりしてた
亜人カップルはもちろん、米人カップルも結構こっち長いんで大体理解かってるだろうけどミゲルはすでにショボいことに気付き出したかも。。。
ヤバい。。。
とにかく話をうまく合わせてごまかさないと。。。
してるあいだにあっさり現地に到着した。
イメージ通りのショボいテーマパークだった。
土曜日だというのに遊びに来てる子供連れの客はパラパラ。
土地だけは広い。どれくらい広いのかわからんが芝生にいっぱい針葉樹が植えてあってゴルフ場みたいな感じだ。池も何個かあってボートに乗れたりもする。動物も何種類か飼っているらしい。アトラクションも何個かある。ところどころに小さ目な洋風の建物もある。
建物がすべてどっかの国の建物をまねて何分の1だかの大きさで作ってあるらしい。
その建物が集まって街のようになってるところがあった。ディズニーランドをまねたような感じで、レストランとか玩具屋がならんでる。
その一角にタンゴブルホの垂れ幕を発見。
よく見るとその建物の入り口に白い紙に下手くそな字で「マラトン・デ・タンゴ」と書いてあった。
亜人カップルは大ウケしてたが、これで全員ホンマにショボいということを確信した。
中に入るとそこはレストランだった。
どうやらパリーシャ屋(アルゼンチン焼肉)を1軒まるまる借り切ったらしい。
受付を済ませて宿泊所に行く。
予想通りの50人ドミ。予想通りにボロいマット。予想通りに湯の出ないシャワー。予想通りに少ない申込者。
オレって天才かと思うくらい予想が当たってしまった
6時から&のクラス。の予定だったが生徒数が12、3人くらい、しかもお金払ってるのはそのうち何人?
という状況だったので&も参加してみんなでクラスをやった。
人数が少ないとアットホームな感じになる。
&も結構教えるのは上手かった。
そのあと続けて&のレディーステクニック
せっかくなのでオレも受けることにした。
(ガストン マリエラ マルティン カロリーナ)
終わったのが9時半ごろ。
そのままなんとなくミロンガに突入した。。。らしい。。。
値下げが決まったときに急いで「ミロンガだけなら15ペソ(600円)」というビラを印刷して撒いたんだけど4日間くらいだし、こんな辺ピなとこに誰も来ないだろう。。。
とりあえずカウンターで食べ物や飲み物も売り出したのでオレもハンバーガーを食った。
あ~ぁ、この20人くらいでミロンガかぁ。
しょ、ショボすぎる。。。
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