メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
お洒落(?)な出来事を毒談と偏見で綴るブログ

14’アニベルサリオ ラ・ビルータ 2日目

2008年11月25日 15時16分17秒 | 他でのデモ
連日のイベント続きにさすがに疲れてかなり遅めに宿を出た。
着いたのが2時半ごろ。


もしかしたらすでにショーは始まってたのかもしんない。





最初に見たデモはミロンゲーロのジ様バ様。
ロス・フィリピーニ


Los Filipini - Lejos de ti



昨日の知らないジ様たちと同じで曲を良く知っている。
タンゴとワルツを披露。

年季の入った古いトラディショナルな踊りは味がある。










オラシオ & セシリア


Horacio Godoy & Cecilia Garcia - Oblivion




やっぱり このおっさんはすごいっ!  
セシリアもめちゃくちゃすごいっ!! 



この二人、ほんとに全身で音楽を、踊りを表現している。

オラシオがメロディーに合わせてゆっくり腕を上げていく時、
止まっている時のセシリアの視線。 


頭どころか、睫毛の先からヒールの先まで、一瞬たりとも音楽から離れることがない。



完璧に演じきっている! 



おっさんはノってくるとかなりリードが荒くなるがセシリアにはそれをカバーしてなお、自分を演じれる高い技術がある。

この天才2人の組み合わせだからこそ見れる素晴らしいショーだった。


3曲ともインプロ。
今回はずっとまじめに踊ってた。
オレ的にはアホなことをやるおっさんが大好きなんだが。。。










アオニケン&カルラ


「空飛ぶデブ」 アオニケン。


2年前に大会で準優勝してから人気が出たが調子に乗ってやりたい放題していたら人気が落ちた。
ほんとにやりたい放題で暴れまわって(踊りの中で)リードはブンブンだし、ただ動き回ってた だけだった。


んだもんで、最近は
「あー、あのデブはもう見やんでもええわー」
と思ってたら一昨日は珍しく落ち着いてた。



カルラはその昔タンゴ・ヌエボのはしり「タンゴ・ディスカバリー」というクラスをマウリシオと一緒にやっていた。


余談だが、 
このマウリシオ、当時はまだヌエボを教える先生が少なかったために全然踊れないのにアメリカで人気が出てしまった。
アメリカのタンゴが他国に遅れを取ることになった原因のひとつだ。



Aoniken Quiroga




久しぶりに踊れるデブを見た。
一回体勢崩れのガンチョをしたくらいで後は落ち着いてリードしていた。
落ち着いていればこのデブはやっぱり上手い。
このラテンのリズム感は素晴らしい。

カルラはきれいな踊りではないがフォローは出来る。

カルラのフォロー技術がデブを落ち着かせたとも言えるが残念ながらデブの前ではどの女の子も目立たない。







パブロ&ノエリア


今夜の最後のデモはパブロ&ノエリアだった。
タンゴとミロンガを披露。

2006年メトロポリターノ、サロン部門優勝。
サロン系で現在一番人気のあるパレハ。


彼らの身体の使い方はほんとに柔らかいゴムのようだ。
ヒザを深く使った「上下動」を多く使うのが彼らの特徴。
その動きでノエリアの足がゴムまりのように跳ねるのがかわいい。

この前のブルホのプラクティカのテーマも「上下動の使い分け」だった。



前見たときは「上下しすぎだろー」
と思ったがこの日は適度だった。

自分達でも気付いたのだろう。

自分の長所短所、特徴をつかむことはすごく大事だ。


Pablo Rodriguez & Noelia Hurtado




昨日のフェデ&イネスは大当たりだったが、今日はどれも良かった。

ハズレなし!!






最新の画像もっと見る