山岳と野鳥たち

日本百名山などを登ったり、爽やかに囀る鳥達との巡り合いを楽しんでいます

8月も・・

2008-08-31 | Weblog
最後の日となってしまった。
連日続いた茹だるような暑さの後に降り続いた雨で涼しくなり、均すと平年並みとなるそうだ。

撮友の蝶博士からコメントが寄せられたので概略を述べると・・
8/29 嵐の後・・ のアカタテハだろうか・・は「ツマグロヒョウモンの雌」でした
8/30 今日も・・ のイチモンジチョウとホシミスジは見事に正解! 
特筆すべきは、ホシミスジは生息場所が限られているのでなかなか見ることが出来ない蝶だそうで \(^0^)/


ツマグロヒョウモンと言えば、7/24にアップしていたのだがすっかり忘れていた



こんなに綺麗な蝶なのでシッカリと目に焼き付けて置かなくては・・



そこで、もう一度見に行くと、ツマグロヒョウモンの姿は見えず、代わりにアゲハ(揚羽)が舞っていた・・・



裏庭で「グァッ~」と鳴き声がしたので覗いてみると眼下にアオサギ(蒼鷺)が飛んでいた
そろそろ鳥撮りで駆けずり回って山歩きの体力を養っておかなくては・・・
この、何ともハッキリしない天気がいつまで続くのやら・・・

今日も・・

2008-08-30 | Weblog
当地には大雨注意報が出ており、一日中雨の筈だが、08:30頃から陽が射してきた

在庫の整理をしていたので、出掛けるには中途半端な時間帯だ・・・

まあ、在庫を整理した後で考えることにしよう。


富士山麓の散策路に設置されていた案内図
このコースを歩くには朝露で濡れるし、チョットだがキモ悪いから長靴を履いていた方が良さそうだ・・
それに、山沿いにはイノシシの足跡が沢山あったヨ~!



この近くに咲いていたオニユリ



それにひっそりと咲いていた一輪のキスゲ



蝶が沢山舞っていたが、これはイチモンジチョウ(一文字蝶)だろうか?
よく似たので、フタスジチョウがいるが・・



こちらは図鑑で見るとホシミスジ(星三筋)のようだが後ろ羽の裏の小さな黒斑を見れなかった。
同じ様な模様のオオミスジやコミスジもいるので詳しくは判らない。
花や蝶にも同じ様な姿をしているのが多くて・・ 

嵐の後・・

2008-08-29 | Weblog
昨夜の雷は凄かった! ピカッと真昼のような明るさを出した後、とてつもない響きでどど~んと轟音を発した。
明け方までこれが続いたのだからたまったものではない。

今日も一日中雨の予報だったがところが、予報に反してお昼前には真っ青な空が見えてきた・・・


急いで、飛びだしてみると、駐車場に綺麗な蝶が舞っていた。
アカタテハだろうか、今まで気が付かなかったが身近に色々な蝶が舞っている・・



公園に行ってみると、お目当ての鳥が見えない。
カルガモを撮りながら待ってみたが・・・



いくら待っても、探し歩いても姿が見えない。
春に来たときもそうだった。 どうやら、目的の鳥とは相性が悪いようだ・・



カワセミはあちこちでチャッポン・チャッポンを繰り返しているが珍しくないので撮る気になれず・・
代わりにシジュウガラにレンズを向けると目線を送ってくれた (^0^/

2時間経った頃、雲が厚くなり遠くで雷鳴が聞こえだしたので撤退 

予報通りの雨・・・

2008-08-28 | Weblog
昨日は束の間の晴れだったようで、今日は朝から降りっぱなしとなってしまった

この雨の中、元気に舞っているのはツバメくらいのものだ・・


鳥撮り名人から情報が寄せられました。この子は「アオアシシギ」でした。 いつもの事ながら感謝感謝!

ちなみに我が家の図鑑には【チドリ目・シギ科】の中でシギと名の付くものは、ヒバリシギ、ウズラシギ、エリマキシギ、
オオハシシギ、ツルシギ、コアオアシシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、タシギ、セイタカシギ、ヤマシギ、
ハマシギ、サルハマシギ、ミユビシギ、オバシギ、コオバシギ、ツリハシシギ、キョウジョシギ、アオアシシギ、
アカカシシギ、キアシシギ、オグロシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、ホウロクシギ、チュウシャクシギ、
コシャクシギ、アカエリヒレアシシギ、ハイイロヒレアシシギ・・・
これに夏羽、冬羽、幼鳥、それに名前の違う鳥達が加わるわけでもう何が何だか~ ≧@_@≦



どういう訳か、アマサギ(亜麻鷺)が綺麗に撮れない・・・
この鳥は敏感なので近寄れず遠くからテレ端近くで撮るしか手立てがない
そうするとこの日のように天気が良い日は大気が揺れてデジスコではピントが合わせにくくなってしまう



そこで、少しでも近くに寄って行って撮ろうとするとコサギやチュウサギは大丈夫な距離でも
アマサギだけはこのように真っ先に飛んでしまうのだ



シオカラトンボのように傍に寄ってもジ~っとしていてくれたらな~・・っといつも思っている

この雨が上がったら綺麗なアマサギを撮りに出掛けよう 

晴れ~!

2008-08-27 | Weblog
久しぶりに夜明けと共に青空が見えていた。

撮友もジッとしていられなかったようで早々とお誘いのメールを寄こしてきた。
待ってましたとばかりに、先日、セイタカシギを見つけたポイントへ直行~!

いるいる、お目当てのセイタカシギやコサギ、チュウサギ、アマサギ 空を仰げばオオタカ等々・・・


最初に撮ったのがこの鳥だが・・・たぶんイソシギだろう



近くで撮るとこんなに可愛い顔をしている
光の加減で白っぽくなっているが一枚目の色のように茶色ぽかった



次に撮ったがこの鳥だが・・・図鑑を見てもこれはと言う決定的な特徴が掴めない



細面でスマートな鳥だ
多分、シギの仲間だろうが、この種の鳥は判別が難しい (~-~;
よって、本日はコメントの受付をしますのでご意見をお寄せください。


で・・・ セイタカシギはって? 
それはネ・・・、明日から又雨模様なので在庫にしました。 悪しからず・・・

富士山麓

2008-08-26 | 百名山 他
八ヶ岳からの帰り道、チョット寄り道をして、ダイヤモンド富士を撮ろうとしたが・・・
真夜中、富士山はクッキリと姿を見せていた・・・これは期待できるぞっ~と 

ところが、朝4時に目覚めてみると・・・ン? 富士山の姿が見えない!
雲よ取れろ~っと願いつつ、カメラをセットしたものの・・
結局、日の出の時刻が過ぎても富士山頂は姿を見せてくれなかった。

05:30 気持ちの切り替えは早い! デジスコ担いで高原の散策開始!


すっかり明るくなって、振り返ると雲の切れ間から一瞬だが富士山が姿を現した。
時すでに遅し~っ!


この高原は広い。 朝露を踏みながら東海自然歩道を歩き回ると爽やかな気分になる。
このアズマヤの周りには野鳥が沢山やってくる。
でも、近くで撮らせてくれるのはヒヨドリとガビチョウだけだった。


モズを発見! この子は幼鳥で、丁度松葉の陰になってしまったが親鳥が餌を運んできたところだった。
狙いはアカモズだったが・・・


毛無山塊の麓を3時間ほど散策した後、山中湖へ向かった。
途中、猛禽が舞っていたので追いかけながら複雑な農道を走っていたら方向を見失ってしまった。
R71を走っているのだがお日様は左から射している・・・
これは逆方向だよ~!っっっと 「勘ナビ」が修正して危機を脱した(笑)


水場には先客がポツンと一人背を丸めて寂しい限り。 2時間経つが何も来ないとぼやいていた。
まあ、その内、何か来るだろうと待ち構えたが、2時間待ってやって来たのはこのヤマガラ1羽だけだった。

空模様が怪しくなってきたので帰路に就こうとした時、地元の方が穴場に連れていってくれると嬉しいお誘い。
峠のコマドリで会って以来だったが、親切に驚きのマル秘ポイントに案内してくださった。
これから山中湖に行くのが楽しみだ! 


八ヶ岳 ・・ Ⅲ

2008-08-25 | 百名山 他
夕食の後、硫黄岳から一緒に歩いたご夫婦と大部屋で隣り合わせになり、楽しい団欒の時を過ごした。
この日の宿泊者は20名足らずで、ゆったりとしたスペースが確保されたが・・・

隣のブロックでは山小屋初体験のおばさんが一人で大声を上げてはしゃぎまくっているし・・
別のグループからはガぁ~ゴぉ~と大音響を響かせる者まで・・・

05:30 「朝食の準備が出来ました~」 この館内放送の待ち遠しかったこと! 一番で食堂へ駆けつけた(笑)
朝食もバイキングで品数はたっぷりと用意されており、なんとも美味しかったこと。


食事を終えると皆さんは先を競うように次々と出発した。
外は風が強くガスって何も見えないのでゆっくりしようとしたが、置いてきぼりを喰ったようで
06:15 渋々と天望荘を後にして赤岳山頂を目指して急坂を登った。



07:15 足場が悪くて滑る坂道とクサリと伝って登った赤岳(2899m)山頂はガスって何も見えない。
両方向から次々と登ってくるので頂上はあっと言う間に一杯になってしまった。


赤岳から阿弥陀岳に向かっては、急な崖をクサリやハシゴを伝って下った。
その後、広い尾根道を下りながらぐんぐんと高度を下げた。
こんなに下ると、登り返しが大変だな~っと思ってみたものの、どうしようもない。

08:20 中岳に登り、 08:35 再び下って中岳のコル(2640m)。
ザックをここに置いていよいよ最後の登りに差し掛かった。

ところが、登り始めるとコースガイドに載ってないハシゴやクサリ場が次々と現れて・・オイオイ!

09:15 阿弥陀岳(2805m)山頂 誰もいない静かな山頂だったが、ガスが深くて何も見えない。

13:00 行者小屋(2350m)経由南沢コースを下って美濃戸(1710m)へ帰着。



帰路、下界は晴れ~! 中央高速道から八ヶ岳がクッキリと見えたので、八ヶ岳PAに寄って全容を撮ろうとしたら
カメラを向けた途端、また雲の中に隠れてしまった。 どうしても撮らせてくれない山らしい・・

・・っと、何も景観を楽しむことが出来なかった八ヶ岳であったが、変化に富んだ山歩きが楽しめ、
ミソサザイ、ルリビタキ、ホシガラス等々数多くの鳥達が間近でたっぷりと見られて記憶に残る山登りとなった。

天気の読みは当たって、雨は免れたれたが、予想外に手強いガスの中で過ごした2日間でもあった 


八ヶ岳 ・・ Ⅱ

2008-08-24 | 百名山 他
強風でガスが吹き流される中を数羽のホシガラスがスイスイと飛び回っていた。
時折舞い降りてはハイマツの実を食いちぎり岩の上で食べており、その残骸があちらこちらに散らばっていた。
近くに止まっているのをコンデジで何コマも撮っては見たが、ガスが邪魔をしており全部没となってしまった。


硫黄岳山荘からは数カ所の長いクサリ場やハシゴが続く難所となり、注意深く歩を進めて・・
13:15 登り着いた横岳(2829m)は気抜けするほどの素朴なところだった・・



岩がゴロゴロした山頂は景観が得られず、休むことなく先へと進んだ。
その先は、長いクサリ場とハシゴが連続する岩場の急降下となっていた。
下っているときはさほど気にならなかったが、振り返ってみると・・・あんなテッペンから降りたのか~!
(よ~く見ると、ゴマ粒位の大きさで人が3カ所写っている)



ガレ場のアップダウンを繰り返して二十三夜峰からは赤岳(2899m)がうっすらと見えてきた。
ガスの切れ間を狙ってシャッターチャンスを待つこと十数分・・・
やっと姿を見せてくれた。 中腹には宿泊地の赤岳天望荘も見える。
明朝はあの急坂を登って行くのか~! 気合いが入る!!



その右には赤岳から続く中岳と阿弥陀岳(2805m)も姿を現してくれた。

やっと山容が身近で見られて感激したのだが、それもつかの間の事で直ぐさまガスの中へと消えていった。

14:50 なだらかな尾根道をゆったりとした足取りで進み、赤岳天望荘に到着。
荷をほどき、こんな場所に~!? っと驚きの巨大な五右衛門風呂に浸かると・・ あぁ~ 極楽極楽!
館内の掲示板には、前日の最低気温は7℃、最高気温は12℃と書かれていた。道理で寒いはずだ。
食事はバイキング方式で品数も豊富で美味しく箸が進む。

満腹となり命の水もたっぷりと補給し、フリースを着込んで早々と寝袋にもぐり込んだが・・・   To be continued


八ヶ岳

2008-08-23 | 百名山 他
8月20~21日と八ヶ岳に登ってきました。

連日大気の状態が不安定で雷雨の日が続いていたが、天気図と睨めっこ、満を持しての決行だ。
当日の天気予報は晴れで中央高速道を軽快に突っ走り美濃戸登山口に着いた。
快適な山歩きを期待して出発~!


07:15 美濃戸登山口から北沢ルートで鬱蒼と生い茂った林道をルリビタキなどを観ながら堰堤広場へと進んだ。

ここから沢を何度も渡りながら急坂となった登山道を赤岳鉱泉へと登り始めたが、ガスが立ちこめて視界を塞ぐ。

SUUNTOの腕時計を見ると・・・ン?  時刻が表示されてない! 電池切れだ~! 
後はケータイの時計だけが頼りだ (~~;)


10:50 広い台地の赤岩の頭に着くと折角のビューポイントもガスって景観はゼロ。
強い風が吹いていたが身を隠す場所はない。
一瞬のガスの切れ間から硫黄岳を望む事が出来たので急いでシャッターを押すが・・・



11:50 強風の中を進んで着いた広い台地状の硫黄岳山頂(2760m)は完全にガスの中・・・



道しるべとなるケルンを探しながら手探り状態で進むしかな~い!
風は強さを増してくて吹き飛ばされそうな勢いである。
この強風の中、身を丸めて歩くこと一時間・・



やっと、硫黄岳山荘に着いた。
ここでレインウエアーを重ね着して強風で体温が低下するのを防いで出発。

暫く進むと前方に横岳(2829m)が見えてきた・・・これも一瞬チラッと見えただけ。

そして、いよいよ八ヶ岳名物のクサリ場とハシゴの難所が始まったのだ・・・     To be continued

秋の気配が・・

2008-08-19 | Weblog
すぐそこで感じられる今日この頃です。

日差しは強く、30℃を越す暑さのようだが、高層階を吹き抜ける風は涼しくて心地よい。

天気がよい日を狙っていつでも出掛けられるように山登りの準備に追われているので、在庫から・・



高原のノビタキ達もそろそろ平地に降りる準備をしているだろう・・



始めは、カメラ目線で見つめていたが・・



その内、威嚇して来ちゃった・・

高原の在庫も残り少なくなってきたので、何処か鳥撮りに出掛けなくては・・・